「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【未だ生を知らずんば、焉んぞ死を知らんや】 Vol.268

季路 鬼神に事(つか)うるを問う。子曰わく、未だ人に事うる能(あた)わずんば、焉んぞ能(よ)く鬼(き)に事えん、と。曰わく、敢えて死を問う、と。曰わく、未だ生を知らずんば、焉んぞ死を知らんやと。(「先進第十一」12) (解説) 「季路(子路)が…

【顔淵死す。門人 厚く之を葬らんと欲す。子曰わく、不可なり】 Vol.267

顔淵死す。門人 厚く之を葬らんと欲す。子曰わく、不可なり、と。門人 厚く之を葬る。子曰わく、回や、予を視(み)ること猶父のごとくす。予は視ること猶子のごとくするを得ず。我に非(あら)ざるなり。夫(か)の二三子(にさんし)なり、と。(「先進第…

慟哭 【顔淵死す。子 之を哭して慟す】 Vol.266

顔淵死す。子 之を哭(こく)して慟(どう)す。従者曰わく、子 慟せり、と。夫の人の為に慟するに非(あら)ずして、誰が為にせん、と。(「先進第十一」10) (解説) 「顔淵が亡くなった。弔問に行った孔子は、声をあげて泣いたのみならず、身体を揺り動…

【噫、天 予を喪ぼせり、天 予を喪ぼせり】 Vol.265

顔淵死す。子曰わく、噫(ああ)、天 予を喪(ほろ)ぼせり、天 予を喪ぼせり、と。(「先進第十一」9) (解説) 「顔淵が亡くなったとき、孔子はこう嘆いた。ああ、天は私を殺した、天は私を殺した、と。」(論語 加地伸行) 孔子は顔淵を自分の精神的あり…

【才も不才も、亦各々其の子と言う。鯉や死せしとき、棺有るも椁無かりき】 Vol.264

顔淵死す。顔路(がんろ)、子の車以てこれが椁(かく)を為(つく)らんと請う。子曰わく、才も不才も、亦(また)各々其の子と言う。鯉(り)や死せしとき、棺有るも椁無かりき。吾 徒行(とこう)もてし以て之が椁を為るをせざりしは、吾 大夫の後(しり…

【弟子 孰をか学を好むと為すか。と。孔子対えて曰わく、顔回という者有り】 Vol.263

季康子問う。弟子 孰(たれ)を学をか好むと為すか。と。孔子対(こた)えて曰わく、顔回という者有り。学を好めり。不幸 短命にして死せり。今や則ち亡(な)し、と。(「先進第十一」7) (解説) 「季康殿が問われた。「弟子の中で、誰が学問を好んでいる…

【南容 白圭を三復す。孔子 其の兄の子を以て之に妻わす】 Vol.262

南容 白圭(はくけい)を三復(さんぷく)す。孔子 其の兄の子を以て之に妻(めあ)わす。(「先進第十一」6) (解説) 「弟子の南容は、白圭の詩を何度も読み返していた。孔子は兄の娘を南容の妻とした。」(論語 加地伸行) 「白圭」は、「詩経」抑篇の中…

【孝なるかな、閔子騫。人 其の父母昆弟の言を間らず】 Vol.261

子曰わく、孝なるかな、閔子騫(びんしけん)。人 其の父母昆弟の言を間(そし)らず。(先進第十一 五) (解説) 「孔子の回想。孝行者であるな、閔子騫は。彼の父母や兄弟が彼を孝行者と褒めても、非(そし)る人はいなかった。」(論語 加地伸行) (参…

【回や我を助くる者に非ず。吾が言に於いて、説かざる所無し】 Vol.260

子曰わく、回や我を助くる者に非(あら)ず。吾が言に於いて、説かざる所無し。(「先進第十一」4) (解説) 「孔子の回想。回(顔淵)は私に益をもたらすことはなかった。私の発言に対して、理解しないことはなかった」(論語 加地伸行) 加地は、議論にお…

【徳行には、顔淵、閔子騫、冉伯牛、仲弓あり】 Vol.259

徳行(とくこう)には、顔淵、閔子騫(びんしけん)、冉伯牛(ぜんはくぎゅう)、仲弓(ちゅうきゅう)あり。言語には、宰我(さいが)、子貢あり。政事には、冉有(ぜんゆう)、季路あり。文学には、子游、子夏あり。(「先進第十一」3) (解説) 「徳行家…

【我に陳蔡に従いし者は、皆 門に及ばざるなり】 Vol.258

子曰わく、我に陳蔡(ちんさい)に従いし者は、皆 門に及ばざるなり。(「先進第十一」2) (解説) 「孔子の回想。陳国、蔡国に行ったころ、私に従ってきた弟子たちは、亡くなったり仕官したりして、みなちりぢりとなり、門を出入りする者はもはや誰もいな…

【先進の礼楽に於けるは、野人なり。後進の礼楽に於けるは、君子なり】 Vol.257

子曰わく、先進の礼楽に於けるは、野人なり。後進の礼楽に於けるは、君子なり。如(も)し之を用いなば、則ち吾は先進に従わん。(「先進第十一」1) (解説) 「孔子の教え。周王朝のはじめの頃の人たちの礼楽のあり方は、素朴であった。後世の人たちのそれ…

【色斯として挙り、翔りて後に集まる。曰わく、山梁の雌雉、時なるかな、時なるかな】 Vol.256

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【車に升るには、必ず正しく立ちて綏を執る。車中には、内から顧みず】 Vol.255

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【 盛饌有れば、必ず色を変じて作つ。迅雷風烈には、必ず変ず】 Vol.254

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【 寝ぬるに尸のごとくせず。居るに容らず】 Vol.253

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【朋友の饋は、車馬と雖も、祭肉に非ざれば、拝せず】 Vol.252

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【朋友 死して帰る所無し。曰わく、我に於いて殯せん】 Vol.251-1

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【大廟に入りて、事毎に問う】 Vol.251

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【君 命じて召せば、駕を俟たずして行く】 Vol.250

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【疾みしとき 君 之を視る。東首し、朝服を加え、紳を拖く】 Vol.249

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【君 食を賜えば、必ず席を正して先ず之を嘗む】 Vol.248

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【廏 焚けたり。子 朝より退く。曰わく、人を傷つけたるか、と。馬を問わざりき】 Vol.247

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【康子 薬を饋る。拝して之を受く。曰わく、丘 未だ達せず。敢えて嘗めず】 Vol.246

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【人を他邦に問わしむれば、再拝して之を送る】 Vol.245

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【 郷人の儺には、朝服して阼階に立つ】 Vol.244

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【席 正しからざれば坐せず】 Vol.243

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【食らうとき語らず。寝ぬるに言わず】 Vol.242

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【君子は紺緅を以て飾らず。紅紫は以て褻服と為さず】 Vol.241

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。

【享礼には容色有り。私に覿ゆるには、愉愉如たり】 Vol.240

特殊な篇といわれる「郷党第十」。ここには孔子の外面的生活がこまかに記録されている。