早いもので、パリ2024オリンピックも前半戦が終わり後半戦に突入です。陸上も始まりました。しかし、昨日は負けを意識する悔しすぎる一日でした。サッカー男子にバスケ男子、バレー男子、柔道の斎藤に素根、卓球早田、陸上の田中希美...... バレー男子はセット率で何とか準々決勝に進めるようですが。
【柔道】五輪2連覇逃した素根輝が左膝負傷で棄権 日本女子は過去ワーストのメダル2個に終わる - 柔道 - パリオリンピック2024 : 日刊スポーツ
ワタガシペアのようにメダル獲得もありましたが、期待していた種目で敗戦が続くとちょっと気が沈みます。ゲームを支配できるようになれば違う展開もあったのではないでしょうか。まだまだそこまでの巧さが身についていないようにも思えます。後半戦は、良い流れになることに期待です。
昨日は経済の方も波乱の一日だったようです。円高が急速に進み、日経平均株価は大暴落しました。東京は、世界の主要市場で断トツの下落、一人負けといいます。
日経平均急落、一時2000円超安 米景気減速に懸念 - 日本経済新聞
AIバブルの崩壊との声もあるようです。売りが売りを呼ぶパニック売りだったのでしょうか。いずれにせよ、調整局面に入ったということは間違いなさそうです。現状を早期にとらまえて平静を取り戻してほしいものです。
しかし、急激な値動きには驚きです。「植田ショック」なんて言葉が飛び出しているようです。植田総裁の発言が直接の引き金になったということはないのでしょうが、それにしても間が悪すぎたのかもしれません。手掛かりを欲していた市場の思惑とへんにかみ合ってしまったというところでしょうか。
これでは良い流れを作り出すことは厳しそうです。もう少し如才なく、賢く振舞えれば、状況を異なものにすることができるのではないでしょうか。
論語に学ぶ
知者は水を楽(この)み、仁者は山を楽む。知者は動、仁者は静。知者は楽しみ、仁者は寿もてす。(「雍也第六」23)
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動、仁者は静。知者は楽しみ、仁者はそうした快楽、歓楽を濾過して生命を静かに永くするのであると孔子は言いました。
水も美しいし、山も美しい、水も山もともに楽しむものであって、どちらか一方を好むということが孔子にはなかったといいます。とかく二元論で物事をとらえようとするのでしょうが、孔子を見習ってみるのもいいのかもしれません。知的であることと豊かな人間性が同居することも可能になりそうです。そうなれば、楽しみの幅が増え、ゆとりも生まれそうです。そうなっていい仕事ができるようになっていくのかもしれなせん。
「参考文書」
『細谷の1ミリ』実況に反感の声…「言葉を作るんじゃあない」オフサイド判定には「シビアだなぁ~」“同点ゴール”取り消しにネット沸く:中日スポーツ・東京中日スポーツ