あきらかに夏の気候が変化していそうです。昨年もそうでしたが今年の方がひどい暑さのようです。この猛暑はいったい何時になったらおさまるのでしょうか。天気予報は猛暑をもたらす暖気が今週いっぱいは列島を覆うといっています。
熱波襲来 〜“災害級”の暑さ 命・暮らしの危機〜 - NHKスペシャル - NHK
熱中症で亡くなる人が増加しているようです。健康にもリスクを与えています。中には熱中症の後遺症になる人もいるそうです。もはや災害級の熱波です。
夏の風物詩が変わり、過ごし方も変わっていくことになりそうです。海水浴場からは人の姿が減り、余暇は日中ではなく夜間が中心になっていくのでしょうか。これが地球沸騰化時代の新しい日常なのでしょうか。
コメ高騰
お米の品薄、高騰が続いています。昨年の猛暑の影響だけではないようですが、それでもその影響を考慮しなければならなくなりつつあるようです。
米どころ新潟、災害級の猛暑でコシヒカリの一等級比率が平年70%→昨年5%に 想定上回る温暖化、「新之助」は窮地を救えるか #食の現在地(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
気候の変化のスピードを上回る勢いで品種改良していかなければならないといいます。
日本のコメを守るために何ができるかを考えるのは、農家だけが負うべき課題ではない。(出所:Yahoo!ニュース)
この地球沸騰化の時代に合わせて様々なことを作り替えていくべきなのでしょう。社会をリセットし、再構築できればよいのでしょうが、それは困難で現実的ではなさそうです。いったいどうすればよいのでしょうか。
論語に学ぶ
賢者は世を辟(さ)け、其の次は地を避け、其の次は色を避け、其の次は言を避く、と。子曰わく、作(た)つ者七人、と。(「憲問第十四」37)
賢人は乱世を避ける。その次は、乱れた地を避ける。その次は主君の乱れた顔色を見ることをやめる。その次は、悪しき言葉、主張を聞くことを避ける。また、孔子は「そういうことをができる者は七人いる」といいました。
この温暖化は地球のどこにいっても同じようなもので、どの国において災害級の熱波に襲われるようになっています。こうした事態に関心を寄せない政治家を当てにせず、いまだに行動しない者たちの主張はさけるべきということなのでしょう。
与党自民党と野党第一党の立憲の党の顔を選ぶ選挙が近づいています。それぞれの候補はどれだけこの問題に真剣に取り組む気があるのでしょうか。いつまでも右だの左だの言って言い争うのでなく、この解決に向けて建設的に物事を進めてもらいたいものです。
経済活動を担う企業においても同様なのでしょう。政権与党に癒着し、ことを有利に進めようとするのではなく、問題解決のためにただひたすら邁進してもらいたいものです。この災害級の熱波も本をただせば経済活動からもたらされたものなのですから。
そして私たちもこうした者たちに惑わされてはならないのでしょう。
「参考文書」
不作でもインバウンドでもない コメが買えない「本当の理由」 | 毎日新聞