「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

【教えざる民を以て戦うは、是 之を棄つと謂う】 Vol.334

 

子曰わく、教えざる民を以て戦うは、是(これ)之を棄(す)つと謂う。(「子路第十三」30)

 

  (解説)

孔子の教え。「軍事を教えない民を用いて戦争するのは、民を棄てるというものである」。論語 加地伸行

  

 孔子は、慎む所は「斎」「戦」「疾」という(「述而第七」12)。 

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「戦」、「教えざる民を以て戦うは、是 之を棄つと謂う」

 

「疾」、疾病、このコロナの時代は慎むのときなのかもしれない。

 きちんと対処しないことは、武器を持たずに戦いに挑んでいることなのかもしれない。勝てるはずもなく、ただ無駄に命を棄てていることなのかもしれない。

 

 (参考文献)  

論語 増補版 (講談社学術文庫)

論語 増補版 (講談社学術文庫)

 
論語 (ちくま文庫)

論語 (ちくま文庫)

  • 作者:桑原 武夫
  • 発売日: 1985/12/01
  • メディア: 文庫