2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「いやいや、お天道さまに背いて叱られては、お許しはどこからも出ませぬでな」と。ラグビーは審判に抗議しないらしい。
ラグビー強国のニュージーランド オールブラックスのハカは見ごたえがある。士気を鼓舞し、団結力を高め、相手チームへの敬意でもあったりするようです。「吾祭りに与らざれば、祭らざるが如し」マオリ族の血を引くものが先導役をつとめるのがハカの伝統らし…
「気候危機」が起こりつつある。地球温暖化の影響で気候変動が起こり、世界各地で災害を起こすようになっている。地球温暖化の主要因は無秩序な石油消費ではなかったのか。未だに石油産業を牛耳ろうとするのが石油メジャー。「手のひらの中のトランプ」、そ…
【吾之を観ることを欲せず】 ワールドカップラグビーは終わったが、スコットランドラグビー協会に罰金処分が下された。台風19号が迫りくる中での不適切な発言に対する処分だ。今回のワールドカップのひとつの汚点になってしまった。紳士のスポーツと言われ、…
百獣の王、武井壮の”選ばれる人になる方法”は、「足らば則ち吾能く之を徴せん」ということなのだろうか。1日3時間を自分磨きに費やす生活を7年も続けてきたという。その中身はどんなものであろうか。
論語にはたびたび孔子と子夏のやりとりが登場する。二人の会話は阿吽の呼吸とでもいうような絶妙な間合いがあるようだ。「絵事は素を後にす。」小嶋陽菜さんにそんな姿を見る。彼女とBASEの鶴岡さんにも孔子と子夏と同じような関係性をみる。
ラグビーワールドカップが始まった。試合が終わった後、お互いに称え合う光景は見ていて清々しい。【君子は争う所無し】日本がアイルランドに勝った。「もう奇跡とはいわせない」と言わずとも、世界から賞讃の声が届いている。
季氏が泰山で山を祭る儀礼の旅を挙行した。孔子は門人で季氏の執事長をしている冉有にたずねられた。「その非礼を諫めて中止することができなかったのか」と。冉有は答え申し上げた。「できませんでした」と。孔子は概歎されて、こうおっしゃられた。「なん…
明仁天皇は、それまでの慣習を止め、子育てを自分でなされていたと聞く。より国民を理解するうえでもとのお考えがあったようだ。 それまでの色いろな慣習を変える。天皇の地位にあることを甘んじることなく、「国民の象徴」としてどうあるべきかを模索されて…
一国主義みたいなものが台頭しているのかもしれない。遠い昔から「中華思想」というのがあった。一国主義の原点なのかもしれない。そうした思想があるからこそ、多様化の意味と大切さも理解できる。
人間としてだめであるならば、その人が学問だの、文化だの、と言っても始まらない。
上皇になられた明仁天皇。そして、 徳仁さまが令和の象徴天皇となった。明日、11月10日に天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われる。 「天子穆穆たり」 明仁さまの言動に、そのお姿をみたような気がする。沖縄や戦争激戦地のご訪問、被災地へ…
「是れ忍ぶ可くんば、孰れをか忍ぶ可からざらん。」こういうことを平気で行なうというのであれば、どのようなことでも平気で行なうことになるであろう、とも意味。高浜町と関西電力の関係。本来の礼の意味を分かっているのだろうか。
香港のデモが収まらない。「其の鬼に非ずして之を祭るは、諂うなり。義を見て為さざるは、勇無きなり。」そんな論語の教えが香港市民を支えているのだろうか。
孔子は、過去を学べば百代先まで知ることができるといった。チャーチルもまた同じことをいう。多くの起業家たちも過去から遠い未来を夢見る。
イーロン・マスクの舌禍で色々報道されることが多いテスラ。公表しているマスタープランをもとに一つひとつ実績を作ってきている。そして、マスタープラン パート2へ。言行一致を貫くテスラを私たちは目撃している。
「貴殿はどうして政治の現場に乗り出そうとされないのか」との問いに、孔子は『孝こそ大切、兄弟仲良く、それを御政道に及ぼせ』をあげて答えたという。下野したとき、西郷隆盛もそんな気持ちであったのではなかろうか。
戦前、金解禁を断行した大蔵大臣井上準之助という男がいた。その井上を登用したのがライオン宰相こと、浜口雄幸。「真っ直ぐな人物を登用して曲がった連中の上に据え置きますれば、民は心服いたします。」
今、就職しようとする君に、ぜひ読んで欲しい言葉がある。「多く学習し疑問点を解き、その他の確かであることについても慎重に発言すれば、まず過ちは少ない。多くを経験して不安な点を除き、その他の確かであることについても慎重に行動すれば、まず過ちが…
あの有名なソクラテスの「無知の知」とおおむね同じ意味の【知らざるは知らずと為す、是れ知るなり】
思想界のイノベーターである孔子自身もまた異説を唱える異端児であったのではなかろうか。そうした孔子が皮肉まじりに唱えた言葉とは言えないだろうか。
独自性、自分探しで悩んだことはありませんか? 偉人たちもみな過去を学んで、新しきものを生み出している。先人たちの知恵を真似てみることがいいことなのかもしれない。過去を学ぶとは、古典ばかりでなく普通に読書すること。そして、考えること。
ラグビー日本代表のスローガンは「ワンチーム」だという。「君子は周して比せず」、その思いがあるから、最高のチームができあがっているのではないか。ワールドカップで、ワンチーム 日本は大活躍し、目標のベスト8を果たした。おめでとう!日本
「先ず実行だ。その説明は、実行の後でする」その言葉を実行しているのがスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん。悪化する環境を憂い、行動を起こした彼女。国連に登壇して窮状を訴えた。 彼女がはじめた #FridayForFuture 活動で、世界は動き始めた。そ…
スペシャリティであったものが、あっという間にコモディティ化してしまう現代。論語の「君子は器にならず」という言葉が何かのヒントを与えてくれるかもしれない。
チームプレイの重要性がますます高まっている。チーム作りは人材探しから。ひととなりを見抜くには何が必要か。かつてラグビー日本代表のヘッドコーチであったエディジョーンズのチーム作り、そして準備が参考になるのかもしれない。不確実性の時代を生き抜…
終日違わずして愚なるが如し。退いて其の私を省みれば、亦以て発するに足れり。この言葉に、ラグビー日本代表主将リーチ・マイケルの姿を見る。彼のひたむきな姿勢はどうやって養われてきたのか。
色難し。父母に接するときに優しくーこれが難しいと加地は言う。そう思うことも多々ある。やさしさとは何なのだろうか。
論語 為政の章にはいくつ孝の話が出てくる。孔子は「孝」を定義しようとするのではなく、道徳律として場面場面に合わせて、それを表現しているという。。。
ネット上で、『毒親』との言葉を目にすることが多くなった。【父母には唯其の疾をこれ憂えよ】この言葉にこそ、親孝行の素直な起源があると言われる。その意味とは。