子曰わく、我に数年を加し、五十にして以て易を学ばば、以て大過無かる可(べ)し。(「述而第七」16)
(解説)
「孔子の教え。この私になお数年の時間が与えられ、五十歳になって易を学ぶならば、大いなる過失もなく過ごすことができよう。」(論語 加地伸行)
「易」、「易経」のことであろうか。古代中国の書物。中心思想は、陰陽二つの元素の対立と統合により、森羅万象の変化法則を説く。
この易経に「大過」という卦「䷟(←易ではこれが大過を意味する)」があるそうだ。
「大過」とは大いに過ぎること。
(参考文献)
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