「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

荒れる国会、脱税天国、脱法パーティ、誠実さ欠く首相の答弁

 国会審議がすごいことになっているようです。首相の脱法パーティ、裏金議員、脱税天国、そんな言葉で飛び交っていたそうです。

日本は脱税天国か?二階俊博元幹事長にくすぶる巨額「課税逃れ」疑惑…使途不明金50億円超|日刊ゲンダイDIGITAL

 国会が荒れるのも、首相が合理性に欠ける答弁を繰り返すからではないでしょうか。ネット上にも犯罪者集団、反社会的勢力、そんな言葉があふれています。無理からぬことのなのかもしれません。

 

 

 盛山文科相は旧統一教会との関わりを報じられ、その事実を国会で認めたといいます。一方で、その記憶はなく、それゆえ党にも報告しなかったと釈明したそうです。

かけ放題プランで電話数百件 旧統一教会信者が語る文科相の選挙支援:朝日新聞デジタル

 これで首相がよく口にする「説明責任」を果たしているのでしょうか。言い逃れ、不誠実な答弁では疑念を深めるだけです。もう少し合理的に答えることはできないのでしょうか。首相を筆頭に不誠実な言動が繰り返されています。

論語に学ぶ

其の以(もち)うる所を視、その由(よ)る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉(いずく)んぞ廋(かく)さんや、人焉んぞ廋さんや。(「為政第二」10)

  その人物の行動に注目し、その原因、動機を観察し、さらにその行動によってその人の心のあり方がどのように落ちつくかを洞察すれば、当の本人が自分を蔽い隠そうと思ったところで、隠しおおせることなどできるものではない、と孔子は言いました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 

 

権力監視

 市民グループ「テレビ輝け!市民ネットワーク」が、テレビ朝日を傘下に持つテレビ朝日ホールディングス株主総会で、テレビジャーナリズムの萎縮を防ぐため、「政権の見解を報道する場合にはできるだけ多くの角度から論点を明らかにする」といった内容を定款に追加するなどとの株主提案を行うそうです。

市民グループがテレビ朝日HDに株主提案へ 「権力を鋭く見つめて」:朝日新聞デジタル

 この他にも、政権などの「介入」と疑われる事態が起きた場合は第三者委員会を設けて検証することも求めるそうです。

「テレビには、権力のありようを鋭く見つめて、実態を暴いて、人々に伝える役割を期待しているが、そのテレビが逆に権力者に取り込まれてしまっているのではないか。そこに強い懸念を抱いている」と、市民グループの共同代表を務める前川喜平氏が述べたといいます。

防衛費

「私は今、戦争の足音が聞こえてくるような日本のムードを心配しています」....

「平和の重要性を語ると『空想的平和主義』と批判され、『中国に勝てるのか』と言われる。戦争の足音が響き始めると、それに対して否定的なことを言うのが難しくなります」と、平和外交の重要性を薮中元外務事務次官が説いています。

戦争の足音で批判許さぬムード懸念 藪中元次官「平和つくる外交を」 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル

戦争の話には、お金も付いてきます。『国を守るのは当然だ』と言われ、中身を吟味しにくくなる。岸田文雄首相が防衛費の倍増を決めましたが、唯一の理由は『ロシアのウクライナ侵攻が起きてアジアも危ない』というだけで、まともな説明はありません。岸田さんは『数字ありきではない』と言っていましたが、まさに数字ありきです。(出所:朝日新聞

 元官僚たちも声を上げ始めているようです。過ぎたことが多々あったということではないでしょうか。一党支配にほころびが生じてきたのかなと感じたりもします。政治改革が求められているのでしょう。

 

 

 日本のこの腐った政治を変えていくには、ガラガラポン、すべてを入れ替えなければならないのでしょう。弱き野党も、矛盾を抱え、困りものですが、その野党にも改革を求め、政権交代の受け皿になるよう声を上げていかなければならないのでしょう。