「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

論語と算盤

【一を問いて三を得たり。詩を聞き礼を聞き、又君子の其の子を遠ざくるを聞けり】 Vol.433

陳亢(ちんこう) 伯魚(はくぎょ)に問いて曰わく、子も亦(また)異聞(いぶん)有るか、と。対(こた)えて曰わく、未(いま)だし。嘗(かつ)て独り立てり。鯉(り) 趨(こばし)りて庭を過ぐ。曰わく、詩を学びたるか、と。対えて曰わく、未だし。詩…

【誠に富を以てせず、亦祗に異を以てす】 Vol.432

斉(せい)の景公(けいこう) 馬千駟(せんし)有り。死するの日、民 徳として称(ほ)むる無し。伯夷(はくい)、叔斉(しゅくせい)は首陽(しゅよう)の下(もと)に餓(う)う。民 今に到るまで之を称む。誠に富を以てせず、亦(また)祗(まさ)に異を…

【君子に九思有り】「得を見ては義を思う」 Vol.430

孔子曰わく、君子に九思(きゅうし)有り。視(し)には明を思い、聴(ちょう)には聡(そう)を思い、色(しき)には温を思い、貌(ぼう)には恭を思い、言には忠を思い、事(じ)には敬を思い、疑(ぎ)には問(もん)を思い、忿(ふん)には難を思い、得(…

【古の学ぶ者は己の為にし、今の学ぶ者は人の為にす】 Vol.358

子曰わく、古(いにしえ)の学ぶ者は己の為にし、今の学ぶ者は人の為にす。(「憲問第十四」24) (解説) 孔子の教え。「昔の学徒は、自己を鍛えるために学ぶことに努めていた。今の学徒は、他人から名声を得るために学び努めている」。(論語 加地伸行) …

【如し王者有らば、必ず世にして而る後に仁ならん】 Vol.317

子曰わく、如(も)し王者有らば、必ず世にして而(しか)る後に仁ならん。(「子路第十三」12) (解説) 孔子の教え。もし王者があるとするならば、きっと三十年にしてあまねく人の道を守る社会となるであろう。(論語 加地伸行) 「世」、俗体では「丗」…