「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

才能、堕落、なぜ人は身を滅ぼす行為をするのか

 週刊誌報道を巡る松本さん問題が尾を引きずっています。その才能を惜しむ声や同情が芸能界を中心にしてあるのでしょうか。一方、ジャニーズ問題同様、才能ある人物による疑惑と捉える人たちはその問題を追及したがっていそうです。

未熟な「天才」を崇拝、だけど本心は… 社会学者が語る危うさ:朝日新聞デジタル

 裁判になるのでしょうか。漫才ビジネスでその才知を開花させた松本氏の今後が気になります。 

 

 

 世間を騒がす様々な問題がおきます。「人によって問題が起きる」というのが共通していることなのでしょうか。しかし、その問題を解決するのもまた人なのでしょう。リーズナブルに解決され、支持を得ることが鉄則なのでしょう。それはどの業界においても共通なことのはずです。

M-1が兼ね備える「成功プロジェクトの共通点」 経営学者・楠木建氏がM-1創設者と漫才を語る | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン

 自分が属する業界を特別視するようなことは避けた方がよいのかもしれません。栄華、隆盛も興ざめになることはジャニーズ問題で目撃したのですから。

論語に学ぶ

年四十にして悪(にく)まる。其れ終わらんのみ。(「陽貨第十七」23)

 四十になっても人に憎まれるようでは、もう終わっていると孔子はいいました。

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「若気の至り」、血気にはやり無分別な行いも若い頃なら許されることもあるのでしょうが、いつまでも向こう見ずを続けてしまえば、信用を失いかねません。年齢相応の振舞を見につけておくべきのような気がします。それが人格であったり、徳であったり、人間性であるのでしょう。

 

 

 欲があることはいいことのはずです。しかし、ときにそれが貪欲を招くことになってしまいます。性欲や競争欲、金銭欲に物欲、行き過ぎれば、身を滅ぼすことになる、最近のニュースを見ては感じることです。

 適度にコントロールされるべきであって、そうなってはじめて、そこから物語が生まれ美談へと昇華していくのではないでしょうか。

能登初訪問

 首相が初めて能登半島地震の被災地を視察したそうです。

首相初訪問、冷ややかな視線も 能登避難者「励まし足りない」 | 共同通信

発生から14日目の駆け足の訪問には「今更来たのか」「励ましが足りない」と冷ややかな視線も向けられた。(出所:共同通信

 人間性があられているのでしょう。時機を逸しさえしなければ、もう少し印象は変わっていたのかもしれません。それもわからないのが首相の人格ということなのでしょうか。

政党に欠かせぬガバナンス 政治とカネに規制改革を - 日本経済新聞

 それにしても、裏金問題にしろ人から嫌われるようなことを平気でできてしまうことが不思議でなりません。政治家とは愚かな存在と思わざるを得ません。このまま変わることがないのであれば、国がダメになっていくのは間違いなそうです。