「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

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2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【専制主義】ロシアに中国、世論を二分してまで押し通した首相と何が違うのか

権力への執着なのでしょうか、プーチン大統領がウクライナの東部と南部の4つの州をロシアに併合する文書に調印すると発表したといいます。 特定の個人、あるいは一政党、軍部などの幹部からなる小集団が、自分たちの意志にのみ基づき政治を支配することを専…

【混迷する世界の政治】なぜこんなに聞く力がなくなったのだろうか

政治の劣化が気がかりです。混乱する日本の政治はもちろんのことですが、英国でもトラス新政権の経済政策が物議を醸しているようです。 借金で賄う450億ポンド(約7兆円)の減税を含む措置を発表すると、ポンドが急落し、英国債の利回りが急騰し、英国は経済…

【国葬】割れた世論、早くも政局との見方も

功績を歴史に刻んだところで、時は流れ、その功績もどこで評価が変ることもあるのでしょう。 自分がどんなに偉いと思っても、悠久の時の流れの中では、人は時空間の立体スクリーンに映し出される小さな輝点のひとつにすぎない。(引用:「なぜ真のリーダーが…

【国葬と弔問外交】引き継がれる遺志は何のため、社会をおき去りにしていないか

弔問外交が始まったようです。「国葬」翌日の28日まで続くといいます。岸田首相は一連の会談を通じて、「安倍元首相の外交的遺産を受け継いで、発展させる意思を内外に発信したい」としてるそうです。 安倍氏の政策を是としているのでしょうか。盲信、過信は…

【横暴ではないのか】反発を顧みず強硬になるロシア、反対を押し切っても国葬を強行する首相

中国とインドの外相が国連総会で演説し、食料やエネルギーについて危機感をにじませ、ロシアへの不快感を表明し、戦闘の長期化に懸念を示したそうです。 インドと中国、国連演説でウクライナ侵攻に懸念表明 露は両国に秋波 - 産経ニュース 「今は戦争と紛争…

日中国交正常化50周年、中国が力をつけた50年、次の50年は何が待っているのか

日本と中国の国交が正常化して29日で50年を迎むかえることになります。北京で25日、中国公共外交協会による「日中国交正常化50周年記念イベント」が開催されたといいます。 日中国交正常化50年 北京のイベントに行列「相互理解で関係打開」 | 毎日新聞 毎日…

予備役招集に反発するロシア国民、政治は国民感情を知るべきではないのか

ロシアで予備役の部分的な「動員令」を発動され、国民の一部が招集を回避するため出国しようと、ロシアの国境沿いに長い行列を作ったといいます。 ロシア国境に出国待ちの長い車列、予備役招集から逃れようと隣国目指す - BBCニュース どんなに勇ましいこと…

専門家が効果を疑う為替介入、安保理改革を求める国連演説、ちぐはぐさが目立つ首相の言動

政府・日銀が為替介入に踏み切りました。 「投機による為替の過度な変動は見逃すことができず実施した」と岸田首相が述べたそうです。また、「過度な変動には断固として必要な対応を取る」とも語ったといいます。 政府・日銀が24年ぶり円買い介入:識者はこ…

【倫理と性】続く残念と感じるニュース、スノーピーク山井社長が電撃辞任

アウトドア大手のスノーピークの山井梨沙社長(34)が辞任しました。既婚男性との交際、妊娠を理由に、本人から辞任を申し出たことによるといいます。 スノーピークは、「本件を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、関係者の皆さまに心よりおわび申し上げ…

世論調査の結果で一喜一憂しない首相、データ軽視が優柔不断、不決断を招くのか

「世論調査の結果については一喜一憂しない」と、岸田首相が述べたそうです。 また、「国民の声には丁寧に耳を傾けていかなければならない。政治の責任を果たすべく、具体的な課題に向けて一つ一つ結果を出すことが重要であると考え、これからも一つ一つの課…

厳かなるエリザベス女王の国葬、弔意を示し、故人を偲び、その人柄を改めて知る

エリザベス英女王の国葬がウェストミンスター寺院で厳かに執り行われました。世界各国の元首や王族、指導者など約2000人が参列し、生涯にわたって強い使命感をもち続けた女王をしのんだといいます。 英エリザベス女王の国葬、執り行われる 奉仕の生涯を追悼 …

支持率急落、気になる首相の命運、まともな政治は期待できないのか

EU欧州連合では、高騰している天然ガスと電力の価格を抑制するため、エネルギー企業の利益を一部徴収する方針を決めたそうです。 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、「この状況下で、戦争の影響を利用して消費者から記録的な利益を得ることは間違って…

【特別警報】接近する危険な台風、間の悪い首相は防衛費増額の論議を始める

過去に類似する台風がないくらい危険な台風が北上しています。今日午前にも奄美地方に接近し、その後九州南部へ近づいていくようです。台風14号の接近が間近に迫る鹿児島県に、気象庁は暴風と波浪、高潮の特別警報を発表したそうです。大きな被害にならない…

【円安と貿易赤字】新しい資本主義、経済成長と分配は実現するのだろうか

急激な円安はよくないと口先介入したところで、その流れは止まりません。為替介入を示唆する発言があって、ようやく足踏みし始めたようです。小手先の対応で、一時的な効果はあっても、その傾向が長期的な円高に転じさせるほどの力はあるのでしょうか。 円安…

【混乱】気になる首相の優柔不断さ、国連総会参加は問題からの逃避か

米国の消費者物価指数が発表されると、円安が一気に進み、これを受け、鈴木財務相が禁じ手の為替介入を示唆しました。円相場が生活に直結するようになっているだけに動向が気になります。 混乱が続き、不安が増しますが、一向に収まる気配はありません。 宗…

【独善が過ぎないか】国葬準備に突き進む政府が、人権擁護を企業に求める違和感

エリザベス女王の国葬の準備が進んでいるようです。各国元首が参列、威厳あるものとなるのでしょうか。英国では、国葬は王室や特別な功労者を対象とし、議会での予算審議と承認が必須となっているといいます。 日本でも国葬の準備が進んでいるようです。 意…

【CSV経営とマーケティング】トロピカーナの景品表示法違反はマーケターのしくじりか

CSV経営を掲げるキリングループ、そのグループ会社の商品「トロピカーナ 100%まるごと果実感 メロンテイスト」(900ml)が、景品表示法違反に当たるとして、消費者庁から再発防止を求める措置命令を受けたといいます。 「CSV」、ハーバード大学のマイケル E…

あの元首相とカルト、疑念を解消することはできるのか

岸田内閣の支持率がまた下落したことが、朝日新聞社の全国世論調査で明らかになりました。 前回8月の調査から6ポイント下落の41%だったといいます。不支持率は前回より大幅増の47%と、半数近くが支持せず、初めて不支持が支持を上回ったそうです。国葬の賛否…

【円安の影響がこんなところにも】問題解決できずに錆つく日本

円安が一段と進んでいます。黒田日銀総裁が岸田首相と面談し、「急激な為替レートの変動は好ましくなく」と発言し、円が多少値を戻したようです。今後の円の動きと、政府・日銀の対応はどうなっていくのでしょうか。 一方、村井宮城県知事がベトナム訪問し、…

【新しい価値に追いつかぬ常識】AI絵画は芸術なのか、コンテスト優勝に異論

米コロラド州のイベント「ステート・フェア」の美術作品コンテストで、AIで生成したアートが、史上初めて表彰されたそうです。アーティストたちはこれを不正行為として、猛反発しているといいます。 【議論百出】「AIの作品が美術コンテストで優勝」の波紋 …

大きな喪失感、権威を示し、敬愛されたエリザベス女王逝く

クイーン・エリザベス、英国のエリザベス女王が亡くなられました。在位70年、歴代最長といいます。享年96歳。英国の安定と国民統合の象徴として絶大な人気と尊敬を集めていたそうです。 「権威」とは何かを示された方であったのではないでしょうか。大きな喪…

続くおぞましい出来事、朽ち行く日本、政治は変われるのだろうか

連日のように報道される痛々しい事件、おぞましい出来事、不正、迷走する政治、止まらぬ円安。この国の未来が心配になります。 五輪汚職、パーク24を捜索 大会スポンサー、関係先 | 共同通信 箍が外れたかのように次々と不正の疑いが明るみになっています。…

今すぐに使えない防衛装備品が多数との報道、防衛費増額も思いつきか

連日報道される自民党にまつわるニュースや政府の諸対応を聞かされ、醜いものと感じるばかりです。なぜにこうも問題解決できずに、長引くのかと嫌になります。当の本人たちに良心と自覚があれば、もう少し早く収まりをみせるのではないでしょうか。 こんな体…

リズ・トラス氏、イギリス新首相は物価高騰を阻止できるのだろうか

リズ・トラス氏、現外相が次のイギリス首相に決まりました。 「この厳しい時代をみんなで切り抜け、経済を成長させ、イギリスの可能性を解き放つため、大胆に行動します」とツイートしたそうです。 トラス英外相、イギリスの新首相に 保守党の党首選で勝利 -…

マイナポイントは何のため、邪道との指摘も、非人間的に見えるアマゾンの生産追求の凄さ

「ユニコーンバブルの崩壊」、ソフトバンクグループが3兆円を超す赤字を発表し、孫社長はユニコーン企業の評価がバブル状態だったと反省したといいます。2022年に入り、テクノロジー業界の経済成長が鈍化したといわれているのだから当然の結果ということなの…

円はジャンク通貨なのか、なぜこんなことになったのか

円がまた心理的な節目を超えました。140円超の円安。どこまで下落していくのかと心配になります。 「行きすぎた円安で円がジャンク(がらくた)通貨化している」 日本円が「ジャンク通貨」に? ロシアや新興国通貨よりも価値下落:朝日新聞デジタル 東短リサ…

危機を乗り越えるリーダーシップと、混乱を生み出す首相の選択

米国のパニック映画では、力を発揮すべき権威・権力の無能さを描き、権力を持たない市井の人が立ち上がって事件を解決していくストーリーが描かれ、そこには「権威・権力に依存するな、権力を持たないが自ら動け」という一種の批判性があるといいます。 とこ…

凶暴化する気候変動、待ったなしの脱炭素、求められる「SX」

南の海上で非常に強い勢力を維持し停滞していた台風11号が、明日には北上を始めるとの予測があるようです。短時間に猛烈な勢力までに成長し、迷走するかのような動きを見せていました。今後の動きが気になります。大きな被害にならないことを願うばかりです…

【ノーベル平和賞のゴルバチョフ氏逝く】日本では首相が謝罪、政治の混乱は収束するか

ゴルビーこと、ミハイル・ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領が亡くなられました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 それまでタブーであった情報を公開し、政治、経済の改革を断行したのがゴルバチョフ氏でした。東欧諸国の民主化を容認し、やがて東西ドイ…