「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

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2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

増税議論、積極財政派ばかりで歳出改革は実行できるのだろうか

国が次々と色々な施策を実行しようとしているようです。一律の就活日程を見直し、また、政府のGX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議では、二酸化炭素(CO2)の排出に課金して削減を促す「カーボンプライシング」の具体案が示され、「賦課金」と…

目減りする実質賃金、賃上げは期待通りになるか、ピークアウトしない物価、それでも増税するのか

「働く人1人あたりの基本給や残業代などの現金給与総額は27万5787円」、厚生労働省の9月の「毎月勤労統計調査」による結果といいます。前年同月と比べて2.1%増えているそうですが、物価上昇が3%を超え、賃金の上昇が追いついていないといいます。 物価上昇…

こんなときに防衛費増額ですか、首相はどんなリーダー論を持っているのだろうか

支持率低下が続く内閣なのですから、国民目線の政策に変えれば、支持率も回復、政権の安定運営もできるのではないかと考えるのは安直過ぎるのでしょうか。 何をやっても下落に歯止めはかかりません。支持率の回復に努めず、この他に何か優先すべきことがある…

【財務省文書改ざん問題】道義上はともかく...、解明されない闇

学校法人森友学園への国有地売却を巡る財務省決裁文書の改ざん問題で、元近畿財務局職員の妻が、当時の理財局長に損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は請求を棄却したといいます。その妻は納得できず、控訴する意向といいます。 「バッサリと切られた」…

止まらなくなった物価高騰、「地雷」に喩えられる金融政策

東京23区の11月の消費者物価指数が発表されたそうです。前年同月と比較し3.6%の上昇になったといいます。 東京の11月の消費者物価指数 3.6%上昇 40年7か月ぶりの高水準 | NHK | 物価高騰 物価上昇の主な要因は、食料品の値上げが続いていることによるそう…

なぜ首相は耳を閉ざしたのか、反対の声をあげる産業界、経済界、そして弁護士

政府が検討している新たな自動車関連税の「走行距離税」に対して、日本自動車工業会が異例の強い言葉で反論したそうです。 EVなど電動車の普及により燃料税収が減少することが想定されることを理由にして、政府は自動車関連税制を今後どうするのかと議論を始…

【ドーハの奇跡】ドイツ戦に歴史的な勝利、日本チームは目標を叶えるのか

ドーハの奇跡、ドイツ戦に歴史的な勝利をあげた日本チームはベスト8入りという目標を叶えるのか。それに引き換え、国政は混乱し、日本の国力は低下するばかり、その差は何であろうか

ショッキングな「なりすまし受検」、若者たちの心も蝕む不正、なぜ不正はなくならないのか

企業の採用活動で行われるウェブ型の適性検査で、就活生になりすまして第三者が受検する事件が発覚しました。 不正と知りながら、不正を犯してしまう、残念な事件です。 就活生のなりすまし受検、なぜ横行? 「不正を正当化」する学生たち:朝日新聞デジタル …

【辞任ドミノ】甘々な言行不一致の首相自ら招く戦後最大級の難局

「日本が戦後最大級の難局に直面している」と、岸田首相はバンコクの記者会見で述べました。さらに「国民の皆さんも直感的にわかっておられるんだと感じている」と語り、「内外の課題、難題に逃げずに正面から取り組むこと以外に岸田内閣が安定した政権運営…

「民の声は神の声」か、トランプ氏のツイッターアカウント復活、遅すぎる大臣たちの更迭

米ツイッターが、トランプ前大統領のアカウント凍結解除への賛否を問う投票を呼び掛け、賛成が多数となったといいます。 「民の声は神の声」、この結果を受け、トランプ前大統領のアカウントの永久凍結が解除されたそうです。 トランプ氏のアカウント復活 米…

説明責任を果たせない要人たち、更迭しやっている感を醸す自己陶酔の罪悪

説明責任を果たせない要人たち、更迭しやっている感を醸す自己陶酔の罪悪

破綻したFTXのずさんな経営実態、なぜ投資家たちは多額の資金をつぎ込んだのか

経営破綻した仮想通貨交換業大手のFTXトレーディングの新たなCEOに、巨額の不正会計事件を起こしたエンロンの破綻処理で陣頭指揮を執ったジョン・レイ氏が就任したといいます。 FTX「企業統治の完全な失敗」 新CEOが創業者批判: 日本経済新聞 記事によれば、…

ポーランドに落下したミサイル、危機とせずに事態鎮静化に動く人たち

ポーランド東部の村にロシア製とみられるミサイルが着弾、NATO 北大西洋条約機構加盟国で初の犠牲者が出たことで一時、世界に緊張が走りました。 バイデン大統領が素早く対応、「ロシア発とは考えにくい」としたうえで、正確に事態を把握するとし、調査を進…

大統領選に再出馬するトランプ、傍若無人ぶりを発揮するイーロン・マスク氏、支持はあるのか

トランプ前米大統領が「米国を再び偉大にし、輝かしい国にするため、私は今夜、大統領選出馬を発表する」と表明したそうです。ただあまり評判はよくないようで、共和党内でもトランプ氏離れの動きが広がりつつあるといいます。 トランプ氏、2024年米大統領選…

【浮上しない日本経済】それでも首相は国際会議で同じ発言を繰り返す

G20サミットが開幕しました。議長を務めるインドネシアのジョコ大統領が冒頭、「我々は戦争を終わらせなければならない。世界を2つに分断すべきではない。新たな冷戦に陥ってはならない」と結束を呼びかけたといいます。 G20サミット開幕、ジョコ氏「戦争を…

【米中首脳会談で進展か、気候変動対策に期待も】バイデン大統領の老獪さ、気になる今後の首相

米中首脳会談がインドネシア バリ島で行われ、これまでの対立に終止符を打ち、緊張を緩和する方向へ努力することで一致したようです。もう少し早い段階でそうあって欲しかったと思ってしまいますが、時宜を得る必要があったのでしょうか。 米中首脳会談、緊…

支持率は回復するのか、中国首相が参加する会議で名指しして批判する首相

支持率回復を急ぎたいからでしょうか、岸田首相が外遊先で精力的に動き、積極的に発言しているようです。 カンボジア プノンペンで開催された東アジアサミットでは、中国の李克強首相が参加する中、「東シナ海で中国による日本の主権を侵害する活動が継続、…

続く国際会議、選挙後のバイデン大統領の外交、首相は成果をまとめられるのか

米国の中間選挙をこれほど気にしたことはありませんでした。この先の日本を占うことになるのではないかと感じるものがあるからかもしれません。 トランプ旋風再来で赤い波が押し寄せて共和党大勝との事前予想でしたが、結果はそうならず共和・民主拮抗のよう…

対立・分断は終わるのか、若者たちの投票率が伸びた米中間選挙、バイデン大統領はCOP27で演説

バイデン米大統領が「COP27 気候変動枠組み条約第27回締約国会議」に登壇、災害に強い社会づくりや、化石燃料業界などの温室効果ガス排出削減の加速を訴える演説を行ったといいます。 米、途上国支援倍増を表明 COP27、バイデン氏演説 | 共同通信 記事によ…

【赤い波と米中首脳会談】レッドラインが協議事項に、国内はまたも前言撤回騒動

米国の中間選挙の結果確定にはまだ時間がかかりそうです。ただ共和党による「赤い波」はさざ波に近いものだったようです。 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大にする)」(MAGA)という米保守主義のブランド力が今なお有効なのか、疑問符がつい…

【急減速のテクノロジー企業】大規模な人員削減するメタ、気になるソフトバンクの決算

米メタ(旧フェイスブック)が全社員の約13%に当たる1万1000人超を削減すると発表したそうです。会社設立後、初めての大規模な人員削減といいます。 主力のSNS部門だけなく、期待のメタバースを担当するリアリティー・ラボでも解雇があるそうです。 メタ、1.…

COP27に登壇し危機を訴える世界のリーダー、輝きを失い皆既月食のような首相

COP27の首脳級会合が始まりました。多くの国のリーダーが登壇し、先進各国はロシアによるウクライナ侵攻を批判し、また、気候変動対策を止めることはできないと訴えました。 首相にしたばかりの英国のスナク氏は「ウクライナでのプーチンの忌まわしい戦争と…

不可解、なぜ首相は「COP27」への出席を見送るのか、際立つ鈍感力

世界的な干ばつの影響で小麦の需給逼迫懸念が再び高まりが価格が高騰しているといいます。一大産地の米国や欧州で大幅に悪化し、主要輸出国の在庫が10年ぶりの低水準に落ち込む見通しにあることが原因になっているようです。食糧事情の改善にはほど遠い状況…

COP27始まる、気になる日本の存在感、気候変動とエネルギー危機は解決に向かうのか

COP27 第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議がエジプトで開幕、 地球温暖化対策が話し合われることになります。ロシアによるウクライナ侵攻が未だ収束せず、エネルギー危機が続く中、地球規模の課題に対し各国が一致したメッセージを打ち出すことができる…

民主主義の曲がり角か岐路になるのか、投稿監視が緩むツイッターと米中間選挙

イーロン・マスク氏が買収したツイッター社で、大規模な人員削減が始まったといいます。対象となる従業員に「きょうはあなたの当社での最終勤務日です」と書かれた電子メールが送られたといいます。 ツイッターで大規模な人員削減始まる-従業員にメールで通…

【国が示すDXの悪い事例】電子化される車検証、経費はあがり、ペーパレス化もできない

車検証の電子化が2023年1月に開始になるそうです。 政府は「道路運送車両法関係手数料令の一部を改正する政令」を閣議決定し、自動車の新規検査などの手数料が値上げするといいます。ただ、更新事務は簡略化され、運輸支局まで足を運ぶ必要があった車検証の…

【世代交代】古い政治と若い世代は共存できるのだろうか

首相が、自民党内の各派領袖たちと会食を重ねているそうです。支持率低下、世論の逆風で党内の求心力が低下、動揺が拡大することを懸念し、杯を酌み交わすことで自らの足元を固めようとしているようだといいます。 新しい資本主義を主張する首相も、政治手法…

【質を高める】それに気づき始める企業、それを知らずに学ぶことのない政治

「人材の宝庫」、かつて元首相が自民党のことをそう称していましたが、それがたった数年で劣化したのでしょうか。宗教団体との関わりが問題視され、辞任した元大臣が、さっそく自民党で新たな役職に就いたそうです。 山際氏、自民党コロナ本部長に | ロイタ…

ふくれ上がり突出する外貨準備高、その円安効果を有効活用できないのだろうか

米国の中間選挙が近づいてきました。現時点では、バイデン大統領の民主党より、トランプ前大統領の共和党がややリードしているようです。インフレ対策に対する期待の差が共和党支持に現れているそうです。トランプの共和党には少々不安を感じます。米国民は…

ブラックでは働きたくない、官邸主導、人気が薄れる霞が関

就職先としての霞が関の人気が下がっているそうです。官邸主導型の政策決定で国を動かす働きがいが得にくく、一方で職場環境は「ブラック職場」と呼ばれることが背景にあるようです。 安倍一強時代の遺物なのでしょうか。良くも悪くも強い信念をもった安倍氏…