WBC優勝の余韻が残る中、米メジャーリーグが開幕しました。大谷選手が開幕投手として登板し、吉田選手は4番として、またのヌートバー選手も初の開幕スタメンを果たしたといいます。
WBCで活躍し、その人柄の良さを見せつけた選手たちのプレイにまた魅了されそうです。
ルール変更
そのメジャーリーグでは、ルールが変更になったといいます。「ピッチクロック」が導入され、投球間に時間制限を設け、試合時間の短縮を図るといいます。また、極端な守備シフトが制限されるようになったそうです。
ＭＬＢ＝投球間の時間制限や守備シフト制限、23年から導入へ | ロイター
この他にも、ベースサイズを大きくしたそうです。盗塁成功率を高めるだけでなく、接触プレーでの故障を減らす効果も見込まれているといいます。
選手を守りつつ、より多くの観客を獲得するためのルール変更なのでしょうか。
野球の魅力をより高め、観客が盛り上がれば、それでファンがまた増えるのかもしれません。ルールの見直しとはこうあって欲しいものです。
論語に学ぶ
有子曰わく、礼の用は、和を以て貴しと為す。先王の道は斯（これ）を美と為す。小大之に由れば、行われざる所有り。和を知りて和すれども、礼を以て之を節せざれば、亦（また）行なう可（べ）からず。 （「学而第一」12）
礼の意義は、社会の調和を保つことであり、また「和」なごやかであることが大切である。古代においても、またこれを美徳としている。しかし大小すべてを「和」に頼っても、うまくいかないこともある。「和」をもって調和しようとしても、「礼」によって、節度をわきまえないとうまく調和しないと意味します。
スポーツ選手はベストを尽くしながらも、ルールを守ってプレイします。また節度ある態度で相手に接し、敬意を表します。こうしたことが融合してフェアプレイとなり、感動が生まれるのかもしれません。
観戦する人たちを喜ばすことができるのなら、多少窮屈なルール変更にも柔軟に対応する、それがフェアプレイを知るスポーツ選手ではないでしょうか。
こうした態度と、さらなら興奮があれば、人気はさらに高まっていきそうです。
前大統領の起訴
米国では、トランプ前大統領を起訴されました。大統領経験者の起訴は、米建国史上、はじめてのことといいます。仮に有罪になっても、大統領選への出馬は可能なようです。
大統領返り咲きへ打撃 裁判抱え選挙戦―トランプ氏：時事ドットコム
この起訴の他にも別件の捜査も進んでいるそうですが、強きなトランプ氏は、裁判と並行して大統領選を継続するといわれています。
どうなのでしょうか。感動的な物語が生まれそうにはありません。トランプ氏の人柄の問題ないのでしょうか。
更迭
「毎週開催はサルのやることだ」と問題発言した立憲の小西参院議員が、参院憲法審筆頭幹事の職を更迭されたそうです。
小西氏の憲法審筆頭幹事更迭 立民、国会戦術にダメージ - 産経ニュース
泉代表は「党として謝罪したい。党の見解とは異なるものだ」と陳謝し、「自制心をなくして、他者を攻撃するばかりになってはいけない」「自制心をもって発言、行動していくことが極めて大事だ」と述べたといいます。
スポーツ選手とは真逆のようです。人柄が磨かれていれば、もう少し違った展開になったのではないでしょうか。
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スポーツと政治は比較できるものではないにしても、それでも人柄なり、人格が厳格に求められていることは共通しているのかもしれません。
「参考文書」
