子曰わく、父母在(いま)せば、遠くに遊ばず。遊ぶには必ず方有り。(里仁第四 十八)
(解説)
「父母が在世のときは、遠方の地にはいかない。仮に行くとしても、必ず居場所を定めることだ。」(論語 加地伸行)
海外赴任から帰った後、ある理由があって居場所を両親に知らせなかった。
父が亡くなった後、父の友人であった人と話す機会があった。父がだいぶ心配していたことをはじめて知った。
昨年、居場所を知らせた。
父は趣味だった家庭菜園で採れる野菜を私に送ることを楽しみにするようになったと聞いた。親不孝なことを続けていたと気づいた。
この章の意味がよく理解できる。
(参考文献)
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