「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

銃撃されたトランプ氏、「USA」とのシュプレヒコール、はためく星条旗

 トランプ前大統領が支援者集会で銃撃されるというショッキングな事件が起きました。容疑者は射殺され、事件の動機はまだ解明されていないといいます。ただ容疑者は共和党員として登録されていたそうです。

顔ゆがめ、うずくまるトランプ氏 会場パニック、「民主党のせい」の声:時事ドットコム

 銃撃後、トランプ氏が右手を突き出した姿が印象的でした。会場では「USA!」のシュプレヒコールがあがったようです。事件を写した画像背景には星条旗がはためき、まるでヒーロー誕生かのような光景です。大統領選に大きく影響しそうです。これから米国はどこへ向かうことになるのでしょうか。

 

 

 米中対立が常態化し「新冷戦」といわれるようになりました。トランプ氏が大統領職にあった時に始まった貿易戦争が、バイデン大統領に引き継がれ、強化されたようです。今では経済が武器化されています。「もしトラ」が現実化したときどうなるのでしょうか。

 色々考えさせられます。このまま米国の力による支配が同盟国を巻き込んで強化されていくのでしょうか。日本政府はそんな米国に追従していくようです。それでほんとうにいいのだろうかと疑問を感じます。

 問いをたて、よくよく考えるときのように思えます。衝撃的光景を目にして、ついつい情緒的にそれに惹きつけられてしまうのも人なのかもしれませんが、こういうときこそ疑問的態度で学びを深めることが求められていそうです。

 

 

 次々に襲いかかってくることに思い悩むばかりでなく、そこに学びがあれば、新しい発見があったりするのかもしれません。

 社会が画一的なものになってしまったら、これほどつまらないものはないのでしょう。何か変だなと疑問を感じ、それを追求していくことの方がはるかに楽しいはずです。そのよろこびを忘れているのが現代社会の病巣のように思えたりします。

 身の回りのことで疑問に感じることの解決を図ろうとする、それで何がちょっと良くなればそれが社会貢献になったりするのではないでしょうか。そんなことが少なくなっているような気もします。

論語に学ぶ

吾(われ)嘗(かつ)て終日食らわず、終夜寝(い)ねず、以て思うも益無し。学ぶに如(し)かざるなり。(「衛霊公第十五」31)

 私は、一日中食べることもせず、一晩中眠ることもせず、ひたすらに考え続けたが、得ることがなかった。それよりは、学ぶことだと孔子はいいました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 

「参考文書」

トランプ前米大統領銃撃の容疑者の映像 屋根の上で腹ばいに - BBCニュース

鈴木一人・東大教授「米国の経済武器化で懸念される日本のダメージ」 | 日経BOOKプラス