ラグビーワールドカップが始まった。ラグビー強国のニュージーランド オールブラックスのハカは見ごたえがある。士気を鼓舞し、団結力を高め、相手チームへの敬意でもあったりするようです。このハカは、マオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する民族舞踊らしい。(参考:Wikipedia)
祭れば在(いま)すが如し。神々を祭れば神々在すが如し。子曰わく、吾祭りに与(あずか)らざれば、祭らざるが如し、と。(八佾第三 十二)
(意味)
「孔子は祖先の祭祀のとき、祖先がそこにおられるとして、神々の祭祀ときには、百神がその場におられるとして、まごころを尽された。そして、こうおっしゃられたことがあった。祭祀に参列できなかったとき、なんだか祖先や神々に申し訳なかった気がしてならない。」(論語 加地伸行)
初戦の南アフリカ戦で、いきなり「カパオパンゴ(Kapa O Pango)」を披露したオールブラックス。相手への敬意の表れだったのであろう。
マオリ族の血を引くものが先導役をつとめるのがハカの伝統らしい。
「吾祭りに与らざれば、祭らざるが如し」
ということであろうか。
(写真出所:Wikipedia)
(参考文献)
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