「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

【能登半島地震】思いやりと支え合いを願う、天皇陛下の新年の祈り

 新年を迎え、天皇陛下が「今年も、人々がお互いを思いやりながら支え合うことを願い、新しい年が、我が国と世界の人々にとって、明るい希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります」と年頭所感を公表されました。

天皇陛下の年頭所感全文 「人々の支え合い願う」 - 日本経済新聞

地震や大雨、台風などの災害や、大雪による被害が各地で発生したほか、物価の上昇などにより、苦労された方も多かったことと思います。困難を抱えている人々のことを案じています。その一方で、助けを必要としている人々のために、様々な活動に地道に取り組んでいる人も多いことを心強く思うとともに、そのような支援の輪が広がっていくことを願っています。(出所:日本経済新聞

 

 

 石川県で大きな地震がおきました。原発がある志賀町が最大震度となる「7」だったといいます。たまたま偶然なのかもしれませんが、背筋が凍る思いでした。

志賀原発 “外部電源一部使えずも 使用済み燃料プールの冷却は継続” 原子力規制庁 | NHK | 令和6年能登半島地震

 夜が明け、被害状況が明らかになってきています。大きな被害になっているようです。

論語に学ぶ

子の慎む所は、斎、戦、疾なり。(「述而第七」12)

 孔子が粛然とされるのは、祭祀、戦争、疾病のときであったと意味します。

dsupplying.hatenadiary.jp

「死」に関わる重大事に対する真剣さという意味があるといいます。

 

 

 天皇陛下のお言葉が胸にしみ入ります。地震など天災と常に隣り合わせるのだと意識します。政府、そして政治家においてはこのありさまを真摯に受け止めて欲しいと思います。

政府がきょう非常災害対策本部会合を開催、石川県内では4人が死亡 - Bloomberg

 今何が求められ、何をなすべきを真剣に考えて、行動頂きたい。

 陛下は年頭所感で、戦争についても言及されました。

世界各地で、戦争や紛争により、多数の人々の命が失われていることに心が痛みます。平和な世界を築くために、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています。(出所:日本経済新聞

 政府の課題ということなのでしょうか。 

 

「参考文書」

石川県能登地方で最大震度7の大地震、余震続く-生き埋め情報も - Bloomberg