涙と感動のパリ2024オリンピック、共感呼ぶアスリートたちの熱き戦い #pari2024オリンピック #アカツキジャパン #決めポーズ

オリンピックが熱いです。大熱戦、アカツキジャパンバスケット男子が延長の末の敗戦、実に惜しかった。八村塁選手が....　ちょっとくやしいです。

メダルラッシュはそうは続かないのでしょうが、それでも柔道では永瀬選手が2連覇を達成しました。阿部一二三選手のようなキッレキレな美しさはないかもしれませんが、泥臭く勝負にこだわった金メダルということでしょうか。

体操女子団体チーム、大会直前のごたごたを乗り越えての活躍に、うるうるするくらい感動です。

個人戦も頑張ってください。

吾未だ剛者を見ず。或る人対えて曰く、申棖（しんとう）と。子曰く、棖や慾あり。焉（いずく）んぞ剛たるを得ん、と。（「公冶長第五」11）

「剛」最後まで筋を通す強い人間を見たことがないと孔子は言いました。するとある人が「弟子の申棖がいます」と答えます。棖は欲が深い。誘惑に負けるだろうから、どうして「剛」強い人間でありえようかといいました。

「剛」、肉体的な強さではなく、意志など精神の強さだといいます。アスリートは屈強な肉体とともに「剛」を持ち合わせていそうです。「剛」、禁欲的ということではなく、欲を上手にコントロールし、誘惑に負けることのないようにするということでしょうか。

オリンピックで日本人選手が連日活躍、感動を届けてくれています。その一方で政治は相変わらずで、また不祥事が発覚したようです。

また政治とカネの問題です。がっかりの連続です。政権与党自民党は欲の塊りということでしょうか。広瀬議員はさっそく自民党を離党したそうです。そうするのであればいっそのこと、議員辞職したらどうなのでしょうか。やましいことがないのであれば離党する必要もないのでしょうから。

国会では、閉会中審査が開かれ、自衛隊の不祥事や米兵の暴行事件について質疑があったそうです。

何から何までひどい話です。不祥事はいったいなぜ起きてしまうのでしょうか。まったくもって不思議です。

アスリートたちがフェアプレイ精神、スポーツマンシップを尊重するように、政治家たち、そして公務員たちも公務員規範や政治倫理、遵法精神を尊重しさえすればいいはずなのですが、それだけ誘惑も多く、欲に抗しきれないということでしょうか。

信頼回復がほど遠いようです。この国の政治はいつになったら正常化するのでしょうか。

「参考文書」

「論語を現代に活かす」　時代を超えて読まれた名著