世の中、色々なことがあると知りつつも、何だかなと感ずることばかりです。中東での衝突の引き金となったイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に、UNRWA 国連パレスチナ難民救済事業機関の複数の職員が関与した疑いがあるそうです。
ハマス奇襲に国連機関職員関与か イスラエルの情報提供で解雇―各国に資金停止の動き:時事ドットコム
国連職員がまさか、にわかに信じがたいことですが、これもまた現代ということなのでしょうか。
米国では11月の大統領選に向け、共和党で候補者選びが始まっています。大統領らしからぬ振る舞いが目立つトランプ前大統領が独走する勢いです。
トランプ氏が突然退出、怒る判事-作家に対する名誉毀損訴訟の一幕 - Bloomberg
米国の保守 共和党はいったい何をしているのだろうかと思ったりします。「もしトラ」が現実化することはあるのでしょうか。
満面の笑みの疑惑議員たち
日本では通常国会が始まり、疑惑の議員たちも登院、満面の笑みを浮かべ挨拶している光景があったそうです。
【異例】「政治とカネ」波乱の国会が開幕 “処分なし”安倍派5人衆は笑顔も…身内からは離党求める声|FNNプライムオンライン
鬼の形相、仏頂面していろとはいいませんが、もう少し緊張感があってよさそうな気がします。もやもやします。
こうした最悪の出来事もあらかじめすべて決められていて、自らの行動も行為ももう決められているとの諦念の境地に達し、あとは為すがままと悟っての笑顔なのでしょうか。
このまま悪習を断つことができなければ、日本という国には未来はなく、埋没しかねないことになりそうです。怪しげな輩に未来を委ねるのではなく、自らの自由意志で選択するときがやって来ているような気がします。
論語に学ぶ
周は二代に監(くら)ぶれば、郁郁乎(いくいくこ)として文(あや)なるかな。吾は周に従わん。(「八佾第三」14)
周は、その前の夏・殷二代に比べると、華やかに発展している。私は周の文化に従うと、孔子は言いました。
古代「周」の華やかな文化も、その先の王朝 夏や殷の文物制度を参考にしたから発展、成り立ち、それがまた繰り返されてきたことで現代があるのでしょう。取捨選択し、改めるものを改め、発展、成長があれば歴史はつながっていくのかもしれません。
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人は周囲の環境によって生かされているといいます。今こうした環境下にあって、もしかして自主的に生きるという選択をせよと告げられているのかもしれないと思ったりする。そうできれば、このもやもやも解消することができそうな気もします。
「参考文書」
ヘイリー氏の選挙資金集め、トランプ氏上回る-ウォール街が後押し - Bloomberg
米自動車労組「トランプ氏は搾取側」 バイデン氏を支持 - 日本経済新聞