「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

崖っぷちの日本経済、なぜ欧米と異なる独自政策を採用するのか

日本経済が崖っぷちに立っているという意見が日増しに増えているように感じます。しかし、不思議なもので企業業績はそんなに悪化しているわけでもないといいます。円安メリットが働くからでしょうか。一方で、物価高騰によって賃金は目減りしています。節約…

円安なのに米製トマホークミサイルの配備を検討する政府、求められる学び直し

米国製巡航ミサイル「トマホーク」を導入することを政府が検討しているそうです。「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の保有を念頭にしたもので、すでに米国側に打診しているといいます。 米製トマホーク導入案浮上 反撃能力の整備念頭―政府:時事ドットコム 円…

繰り返される同じ批判、支持率回復を願う首相はなぜ胡散臭い与党の声だけを聞く

相変わらずちぐはぐで、場当たり的に進めることしかできないのが現代日本の政治なのでしょうか。継続は力かもしれませんが、同じことを何年も続けていて効果が出ていないのなら、それを見直したりしますが、どうにもそういう感覚を政権与党にないようです。 …

異次元金融緩和はいつ終わる、黒田総裁は何を語る

日銀が金融政策決定会合を開催し、今日黒田総裁が会見するそうです。金融緩和政策が続けられるとの見方が支配的のようです。 毎日新聞による10月の世論調査では、金融緩和政策に半数以上が見直すべきと考え、政府の物価対策も評価しないとの意見が75%に達し…

マイノリティで王室よりリッチな若き英新首相、混乱のあとに誕生した新政権は何を重視するのか

英国でスナク新首相が誕生しました。20世紀以降最も若く、下院初当選から7年目での首相就任は現代イギリスで最速といいます。初の南アジア系イギリス人の首相で、初のヒンドゥー教徒の首相、マイノリティからの選出された首相のようです。 アングル:歴代で…

彼が遺したもの、問い続けなければならないこと、野田氏の追悼演説

野田佳彦元首相が追悼演説をされました。 安倍晋三とはいったい、何者であったのか。あなたがこの国に遺したものは何だったのか。そうした「問い」だけが、いまだ宙ぶらりんの状態のまま、日本中をこだましています。(出所:NHK) 【全文】野田元総理「私は…

あの大臣が辞任、最後の最後も歯切れが悪く、言い訳ばかり

イギリスの新しい首相にスナク元財務相がに選ばれました。チャールズ国王の任命を受け、首相に就任し、20世紀以降、最も若い首相となるそうです。トラス首相の辞任表明を受け実施されることになった与党保守党の党首選挙で、立候補条件を満たしたのがスナク…

独裁色強まる中国、「安いニッポン」は52年ぶりの水準まで円の実力が低下

中国で習主席の異例の3期目がスタートしたそうです。お友達内閣と呼ばないのかもしれませんが、自身と関係の深い人物で指導部メンバー固めたといいます。一強・独裁色が濃くなり、権力の集中が一層、進んだということでしょうか。 中国 習近平国家主席をトッ…

「一強」の弊害、執着する国、抜け出る国

隣の大国 中国の出来事が気になります。共産党大会の閉幕式で、胡錦濤前国家主席が式の最中、突然退席させられたそうです。この行動の原因は定かではないといいます。 胡錦濤前国家主席、党大会閉幕式を突然退席 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News 「もっと…

また為替介入か、なぜそれでも円安は止まらないのか

円が151円後半から一時144円台に値を戻しました。円安が止まらず、また政府・日銀が市場介入したようです。 円相場 急激な円高で一時144円台に 政府・日銀が市場介入か | NHK | 株価・為替 NHKによれば、財務省の神田財務官が、記者団の取材に市場介入につい…

理解されなかった政策、強引過ぎたのか、トラス英政権の引き際

トラス英政権があっけなく終わりを迎えるといいます。就任後に発表した大型減税計画が躓きのもとになったようです。党首選での公約だったので、早急に実行に移そうとしたことがあだになったのでしょうか。もう少し時の流れに合わせ、慎重に進めることができ…

朝令暮改との批判、一夜にして発言を修正した首相は何がしたいのだろうか

ロシアが、併合したウクライナ東・南部4州に戒厳令を敷くそうです。この時期に自ら危機を作り出して賛意を得ることはできるのでしょうか。かえって孤立化することはないのでしょうか。 ---- 一方、国内では防衛費増額の増額の議論が活発化しています。防衛力…

失言、発言撤回、そして謝罪、公共性を語らなくなった政治家

政治家は公共の利益のために働くべき存在ではないでしょうか。そうであれば、与野党の違いがあっても、建設的な議論になりそうなものですが、現実はそうなりません。いつもどの時代にあっても紛糾するばかりのようです。「私」や「個」を押し通そうとするか…

強国を目指す中国、固定化しそうな分断、「ゼロチャイナ」はありなのか

隣の国中国で共産党大会が開幕し、習近平総書記が活動報告し、異例の3期目続投を決める見通しといいます。力をつけているだけに気になる存在です。 国家ビジョンが明確で、その目的達成のために強かに、そして確実に進めていく国なのでしょう。悪く言えば、…

安い国へ、円安メリットを活かす1万社を政府が支援へ

下落する円のチャートを眺めていると、いつまで日本がもつのだろうかと思ってしまいます。 円安で期待できるのはインバウンド特需、その効果は日銀が為替介入した200億ドル規模の円買いよりも円安を是正するには効果が大きいとの意見もあるそうです。 こうし…

メディアに頻繁に登場してビジョンを語る東芝社長、民意を活かしきれない首相との違い

東芝の島田社長が雑誌記事に頻繁に登場しています。自身と新しい東芝をアピールされているのでしょうか。 「心の平静を保つ力」、それが経営者に必要な資質と、プレジデントのインタビューで答えています。 自分の行動に社員何十万人もの生活がかかっている…

【医療DXとマイナ保険証】強まる反発の声、丁寧な説明では伝わらないその意

政府が医療DX推進本部を立ち上げたそうです。医療分野でのDX デジタルトランスフォーメーションを推進し、サービスの効率化・質の向上を実現、国民の保健医療の向上を図り、最適な医療を実現するための基盤整備を進めるといいます。これに合わせ、紙の保健証…

止まらない円安、下落する支持率、それでも変わらない政策

物価高騰が続いていますが、そんな中でも政権与党では増税議論を始めているといいます。もう呆れるしかありません。米国では、9月のCPI「消費者物価指数」が発表となり、高止まりのままで、FRBに一段と積極的な利上げを迫る内容となったといいます。 円相場…

【学び直し】デジタルを学べば賃金はあがるのか、首相にも求められる「リスキリング」

「リスキリング」、学び直しの積極的な取り組みが政府主導で呼びかけれています。 「新しい資本主義」、首相が掲げるその概念の「第1の柱」が人への投資と首相は強調しているそうです。時々でいうことが変っているように聞こえますが、それもまた首相らしい…

最悪は回避はできるのか、強まる景気後退懸念、疲弊するロシア

IMF 国際通貨基金が、最新の世界経済見通しを公表し、世界経済が来年縮小する恐れがあると予想しているといいます。数十年ぶりの高インフレを抑制する取り組みが、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の景気減速に伴うダメージを深める可能性を浮き彫りにして…

【ノーベル経済学賞】米FRB元議長が受賞、金融危機に対処した実務とそれを支えた研究

FRB 米連邦準備理事会の元議長のベン・バーナンキ氏が今年2022年のノーベル経済学賞を受賞しました。授賞理由は「金融危機における銀行の役割」で、バーナンキ氏の他、2名との共同受賞。銀行破綻が経済に与える影響を定式化したそうです。 バーナンキ氏は08…

どちらが好ましいのか、支持回復につながらない首相の態度、国連人権理事会で支持される中国

岸田内閣の支持率がまた下落しました。 共同通信社による全国電話世論調査では、前回9月調査より5.2ポイント減の35%になったそうです。過去最低を更新したといいます。 内閣支持続落、最低の35% 細田氏の説明「不十分」87%:東京新聞 TOKYO Web 不支持…

なぜ危機を作ろうとするのだろうか、崩れ落ちた大橋、追い詰められる大統領

常なるものはない、あらゆるものは変転していくといいます。社会情勢もかくのごとくで常に動き変化しているのでしょう。 ロシア本土とウクライナ南部のクリミア半島を結ぶクリミア大橋で爆発があり、一部が崩落したといいます。この橋は、ロシアにとって重要…

あの衆議院議長に礼を尽くすべきなのか、前言をようやく撤回した傲慢な閣僚

衆議院本会議の代表質問で、立憲民主党の泉代表が、細田議長に対し旧統一教会との関係について異例の質問を行ったとして、自民党が「議長に対して問いかけを行ったうえ、議長をにらみつけるような態度も複数回行っており、礼を失するものだ」と指摘、立憲民…

もめごと、話題になることが増えるばかり、直情径行の意見が多い過ぎではないでしょうか

揉めごとが多い国になったと感じます。あまり好ましい表現ではありませんが、分断化が進んでいるということなのでしょうか。何事もオープンに忌憚なく、率直に話し合えばいいものを、なかなかそうはいかず、話が盛られたり、誤解するような表現を多用したり…

連日のミサイル、国会論戦、収まりそうにもない混迷

混迷が深まっていくかのようです。北朝鮮がミサイルを乱射し、ロシアの動向も気がかかりです。国にあっては政治は安定するのだろうかと気を揉みます。 なぜにこうも世を乱すような行為ができるのかと不思議でなりませんが、これが現実、その推移を見守るしか…

【緊張感増す東アジア】緊張緩和を導くのは誰なのか

Jアラート「全国瞬時警報システム」が作動し、屋内にとどまり安全を確保するよう呼び掛ける防災無線が鳴り響く、尋常なことではないのでしょう。 北朝鮮の弾道ミサイルが青森県上空を通過し、Jアラートが鳴り響いた地域の住民に緊張が走ったといいます。被害…

首相の所信表明は批判をかわしたいだけか、批判され看板政策を取り下げる英新政権との違い

英国のクワーテング財務相が、所得税の最高税率を引き下げる計画を撤回したそうです。先月発表した大規模減税や国債増発などの財政計画が市場を揺るがし、野党のみならず与党内でも批判の声が上がっていました。 トラス政権は発足からわずか1カ月あまりで屈…

所信表明で何を語るのか、避けるべきは多数派による専制、国会の少数意見こそ世論ではないか

自由闊達な話し合いができれば、意見が対立することもないのでしょうが、なかなかそうできるものではないのでしょうか。多様な意見があって然るべきなのに、その違いを認めあうことは難しいことなのかもしれません。 「闊達」とは、度量が広く、小事にこだわ…

勝負の時という首相、何と勝負するのだろうか

昨年の自民党総裁選、衆議院の解散総選挙、これらを「大きな勝負」としてあげ、「今、また大きな勝負の時を迎えている」と岸田首相が述べたといいます。 誰が勝負の相手だったかのわかりませんが、常に自分自身と、強いて言えば自民党が政権維持することが目…