2019-01-01から1年間の記事一覧
明仁天皇は、それまでの慣習を止め、子育てを自分でなされていたと聞く。より国民を理解するうえでもとのお考えがあったようだ。 それまでの色いろな慣習を変える。天皇の地位にあることを甘んじることなく、「国民の象徴」としてどうあるべきかを模索されて…
一国主義みたいなものが台頭しているのかもしれない。遠い昔から「中華思想」というのがあった。一国主義の原点なのかもしれない。そうした思想があるからこそ、多様化の意味と大切さも理解できる。
人間としてだめであるならば、その人が学問だの、文化だの、と言っても始まらない。
上皇になられた明仁天皇。そして、 徳仁さまが令和の象徴天皇となった。明日、11月10日に天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われる。 「天子穆穆たり」 明仁さまの言動に、そのお姿をみたような気がする。沖縄や戦争激戦地のご訪問、被災地へ…
「是れ忍ぶ可くんば、孰れをか忍ぶ可からざらん。」こういうことを平気で行なうというのであれば、どのようなことでも平気で行なうことになるであろう、とも意味。高浜町と関西電力の関係。本来の礼の意味を分かっているのだろうか。
香港のデモが収まらない。「其の鬼に非ずして之を祭るは、諂うなり。義を見て為さざるは、勇無きなり。」そんな論語の教えが香港市民を支えているのだろうか。
孔子は、過去を学べば百代先まで知ることができるといった。チャーチルもまた同じことをいう。多くの起業家たちも過去から遠い未来を夢見る。
イーロン・マスクの舌禍で色々報道されることが多いテスラ。公表しているマスタープランをもとに一つひとつ実績を作ってきている。そして、マスタープラン パート2へ。言行一致を貫くテスラを私たちは目撃している。
「貴殿はどうして政治の現場に乗り出そうとされないのか」との問いに、孔子は『孝こそ大切、兄弟仲良く、それを御政道に及ぼせ』をあげて答えたという。下野したとき、西郷隆盛もそんな気持ちであったのではなかろうか。
戦前、金解禁を断行した大蔵大臣井上準之助という男がいた。その井上を登用したのがライオン宰相こと、浜口雄幸。「真っ直ぐな人物を登用して曲がった連中の上に据え置きますれば、民は心服いたします。」
今、就職しようとする君に、ぜひ読んで欲しい言葉がある。「多く学習し疑問点を解き、その他の確かであることについても慎重に発言すれば、まず過ちは少ない。多くを経験して不安な点を除き、その他の確かであることについても慎重に行動すれば、まず過ちが…
あの有名なソクラテスの「無知の知」とおおむね同じ意味の【知らざるは知らずと為す、是れ知るなり】
思想界のイノベーターである孔子自身もまた異説を唱える異端児であったのではなかろうか。そうした孔子が皮肉まじりに唱えた言葉とは言えないだろうか。
独自性、自分探しで悩んだことはありませんか? 偉人たちもみな過去を学んで、新しきものを生み出している。先人たちの知恵を真似てみることがいいことなのかもしれない。過去を学ぶとは、古典ばかりでなく普通に読書すること。そして、考えること。
ラグビー日本代表のスローガンは「ワンチーム」だという。「君子は周して比せず」、その思いがあるから、最高のチームができあがっているのではないか。ワールドカップで、ワンチーム 日本は大活躍し、目標のベスト8を果たした。おめでとう!日本
「先ず実行だ。その説明は、実行の後でする」その言葉を実行しているのがスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん。悪化する環境を憂い、行動を起こした彼女。国連に登壇して窮状を訴えた。 彼女がはじめた #FridayForFuture 活動で、世界は動き始めた。そ…
スペシャリティであったものが、あっという間にコモディティ化してしまう現代。論語の「君子は器にならず」という言葉が何かのヒントを与えてくれるかもしれない。
チームプレイの重要性がますます高まっている。チーム作りは人材探しから。ひととなりを見抜くには何が必要か。かつてラグビー日本代表のヘッドコーチであったエディジョーンズのチーム作り、そして準備が参考になるのかもしれない。不確実性の時代を生き抜…
終日違わずして愚なるが如し。退いて其の私を省みれば、亦以て発するに足れり。この言葉に、ラグビー日本代表主将リーチ・マイケルの姿を見る。彼のひたむきな姿勢はどうやって養われてきたのか。
色難し。父母に接するときに優しくーこれが難しいと加地は言う。そう思うことも多々ある。やさしさとは何なのだろうか。
論語 為政の章にはいくつ孝の話が出てくる。孔子は「孝」を定義しようとするのではなく、道徳律として場面場面に合わせて、それを表現しているという。。。
ネット上で、『毒親』との言葉を目にすることが多くなった。【父母には唯其の疾をこれ憂えよ】この言葉にこそ、親孝行の素直な起源があると言われる。その意味とは。
「 孝」とは、難しいものかもしれない。論語にたくさん「孝」について記述がある。とてもシンプルに書かれているが、シンプルが故にその実践がまた難しいのかもしれない。 生けるときは之に事うるに礼を以てし、死せるときは之を葬むるに礼を以てし、之を祭…
論語の有名な一節であり、普遍性の高いことば、三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。この言葉を目にし、何かに悩むときは論語をぜひ読んで欲しい。日本資本主義の父と言われる渋沢も論語を愛読した。その渋沢は、志の立て方として、こ…
日産を大改革をして再度成長路線に戻したカルロス・ゴーンさんはカリスマ経営者のひとりになった。そんな彼がなぜ不善を犯したのか。日本から多くのことを学んだはずの彼が...
「詩三百、一言以て之を蔽えば、曰わく、思い邪無し」薩摩藩主島津斉彬の座右の銘と聞きます。おなじく鹿児島出身の稲盛和夫。新たな経営の神様と言われ、その半生はまさに「思い邪無し」とでもいえるようです。
孫正義さんの発言がSNSでも話題になっているようです。孫さんの発言をもとに書かれた記事が拍車をかけたようです。実は「冷静頭と温かい心」という言葉が彼を一番言い表しているのかもしれません。
「政(まつりごと)を為すは徳を以てす」とは言いますが、 現在の政治家の中に有徳者を探しだすことは、なかなかもって難しくなっている。広くビジネス界に有徳者を探すとSONYの盛田昭夫さんが浮かぶ。盛田さんとマイケルジャクソンの意外な関係にびっくりで…
DeNA創業者であり、横浜ベイスターズのオーナーでもある南場智子さん。論語の「人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。」という言葉に彼女の姿をみる。マッキンゼー、そして、DeNAでどんな苦労と努力をされてきたのであろうか。
先日、瀧本哲史さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。彼の足跡をたどると、『往を告げて、来を知る。』そんな人物像が見えてきます。彼が遺したメッセージとは何か。