「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

能登豪雨災害と大の里の優勝、間の悪い首相は外遊、レガシー作り

 能登の惨状にほんとうに心が痛みます。怪力乱神など信じたくはありませんが、神はなんてひどい仕打ちをなさるのかと思うような災害です。

能登の豪雨、死者計6人に 安否不明者は8人に 石川県が発表 | 毎日新聞

 まだ大銀杏を結えない大の里関が大活躍、大相撲で優勝しました。石川県の出身だそうです。信じられないような力を発揮できたのも能登での出来事があったからのなのでしょうか。

 

 

 それにしても首相は間の悪いお方のようです。こんなときにわざわざ外遊することもなかろうにと感じます。

「参考文書」

輪島で中学生が行方不明 父「とにかく見つかってほしい」 | 毎日新聞

 レガシー作りだと代役を立てる訳にもいかなかったのでしょうか。「具体的な行動を進めるべきだ」と、国連では機能不全が指摘される安全保障理事会の改革について訴えたそうですが、あまりにも空虚なものに響きます。そうなのかもしれませんが、それと同じくらいに国内政治も機能不全を起こしていないでしょうか。

「参考文書」

岸田文雄首相、国連安保理改革の必要性訴え 未来サミットで演説 - 日本経済新聞

「未来サミット」開幕=首脳ら、国際協力強化誓う―国連 | 時事通信ニュース

バイデン氏、中国が「われわれ試している」 クアッド会議でオフレコ発言拾われる 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 

 総裁選は熱を帯び、候補者たちも未来を語ります。しかし、足元では、政治の秩序が乱れ、破壊の危機にあるように思えます。それを正すことなく、後を生きる世代に顔向けできるのでしょうか。

旧統一教会系の支援、自民党本部に報告 安倍氏面談で支援確認の候補:朝日新聞デジタル

 分断をあおり、わかり合えない時代を醸成してきたのが政治ではないでしょうか。誹謗中傷に罵詈雑言、SNSは悪口やけんかばかりとなり、信頼が薄れる一方で、おカネがすべてのように扱われるようになって、社会はあまりいいものではなくなっています。

 また新幹線が止まったようです。今度は山陽新幹線、保守作業が長引いたことが理由といいます。工事用の車両が動かなくなったとの報道もあるようです。何もかもが老朽化したような日本。ほんとうに刷新感でなく、真面目に刷新しないと、ガラガラと崩壊が進んでいきそうです。

 

 

論語に学ぶ

子は怪、力、乱、神を語らず。(「述而第七」20)

「怪」は怪異。「力」は信じられないような体力。「乱」とは臣が君を、子が父を殺すといった秩序の破壊。「神」とは鬼神のこと。孔子は、そういうことを口にすることを好まなかったといいます。

dsupplying.hatenadiary.jp

 孔子は健康な合理主義者だったといわれます。この世にあってはならない非合理を好まなかったそうです。問題や課題を重要度に整理し、無駄なく効率的な対応で解決できれば合理的といえます。合理的にものごとを進めることができようにしたいものです。合理的な考え方が真に求められていそうな気がします。

 

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「参考文書」

「わかり合えない」時代に物語を アンダー30世代とサバイブ力 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

 


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