子曰わく、教えざる民を以て戦うは、是(これ)之を棄(す)つと謂う。(「子路第十三」30)
(解説)
孔子の教え。「軍事を教えない民を用いて戦争するのは、民を棄てるというものである」。(論語 加地伸行)
孔子は、慎む所は「斎」「戦」「疾」という(「述而第七」12)。
「戦」、「教えざる民を以て戦うは、是 之を棄つと謂う」
「疾」、疾病、このコロナの時代は慎むのときなのかもしれない。
きちんと対処しないことは、武器を持たずに戦いに挑んでいることなのかもしれない。勝てるはずもなく、ただ無駄に命を棄てていることなのかもしれない。
(参考文献)