「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

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【君子は思うこと其の位を出でず】 Vol.360 SNSとどう関わるべきか

子曰わく、其の位に在らざれば、其の政を謀(はか)らず、と。曾子(そうし)曰わく、君子は思うこと其の位を出でず、と。(「憲問第十四」26) (解説) 孔子の教え。「その地位にいるのでなければ、全体運営について口を挟まない」、と。曾子が言った。「…

【君為ることの難きを知れば、一言にして邦を興すに幾からずや】 Vol.320

定公(ていこう)問う、一言にして以て邦を興す可きもの、諸(こ)れ有りや、と。孔子対(こた)えて曰わく、言(げん)は以て是(かく)の若(ごと)くなる可からざるも、其れ幾(ちか)きか。人の言に曰わく、君為(た)ること難(かた)く、臣為ること易…

【如し王者有らば、必ず世にして而る後に仁ならん】 Vol.317

子曰わく、如(も)し王者有らば、必ず世にして而(しか)る後に仁ならん。(「子路第十三」12) (解説) 孔子の教え。もし王者があるとするならば、きっと三十年にしてあまねく人の道を守る社会となるであろう。(論語 加地伸行) 「世」、俗体では「丗」…

炉辺閑話 #3 SDGsと渋沢栄一の『論語と算盤』

2024年度上半期に、1万円紙幣が刷新される。その新しい1万円札の顔に渋沢栄一が採用される。2021年放送の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公は渋沢栄一。日本資本主義の父がどんなストーリ展開で描かれるか楽しみでもある。 1916年、その渋沢栄一の言葉…

ブラック企業大賞とハラスメント【我れ人の我れを加ぐことを欲せず】 Vol.106

「我れ人の我れを加(しの)ぐことを欲せず。吾れも亦人を加ぐこと無からんと欲す」 孔子は秀才である子貢にはできそうもないとたしなめたという。実践することは難しいことなのかもしれないが、この文章を肝に銘じて、会社生活に活かすことに努めたいものだ…

渋沢栄一と岩崎弥太郎【未だ仁を好む者も不仁を悪む者をも見ず】 Vol.75

渋沢栄一と岩崎弥太郎、同時代に生きた日本を代表する経済人である。 日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一、弥太郎は坂本龍馬の意志を引継ぎ海運で、今に至る三菱を創業した。栄一は「論語と算盤」を残すほどに論語を愛したが、弥太郎は漢詩を愛し、論語は…

アップルCEOティムクックの矜持【君子、仁を去りて、悪くにか名を成さん】 Vol.74

アップルは災害が発生するたびに寄付を拠出する。それは弱者、他者への配慮なのかもしれない。それが現代の「仁」という徳なのかもしれない。【君子、仁を去りて、悪くにか名を成さん】企業は経営者の影でもある。その性格が経営にも如実に映る。 ティムクッ…

言行一致を貫くイーロン・マスク【人にして信無くんば、其の可なるを知らざるなり】 Vol.41

イーロン・マスクの舌禍で色々報道されることが多いテスラ。公表しているマスタープランをもとに一つひとつ実績を作ってきている。そして、マスタープラン パート2へ。言行一致を貫くテスラを私たちは目撃している。

カルロス・ゴーンさんどこで道を外れたの?【道くに徳を以てし、斉うるに礼を以てすれば、恥有りて且つ格し。】 Vol.24

日産を大改革をして再度成長路線に戻したカルロス・ゴーンさんはカリスマ経営者のひとりになった。そんな彼がなぜ不善を犯したのか。日本から多くのことを学んだはずの彼が...

【思い邪(よこしま)無し】「新・経営の神様」稲盛和夫さんも鹿児島人 Vol.23

「詩三百、一言以て之を蔽えば、曰わく、思い邪無し」薩摩藩主島津斉彬の座右の銘と聞きます。おなじく鹿児島出身の稲盛和夫。新たな経営の神様と言われ、その半生はまさに「思い邪無し」とでもいえるようです。

DeNAと南場智子さん 【人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う】 Vol.21

DeNA創業者であり、横浜ベイスターズのオーナーでもある南場智子さん。論語の「人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。」という言葉に彼女の姿をみる。マッキンゼー、そして、DeNAでどんな苦労と努力をされてきたのであろうか。

組織の三菱 【千乗の国を道く】 Vol.10

「千乗の国を道く」と聞くと、組織の三菱という言葉を思い出す。岩崎弥太郎亡きあと、三菱という組織を育てた弥之助、そして、小弥太。両者に共通する経営理念があったのだろうか

【友遠方より来る】 vol.3 思想のイノベーター 孔子

孔子とイスラエル、一見、まったく関係ないと思われる両者の間に、実はイノベーションの秘密が...