「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

呼び掛けられる警戒、近づく台風7号

 お盆休みの列島に強い勢力の台風7号がやって来ると警戒が呼び掛けれています。予想進路からすると上陸は間違いなさそうです。交通機関は早めに計画運休の可能性を公表し、高速道路も同様に通行止めになる可能性があるといいます。

 台風6号で大きな被害が出たばかりなのに、またかと感じます。大きな被害にならないことを祈るだけです。

 真夏に次々と強い勢力の台風が襲来し、日本海側では台風からの南風が山を越えてフェーン現象となって異常な高温をもたらしました。気候変動の影響なのでしょうか。

 

 

 本気の対策が求められていそうです。国は先送りできない課題に取り組み、答えを出していくといいますが、こと気候変動については及び腰なのでしょうか。

 脱炭素は経済対策と化し、適応策が不十分のままのように感じます。繰り返される被害を重く受け止めて欲しいものです。

 回避できるはずの有事を想定して防衛力を増強するよりも、熱中症を含め毎年被害者が多数発生してしまう現実から目をそらしてはならないはずです。危機感をもって「先送りできない課題」として取り組むべきではないでしょうか。

論語に学ぶ

羣居(ぐんきょ)すること終日、言 義に及ばず、好んで小慧(しょうけい)を行う。難(かた)いかな。(「衛霊公第十五」17)

 群れて一日中雑談し、話す中身に義はなく、小才を巡らす話ばかりに熱中している。難しいなと意味します。

dsupplying.hatenadiary.jp

処理水問題

 福島原発に溜まり続ける処理水の海洋放出が間近に迫ってきたようです。混乱なく解決されるのでしょうか。

中国大阪総領事、処理水放出批判 「なぜ飲用水に使わない」:東京新聞 TOKYO Web

 中国は処理水を「汚染水」と呼び、批判を繰り返し、日本産水産物の輸入規制強化しています。 首相は外交を通じて、疑念払拭を試みるようですが、どのような成果となってなっていくのでしょうか。

 

 

人事

「先送りできない課題に取り組み、答えを出していく」、それが岸田内閣の基本姿勢といいます。しかし、号令先行で導き出される答えは実現が困難なようで、結果につながらずに、混乱を生み、それを積み重ねているようです。

 そんな中、9月中旬にも内閣改造自民党の役員人事を行われるようだといいます。

岸田首相 9月中旬にも内閣改造・党の役員人事行う方向で検討 | NHK | 内閣改造・自民党役員人事

 記事によると、内閣支持率が下落傾向にある中、態勢の立て直しを図り、政権の浮揚につなげる狙いがあるといいます。支持率回復も「先送りできない課題」のひとつということなのでしょうか。

 まだまだ混乱が続きそうです。余計なことに手を出さずに、まずは国民生活を第一に考えて欲しいものです。今日もまた防災無線熱中症に注意しましょうと警戒を呼び掛けています。

 

「参考文書」

岸田首相:防衛力も少子化も財源未解決… 首相、今度は「認知症対策」 「見切り発車」に困惑の声も | 毎日新聞

日中首相、来月会談で調整=処理水も議題、ASEAN会議で | 時事通信ニュース