「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

企業_グローバル

緩んだ財政規律に疲弊する日本、アイフォン値上げ、止まらぬ円安に物価高

米アップルのスマートフォン「iPhone」などが一斉に値上げになりました。米国で値上げになっていないことより、急激な円安が要因といわれています。これほど円が弱い通貨になってしまったことにショックを受けます。 それでも相変わらず日銀も政府も政策を変…

サハリン2の影響はどこまで広がるか、このまま揺さぶられ続けるのか

「サハリン2」、極東のサハリンで進められている石油・天然ガス開発プロジェクトで、日本の商社も参加しています。この事業についてロシアのプーチン大統領が、ロシア企業に事業主体を変更する大統領令に署名したといいます。 サハリン2の事業主体をロシア…

非難ばかりでは対立は解消しない、忘れてはならない「気候クラブ」の理念

ドイツ南部エルマウで開催されていたG7サミットが閉幕しました。成果文書である首脳声明が発表され、ウクライナ情勢、中国、北朝鮮などについて言及、非難したそうです。 G7、「必要な限り」ウクライナ支援 対ロ制裁と安全保障 声明発表 | ロイター それと…

尼崎のUSB紛失は起こるべくして起きたのか、再発防止する理想的な方法はあるのか

兵庫県尼崎市の全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーの一時紛失事故がありました。この問題について、市から業務委託を受けた情報システム大手の「BIPROGY(ビプロジー)」(旧日本ユニシス)は、USBを紛失したのは「協力会社の社員」としていました…

下落し低迷するソフトバンクグループの株価は何を意味しているのか

ソフトバンクグループの株主総会が開かれ、過去最大の赤字に転落し、1年で3割以上下落し、低迷が続く株価に対しての釈明があったといいます。 ソフトバンクG総会「孫氏後継は永遠の課題」と社外取:タイムライン - Bloomberg ソフトバンクグループは、2022…

なぜデロイトトーマツは守秘義務を守れなかったのか

競争社会である以上、企業においては競合の情報を得ようとするのは当然のことなのかもしれません。現実、幾多の調査会社があり、また、コンサルティング会社もあって、情報提供することでビジネスが成立します。 現実か否かは別にして、不確実性の時代といわ…

優越的地位を乱用したと認定されたグルメサイト、争うべきなのか、それとも改善すべきなのか

レストラン検索・予約サイト大手の「食べログ」が訴えられた裁判で、訴え起こした焼き肉チェーン店に対し、東京地裁が3840万円の賠償を命じたといいます。評価点を計算するアルゴリズムの一方的な変更は「優越的地位の乱用」を禁じた独占禁止法に違反すると…

止まらない円安は「日本売り」なのか、遠退きそうな賃上げ

ドル円の動向が気になります。また円が135円の値をつけ、円売りが意識されているようです。日本売りのような状況になっていないでしょうか。 米国では、インフレの長期化懸念から株価が急落しています。背景に米国の中央銀行となるFRBがさらなる利上げを進め…

おとり広告、不祥事は大企業病の現れか

回転寿司最大手のスシローのウニやカニなどを目玉にしたキャンペーンで「おとり広告」があったとして、消費者庁が「あきんどスシロー」に対し、再発防止を求める措置命令を出したといいます。 「なぜスシローが」、メディアが「おとり広告」に至った理由を憶…

活性化には元気なスタートアップが良薬、創業環境は改善しているか

「スタートアップこそ社会の課題を成長のエンジンに転換し、新しい資本主義の考えを体現するもの」と、首相が「日本スタートアップ大賞」に出席し、そう述べたといいます。また、創業時に財産を担保に取る個人保証を求めない新しい制度を作ると明らかにしま…

在宅勤務を否定するイーロン・マスク氏の本音はどこにあるのか

米テスラのCEOのイーロン・マスク氏が過激とも思える内容のツイートしたようです。 トウシルによると、「米国経済はリセッションに近づいているのか」との質問に対し、セッションに陥ることは「有益だ」との考えを示したそうです。 「あまりにも長い間、愚か…

狂気を求めるユーグレナ、それを表すピンクをコーポレートカラーに追加した理由は

「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をフィロソフィーに掲げ、「人と地球を健康にする」とパーパスで事業を推進する、ミドリムシのユーグレナ社が、コーポレート・アイデンティティ(CI)の一部を改定し、コーポレートカラーに「ワイ…

進まぬDX、不足するIT人材、求められる成長

夏の参院選が近づいてきたからでしょうか、政府は様々な政策を公表しているようです。目先を変え、何か新しいことを始めれば、変化のきっかけになるのかもしれません。「人への投資」、「IT人材の育成」、「ジョブ型雇用」など、色々なワードが発出され、そ…

大学の新しい学科ではどんな人材が育つか、武蔵野大学にサステナビリティ学科、国立女子大には工学部

大学において新たな学部が設置されると聞くと興味がそそられる。時代の移り変わりとともに必要となる専門知識も変化するということなのだろう。 国立高等専門学校機構が、半導体人材の育成事業を始めるという。昨今の半導体不足や半導体産業の再興を目指す動…

次々と明らかになる不正の実態、信用を失い、評価されない日本になっていくだけなのか

外務省が東南アジアの9か国で行った世論調査を行ったそうです。この調査の中で、G20 主要20か国の中で最も信頼できる国や機関を質問したところ、中国が日本より信頼されているとの結果が明らかになったといいます。 G20の中で最も信頼できる国 中国が日本上…

暗号通貨を批判するビルゲイツ、彼の主張は正しいのだろうか

ビルゲイツ氏は暴落している暗号通貨に批判的で、「デジタル通貨を一切所有していない」といいます。ビットコインに懐疑的な見方を示し、ビットコインの熱狂に吸い寄せられる一般人への懸念を表明しているそうです。 ビル・ゲイツが暗号通貨への投資に否定的…

景気後退の瀬戸際か、下落基調の株価、苦しさ増す日本企業、円安改善を求める声

ウクライナ情勢を伝える報道回数が減り、膠着状態なのでしょうか。状況が好転するには今しばらくこのままの状態が続きそうです。 一方、経済への影響は深刻さを増しているようです。リセッション(景気後退)懸念がくすぶり、日本でも米国でも株価がまた大き…

テックの終焉か、繰り返されるバブルとその崩壊

潮の満ち引きがあるように、世の中も変化が起きるものなのだろう。潮目の変化は避けえない。好景気に沸き、それを謳歌していれば、どこかで転機が訪れる。品薄になり、物価が高騰するというサインが現れれば、過熱感を冷まそうとする力が働く、ごく自然なサ…

変わるニューノーマル、過去最高益のトヨタ、大赤字のソフトバンクG、暴落する暗号資産

サプライズの企業業績の発表が相次ぐ。こんなご時世にあってもトヨタ自動車は、売り上げと利益はいずれも過去最高となったという。 販売台数が順調に伸び、資源高騰というネガティブ要因もあったが、円安効果でカバーしたようだ。 最高益も晴れぬ視界 原材料…

発言は慎んだほうがよい時もある、ロンドンで講演した首相

𠮷野家の元常務の問題視された発言がまだ多少尾を引いているのでしょうか。それだけマーケティング業界にはインパクトのある出来事だったのかもしれません。 生活者視線からすれば、この騒動が𠮷野家ブランド自体を棄損することは、結局ほとんどなかったので…

ブロック経済と自由貿易、岐路に立つ日本

「世界経済を敵対するブロックに分割することは、繁栄にも平和にもつながらない。それが歴史の教訓だ」と、WTO世界貿易機関のオコンジョイウェアラ事務局長が警告しているそうだ。 冷戦終結後、拡大してきたグローバル経済が岐路に立っていると、毎日新聞は…

エネルギーや食糧の高騰による禍が拡がり始めたのか

ロシア化という言葉を報道でよく耳にするようになりました。多様性を認め合う世の中に逆行するようなことではないでしょうか。レーニン像が復活したり、自国通貨の使用を強要したりしているといいます。これもまた禍のひとつなのでしょうか。 論語に学ぶ 「…

黒田日銀総裁にプーチン大統領、なぜ目標が達成できないのか

たいへんな時代になってしまったと思う今日この頃。要人たちの発言が気になります。 プーチン大統領がサンクトペテルブルクで議員を前に「電撃的な対抗措置を取る」と発言したそうです。真意は定かではないですが、様々な憶測があるようです。怖い話です。 …

揺れ動く国際情勢、気になる金融政策決定会合、欲する安息な日々

コロナ渦から抜け出、ごくありふれた日常に戻ることができるのかと思いきや、なかなかそうはさせてくれないようである。世界には様々な出来事がある。 中国ではコロナ禍が最悪期を迎えているのだろうか。当局のゼロコロナ政策によって、上海を始め混乱があち…

口は禍の元か、止まらぬ円安129円超、言葉の力を軽んじていないか

円安が止まらないようです。ここ1ヶ月近くで10円下落し、円は130円目前の129円を超える値を付けるようになっています。独歩安とも言われています。ここまで日銀の黒田総裁は金融緩和の継続をしきりに口にしてきたのだから当然のことなのかもしれません。しか…

不確実の時代、緊迫化する国際情勢、気になるフランス大統領選

地球温暖化の問題が認識され、国際社会が一致してその問題解決を図っていく。その中で、互いの違いを尊重し合えば、国際協力も進み、ひとつの問題の下、調和し、平和な社会が実現する。そんな願いも虚しいものになったのだろうか。今の国際情勢を鑑みれば、…

届かない声、止まぬ戦渦、それでもなお求められるのは平和

ロシアの蛮行はいつまで続くのだろうか。戦争を止めなければならない。明るみになった残忍な行為に世界各国が非難し、警告を発した。そうであるにもかかわらず、ロシアは強気を崩さず、そうした声を無視し、対立という形で返礼するかのようだ。 そんな中、こ…

ロシアを拒絶する欧米、この最悪の出来事から何を学ぶべきなのか

歴史に学び、知性を育み、良識や良心を身につけていく。それを子らに伝え、暮らしやすく、住みよい社会を作っていく。そこに適正な競争と切磋琢磨があることで、協力と協調を生み、成長を促していく、それがごくごく当たり前のことと思っていた。 そんな常識…

新入社員の辛辣な言葉で風通しの良さをアピールする関西電力、耳障りのよい言葉ばかりのロシア

関西電力の入社式で、新入社員の代表が「関西電力の当たり前が世の中の当たり前と乖離していないか」と、答辞を述べたという。 朝日新聞によれば、「辛辣」とも受け取れる文言を受け止めることで、風通しの良さを社内外に訴える狙いもあるという。 関電新入…

インド首相と停戦を呼びかける日本の首相、プーチンに反戦を伝えるシュワルツェネッガー

避けなければならないはずの市街戦が、ウクライナ東部のマリウポリで始まってしまったようです。 「無謀で無差別な攻撃を含む消耗戦に移行し始めた」と英国の国防省が分析し、市民の犠牲がさらに増えることを懸念しているといいます。 出口の見えない戦争に…