「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

熱戦のオリンピック、世界と渡り合う日本人選手たち

 オリンピックに興奮しつつも、世界の動きも気になります。平和の祭典といわれるオリンピックがないがしろにするかのように、イスラエル ネタニヤフ政権は我が道を進み、地域の安定を脅かしています。今後のイランの動きが気になります。

 日銀の追加利上げを受け円高が急速に進み、キャリートレード市場で混乱、米ハイテク株価にも影響が及んでいます。この先の円の方向感がまだ定まっていないようです。株価や輸入物価に影響するだけに今後が気になります。

 

 

 日本の政界では自民党や立憲で新たな代表を選挙が迫り、要人たちが発言を続けています。総裁選出馬が取り沙汰される茂木自民党幹事長が「明智光秀になるのではないかという意見があるが、この難局を乗り切るためにどうしたら良いのかが大きな判断基準だ」と語ったといいます。

自民党・茂木敏充幹事長、難局乗り切る能力が判断基準 総裁選出馬で - 日本経済新聞

 明智光秀ですか、いつまでたっても自民党内は戦国の世のようです。これでは平和の治世は永久になさそうです。日本の政治が変わることはなく、難局がなくなることはないのでしょう。

論語に学ぶ

性 相(あい)近し。習い相遠し。子曰わく、唯(ただ)上知(じょうち)と下愚(げぐ)とは、移らず。(「陽貨第十七」2)

 人は先天的に差はない。後天的に差が生まれてくるのだ。最高の知者は悪い境遇にあっても堕落せず、最下等の愚者はどんなによい境遇にあっても向上しないと孔子は言いました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 人間は後天的に教育や生活によって向上ないし堕落しうるものとするのが孔子の考えだといいます。

 生涯を通して学んでいくことの重要性を感じます。オリンピックで活躍し、勝ち残るアスリートたちは、それを知り努力を惜しまない「上知」なのでしょうか。政治に携わる者たちもそうあって欲しいものですが、最近の日本の政治家はどうも「下愚」にしかみえません。教養をつねにアップデートするとかの努力を続けているのでしょうか。

 

 

パリ2024オリンピック

 熱戦続くオリンピックに見入ってしまいます。卓球女子の早田ひなはやっぱり強かった。追い込まれて負けず、メンタルの強さを感じたりします。男子の張本は 世界王者の中国選手と激しく渡り合ってた末の敗戦でした。

破りかけた中国の壁 張本智、地力示した惜敗―卓球〔五輪〕:時事ドットコム

あと少しで破れそうだった中国の壁......「負けても自信は失わない。満足できている」。(出所:時事ドットコム

 惜しかった。最後の最後で、連続ポイントを奪われたのが悔やまれます。なぜ止められなかったのでしょうか。「運」、それとも.....。メンタル面で少しだけ差があったのでしょうか。

 バスケにバレー、女子チームも相次いで敗れてしまいました。バスケのドイツ戦を見て感じるのは、監督、サポートスタッフの差なのか.....。戦術面、作戦面でもう少し工夫があればもっと違った展開もあったのではないかと悔やまれます。

 

 

「性 相近し。習い相遠し」、同じ日本人なのだから、政治も経済ももっと世界で活躍できそうなものです。努力の向きが違っていたりするのでしょうか。日経平均株価が暴落しているようです。

 

 

「参考文書」

円「快進撃」、1ドル=140円がトレーダーの次のターゲットに - Bloomberg

著名人に聞く「あなたの引き際」93歳バフェット氏の対処法は?(WSJ)

www.jiji.com