「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

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2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アテンション・エコノミー化した東京都知事選

東京都知事選の選挙掲示板をジャックした政治団体が政見放送もジャックしているようです。登場する立候補者みなが同じ内容をしゃべり、YouTubeチャンネルへのアクセスを求めています。選挙がすっかり「アテンション・エコノミー」に取り込まれてしまったよう…

沖縄慰霊の日、「帰れ」と首相に抗議の声、カオスとなる東京都知事選

パレスチナ ガザやウクライナの報道が続きます。破壊が繰り返され、多くの民間人が犠牲となっています。そんな中、「慰霊の日」を迎えた沖縄では、「沖縄全戦没者追悼式」が糸満市の平和祈念公園で行われました。 首相あいさつ中に男性叫ぶ 会場外へ連れ出さ…

160円にまた近づくドル円、縮まらない金利差、好調さ続く米国と変われない日本

ドル円相場が再び下落し、また1ドル=160円に迫ってきました。理由はいつものように日米の金利差。米国のPMI発表を受け、好調な米景気が他国・地域よりも底堅く、米国の利下げ転換に時間を要しそうだといいます。 一方で、円安の要因は日米金利差だけではない…

変わらない、変えられない、進まなかった改革、禁止できなかった企業献金

改正政治資金規正法が成立しました。首相が記者会見し、事実上今国会が閉幕になるといいます。 「裏金国会」事実上の閉幕へ 岸田首相、今夕に記者会見 | 共同通信 裏金事件の実態解明は進まず、期待の政治改革も不発で、逆に自民党の思惑通りの法改正といっ…

56人が立候補した東京都知事選、東京の今、そしてこれから

「首都圏白書」、東京都から脱出する子育て世代が多いことが明らかになったそうです。アフターコロナの2023年、子育て世帯が多い30〜40代で「転出」が「転入」を上回るようになったといいます。それ以前とは異なり「人の流れが逆転」したそうです。 30代の東京…

断ち切れない悪循環、進まなかった政治改革、令和の黒い霧か

世界競争力のランキング下落が止まらないようです。3年連続で過去最低を更新し、38位になったといいます。 IMD調査の世界競争力、首位はシンガポール 日本は過去最低38位 - 日本経済新聞 企業の生産性や効率の低さなどへの評価が落ち込んだことが主な理由と…

豊田会長の続投を決めたトヨタ株主総会、反対意見、ガバナンスへの疑念

トヨタ自動車の株主総会が開かれ、会社提案通りに豊田会長ら取締役10人が選任されたそうです。 トヨタ株主総会、豊田会長など取締役10人を選任 株主提案は否決 | ロイター 国の「型式指定」を巡る認証不正が発覚した直後の開催ともあって、株主が企業統治に…

株主総会のシーズン、押し寄せるアクティビスト 物言う株主たち

株主総会シーズンを迎え、アクティビスト 物言う株主の動きが活発化、上場企業との攻防が激しさを増しているそうです。英投資ファンドのパリサー・キャピタルは京成電鉄に対し、保有する東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(OLC)の株式の…

【世界平和サミット】グローバルサウス台頭、変わっていきそうな国際秩序

ウクライナが提唱する和平案の実現に向けた「世界平和サミット」が2日間の日程を終え閉幕、ウクライナの「領土保全の尊重」などをうたった共同声明に署名したのは84ヶ国にとどまったそうです。ゼレンスキー大統領は、新興国を中心とする「グローバルサウス」…

足踏み続く日本株、世は昭和ブーム、あの頃のようにはいかない現実

世界の投資資金は、米国株だけに流れる「米国1強」の状況になりつつあるといいます。米株式相場は過去最高値の更新を続けるのに対し、日本株は足踏み状態が続いています。トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなど日本を代表する主力株の一角すら売りに押され…

思惑通りに進まないイベント、物憂げな6月

6月、G7サミットなど色々なイベントが催されています。そのたびに世界の混乱ぶりがあらわになります。 プーチン氏、ウクライナに「最後通告」 NATO加盟撤回や4州割譲要求 | ロイター G7が結束すれば結束するほど、かえって反発を食らうことになっていそ…

日本発の変革者は出現するか、巨大テクノロジー企業の独占を規制する法が成立

SNSなどに投資詐欺や特殊詐欺がはびこり、犯罪の温床になってしまったようにも感じます。これだけ被害が拡大しているのですから、何か規制があってあってもよさそうです。 メタ日本法人代表、なりすまし広告詐欺「重く受け止める」 - 日本経済新聞 「広告監視…

不人気な首脳ばかりが集まるG7サミット、民主主義の衰えのよう

政治の混乱は日本だけではないようで、欧州もまた混乱しています。フランスでは、マクロン大統領が欧州議会選での敗北を受け、突如国民議会を解散すると言い出し、選挙を前にして政党の合従連衡が活発になっているといいます。 フランス野党・共和党、党首を…

アップルが発表したAI戦略「Apple Intelligence」、株価は上場来最高値更新

米アップルの開発者会議 WWDCが開催され、チャットGPTを含む最新のAI 人工知能をソフトウエアに組み込むと発表しました。発表後、端末の使いやすさの追求に過ぎず、生成AI自体の開発遅れを印象づける形になったためか、株価は下落しました。 Apple、期待外れ…

「負担地獄」、カネでしか動かない政治、見通せない好循環

「子はぜいたく品」「仕事と両立は無理ゲー」 日本経済新聞の少子化問題や少子化対策についてのアンケートで、こんな声があがったといいます。 「子はぜいたく品」「仕事と両立は無理ゲー」 読者の声 瀬戸際の少子化対策・番外編 - 日本経済新聞 政府が力を…

オープンAI社員がAIによる人類滅亡を警告、欧州に台頭する極右、民主主義の危機

人類の歴史を紐解けば、一時的に停滞することはあっても進歩してきたことは間違いのでしょう。それが今日の民主主義であったり、資本主義なのでしょう。しかし、今、ちょっと曲がり角に迷い込んでしまったのでしょうか。 「第2次世界大戦の終結以降いずれの…

「もう限界」行き詰まる国立大、「お金かかりすぎる」子育て支援、骨抜きになる改革

「もう限界」、国立大の財務状況について、国立大学協会の永田会長がそう表現したといいます。「弱音を吐いているが、本当に厳しいという状況を伝えたい」と説明したそうです。 国立大の財務状況「もう限界です」 国大協が異例の声明 | 毎日新聞 国立大の財…

いつになったら好循環、新NISA「家計の円売り」、信頼されない日本株

米労働省が5月の雇用統計を発表しました。予想を大きく上回って非農業部門雇用者数が増加し、賃金の伸びも予想を上回ったといいます。これを受け、FRBの9月 利下げ開始との観測が後退したといいます。 米9月利下げ観測後退、予想上回る雇用統計受け | ロイタ…

カスハラ ゆがんでしまったネット社会、現代の病巣

テクノロジー、AIなどのデジタル技術が発展し、どんどん便利で効率性の高い社会、そんな理想に近づいていくのかと思いましたが、そのまえに様々な弊害が現れるようです。これを乗り越えれば、理想に近づくのかもしれませんが、それはまた今とは全く違うもの…

【選挙イヤー】プラスに転じそうにない実質賃金、止まらない少子化、効果なき政府政策

選挙イヤー、世界各地で選挙が行われています。インドでは、モディ首相が率いるインド人民党が単独過半数を失うことになりそうだといいます。政治が不安定になり政策の実行力が弱まる懸念があるそうといいます。 インドの8%成長計画が危機に-総選挙で与党…

厳しい安全保障環境、募る不安、膨れる防衛費、頭の中は昭和のまま

シンガポールで先日、アジア安全保障会議が開催され、ウクライナのゼレンスキー大統領が参加していました。スイスで今月開催される「ウクライナ平和サミット」に、アジア太平洋諸国も参加するよう呼び掛けたそうです。終わらない戦争に業を煮やしての行動な…

認証不正発覚、トヨタなど自動車5社、不正が止まらなくなったニッポン

自動車の量産に必要な認証「型式指定」において、トヨタ自動車など自動車5社で虚偽データの提出や試験車両の不正加工などの不正行為があったといいます。 トヨタ豊田章男会長「認証の根底揺るがす行為」 不正巡り - 日本経済新聞 「認証不正」、あってはならな…

異常気象、高価になるオレンジジュース、農業の危機、食の安全保障

オレンジジュースにコーヒー、それに加えカカオ豆、色々な品々が異常気象の影響を受け、入手難となり、価格が高騰しているといいます。オレンジジュースにおいては、国内飲料メーカーが相次いで販売休止に追い込まれる状態になっています。 食卓に「オレンジ…

変わる切符、ようやくQRコード、進まない改革

JR東日本と私鉄7社が2026年度末以降、磁気乗車券をQRコード乗車券に置き換えるといいます。近距離券が対象で、新幹線や特急などの遠距離券は含まないそうです。 JR東日本など8社、磁気乗車券を「QRコード」に置き換え--26年度末以降、理由は? - CNET Japan …

掛け声ばかりの「法の支配」、欺瞞に満ちた民主主義、衰退が進んでいく日本

世界の指導者が法の支配、民主主義と叫びます。権威主義の台頭を危惧してのことからなのでしょうか。しかし、それよりも民主主義自体が弱体化、自ら崩壊の危機を招いていることはないでしょうか。 米国ではトランプ前大統領に対し、不倫口止め疑惑事件で有罪…