「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

北の衛星打ち上げ成功を渋々認めた政府

 カタールや米国の仲介で、パレスチナ ガザ地区での休戦が実現し、ハマスが人質13人を解放し、赤十字国際委員会に引き渡されたといいます。

イスラエルから拉致された人質13人、ハマスが解放 ガザの休戦で | 毎日新聞

 この他にも拘束されていたタイ人12人も追加で解放されたそうです。この解放はイランの仲介によるものだといいます。実利を求めた各国の仲介努力が実を結んだということなのでしょうか。

 

 

 ガザ地区の住民からは「よかった」「この停戦が戦争の終結につながることを願っている」と安堵の声が上がっているそうです。彼らの切実な願いが叶うことを祈るだけです。

「終戦につなげて」とガザ住民 不安よぎる戦闘休止―パレスチナ:時事ドットコム

 戦争が完全に終わることを願いつつも、「イスラエルは武力に頼ることしか知らず、信用できない」とガザの住民は語っているともいいます。

 衝突が徒労であり、無益であるとみなで共有できるようになって欲しいものです。

引き続きの緊張

「分析を進めた結果、北朝鮮が発射した何らかの物体が地球を周回していることを確認した」と木原防衛相が述べたそうです。

木原防衛相 “北朝鮮発射 何らかの物体 地球の周回軌道に” | NHK | 北朝鮮 ミサイル

 韓国が早々と「衛星は軌道に進入したものと見られる」という見方を示していたにもかかわらず、日本政府は地球の周回軌道への衛星の投入は確認されていないと主張していました。

 何があったのでしょうか。こういうことによって疑いが生まれ、信用できないといわれることになるのではないでしょうか。まだ「丁寧な説明」ができていないようです。

 中東に見習うことがあるとすれば、敵の敵は味方のような三国関係にするのではなく、緊張する半島に緩和を働きかけるような仲介外交ではないでしょうか。平和国家としての使命にして欲しいものです。

 

 

 今回の衛星打ち上げ成功にはロシアの支援があったと、韓国の情報機関 国家情報院が報告したそうです。大国の力を上手に活用する協力関係によって一歩技術が進んだということなのでしょうか。

売上伸ばす三菱重工

 日本では3月に打ち上げに失敗した次世代大型ロケット「H3」2号機を2023年度中に打ち上げるそうです。初号機では国の観測衛星「だいち3号」を搭載していましたが、ロケット発射後に機体第2段のエンジンの点火が確認できず指令破壊されたため、喪失した苦い経験があります。2号機では実用衛星を搭載しない方針といいます。いずれにせよ、遅れを挽回して欲しいものです。

H3ロケット打ち上げ再開、JAXA理事長「23年度中に」 - 日本経済新聞

 「世界で戦えるロケットを目指して」、そういって三菱重工がこのH3ロケットを開発しています。その三菱重工は国の防衛力の強化も支えています。この先、防衛事業の売上規模が倍増し、年1兆円以上になるようです。設備投資を現状から倍増させるそうです。受注が急増しているためだといいます。

中国が軍事力を増強し、北朝鮮が相次ぎミサイルを試射する中、日本政府は23年度から5年間の防衛費を約43兆円に増額した。三菱重は、敵の射程外からミサイルを発射できるスタンドオフ防衛能力や統合防空ミサイル防衛能力など7つの分野に重点を置き、政府の防衛力整備計画1年目に当たる今年度の受注額は過去最高の約1兆6000億円を見込んでいる。(出所:ロイター)

 開発の失敗や遅れのない効果的で効率的な計画であればと思います。

 

 

論語に学ぶ

子路、曾皙(そうせき)、冉有(ぜんゆう)、公西華(こうせいか)、侍坐(じざ)す....(中略)....子路 卒爾(そつじ)として対(こた)う。曰わく、千乗(せんじょう)の国、大国の間に摂(せま)らる。加 之(しかのみならず)、師旅(しりょ)を以てし、之に因るに飢饉を以てす。由や之を為(おさ)むるや、三年に及ぶ比(ころおい)、勇有りて且(か)つ方を知ら使(し)む可(べ)し、と。夫子(ふうし)これを哂(わら)う。求 爾は何如(いかん)、と....(中略)…子曰わく、亦各々其の志を言うのみ、と。曰わく、夫子、何ぞ由を哂うや、と。曰わく、国を為(おさ)むるには礼を以てす。其の言譲(じょう)ならず。是(こ)の故に之を哂う、と。唯(ただ)求は則ち邦に非ざるか、と。安(いずく)んぞ方六七十、如しくは五六十にして、邦に非ざる者を見ん、と。唯赤は則ち邦に非ざるか、と。宗廟会同、諸侯に非ずして何ぞ。赤や之が小たらば、孰(たれ)か能く之が大たらん、と。(「先進第十一」24)

 孔子が弟子の子路、曾皙、冉有、公西華に「お前たち寄ると触ると、世の人は私の価値がわかっていないと不平を言っておる。では、もしお前を買おうという人が出てきたとき、何をしようとするのか」と尋ねます。子路は「もし千乗の大国が、他の諸大国との間で切迫した状態にあったとしましょう。それだけではなくて、戦争があり、そこから来た飢饉があるとしましょう。そこの政治を担当して三年に近づくころには、人々を勇気があり節度にかなった生活をするようにさせることができまする」と答えます。すると孔子は微笑しました。子路に続き、冉有、公西華が志を語ります。

 次いで曾皙は「春も末の頃、新しい春服を着て、成人が五六人、童子が六七人、打ち連れて沂水へ行き、そこで顔や手を清め、舞雩、あの雨乞い壇に上って春風に吹かれつつ遊び、日暮れの頃、歌を唱いつつ家路につきたいと思いまする」と述べ、孔子は大きく溜息をついて「私はお前の気持ちと同じだ」と答えます。やがて弟子たちが退出すると、孔子は大言壮語した子路の志について「国を運営するとなれば、礼をもってしなければならない。だが、子路のことばには礼で求められる謙譲さがなかった。それで笑ったのだ」と答えました。

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 公西華は自分が何ができるというわけでもなく、もっと学びたいといい、儀式担当官になりたいといいます。すると孔子は、謙遜し過ぎといい、「あの力量のある公西華が儀式担当官で終わるならば、誰が執政(大相)となることができようか」と答えました。人それぞれには性格があり、またその力量に見合った適切な職を適切な時に得るべきなのでしょう。そうでないと思わぬ不幸を招いてしまうのかもしれません。

 

 

トリガー条項

 首相が、国民民主党が要求したガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」の凍結解除について、自民、公明、国民民主3党の政策責任者間で協議するよう指示したそうです。

ガソリン税、トリガー条項発動「1.5兆円必要」 財務相 - 日本経済新聞

 一方、鈴木財務相は「国と地方で1.5兆円もの巨額の財源が必要になる」との認識を示したといいます。物議を醸す発言ですが、財務省には財務省の事情もあるのでしょう。

 国の実情を正しく認識して、できることをやるのであれば、混乱することもないのでしょうが、身の丈以上のことを望み過ぎてはいないでしょうか。

 色々とあるようですが、国民民主党も賛成に回って、補正予算案は衆議院を通過したそうです。ただ国会では所得減税について「邪道だ」との激しい𠮟責もあったり、首相の答弁中に「長いけど中身がない」との野次もあったそうです。 とりあえず論戦の場は参院に移るようです。

 

 

「参考文書」

トリガー条項の凍結解除検討へ 岸田首相、自公国3党の協議指示:時事ドットコム