問題、課題を乗り越えようと努力するから人は成長できる、大記録を打ち立て更新し続け、規格外に活躍する大谷翔平さんを見ているとそんなことに改めて気づきます。
記録更新ラッシュの大谷翔平がまたしても“新たな快挙”を達成!超レジェンドを上回った「14」という数字を米記者紹介「124年間で最多だ」 | THE DIGEST
メディア各社がシーズンが始まる前から彼の努力を伝えてくれていたのだから、それがよくわかります。こうして才能が開花して、天才へと昇華していくのでしょうか。それが凡人との決定的な差なのかもしれません。何もアスリートに限ったことではなく、何においても同じことがいえそうです。
「世界のオオタニ」、みながみな、大谷さんとおなじようなことができればいいのでしょうが、そうできないのもまた現実なのでしょう。しかし、上に立つような人であれば、それに一歩でも近づいて欲しいものです。しかし、これもまたなかなか難しいことのようです。
選択的夫婦別姓
世論調査で導入賛成が反対を上回り、支持基盤の一つである経団連までが選択的夫婦別姓の導入を提言しています。
選択的別姓に賛否 党内集約は難航必至―自民総裁選:時事ドットコム
導入に向け最大限の努力しさえば済むはずなのになぜそうできないのでしょうか。まして利害調整が政治の本分であるのですから。
選択的夫婦別姓への壁 自民党、深まる保守依存 憲法のトリセツ - 日本経済新聞
党内勢力に縛られて身動きできないなら、総裁失格といっていいのではないでしょうか。そんな政党には政権を担う資格はなさそうです。
難しい問題に繰り返し挑戦するから進歩が生まれるのでしょう。30年近く前からの問題にいまだに取り組んでいるようではいつまでたっても記録を作ることはできません。解決するときなのでしょう。
時に抵抗勢力はいてもいいのかもしれません。それがいるから努力の甲斐もあるのでしょうし、それを乗り越えれば進歩、成長もできるのだから。しかし、今の政財界にはそんなマインドを持った人が少なそうです。それゆえの停滞なのかもしれません。権力構造を変えることができれば、世の中の雰囲気も変わっていきそうな気がします。
今、大谷翔平さんのように正しく努力できる人が求められていそうです。必要な知性や能力を努力で補い続けることができれば、成長しやがて高みに到達することもあるのでしょう。
「参考文書」
「夫婦別姓、気持ち分かるが…」 自民総裁選候補、アンケに出た本音 | 毎日新聞
選択的夫婦別姓実現へ、一刻も早い法改正案提出を-経団連が初提言 - Bloomberg
論語に学ぶ
君子は諸(これ)を己に求め、小人は諸を人に求む。(「衛霊公第十五」21)
君子 教養人は、責任を自分に求めるが、小人は責任を他者に求めると孔子は言いました。