高市新首相。日本の憲政史上初めて女性の首相が誕生しました。喜ばしいことです。非世襲議員であることにも注目が集まっているようです。
高市早苗・自民党総裁、第104代首相に選出 憲政史上初の女性宰相 - BBCニュース
高市氏が「ガラスの天井を破った」ことについて、欧米メディアは歴史的快挙と評価しつつ、その政治信条や政策と切り離して論じることはできないとの見方を示しています。英BBC放送は、「家父長制の国で新境地を切り開いた」と報じ、「指導的立場は伝統的に男性が占めている」日本において、「国のリーダーになるのに、高齢男性である必要はないと示した」と評価しています。しかし、国内外で複雑な評価になっています。
ガラスの天井を破ったこと自体は評価されつつも、保守強硬的な政治信条が、その評価を複雑にしているようです。一部の欧米メディアは「安倍元首相の直系」と伝え、東アジアでは、今後の政策運営や外交関係への影響を報道したといいます。
高市早苗氏、ガラスの天井破る 女性初の首相までの歩みhttps://t.co/oGe7J6pcK7 pic.twitter.com/jtvNC5TkuV
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) 2025年10月21日
世襲議員が首相を務めることが多い日本にあって、高市さんが非世襲で首相の座に就いたことは、自民党内における実力主義や、政治の「刷新」を象徴するものとして、一定の評価や期待を集めているようです。「家柄」「血筋」ではなく、「能力と信念」「実力」でトップに上り詰めたというイメージは、国民の政治への信頼回復や、新鮮さの提供につながる可能性があるといいます。
一方で、安倍元首相の保守・積極財政の政策路線の「直系」の継承者と見なされ、「非世襲による新鮮さ」という評価が、「安倍政権の政策の継続性」という評価と重なり合い、評価を複雑にしているといいます。新鮮さを期待する層と、政策の継続性を求める層、両方からの視線を集めているといいます。
記者会見
「経済最優先」と「強い日本」の構築、 新首相は記者会見で、この二つの柱を強調していました。
高市首相、安保文書改定指示へ 早期衆院解散に慎重:時事ドットコム
「強い日本」、国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定を指示し、防衛力強化を「一刻を争う状況だ」として、保守的な政策信条に基づく国益重視の外交・安保政策を進める決意を示していました。
色々な評価があるようです。まずは日本初の女性宰相の新内閣の門出に祝意を贈りたいと思います。
論語でまとめ
子貢、師と商と、孰(いづ)れか賢(まさ)れるかと問う。子曰わく、師は過ぎたり、商は及ばず。曰く、然らば則ち師は愈(まさ)れるか。子曰わく、過ぎたるは猶及ばざるがごとし。(「先進第十一」16)
弟子の子貢が、「師(子張)」と「商(子夏)」と、どちらが優れていますかと問いました。孔子は「師は度を越しており、商は足りない」といいました。子貢が「それでは、師のほうが優れているということでしょうか?」と尋ねると、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」、多いも少ないも同じことだと孔子はいいました。
孔子は、才能や能力には「行き過ぎ」と「及ばない」の2つのタイプがあることを示し、どちらも理想的な状態ではないとします。過不足をなくし、ちょうどよいバランスを保つ「中庸」の大切を説きます。何事もやりすぎたり、やらなかったりするのではなく、バランスの取れた状態を目指すべきというのが孔子の教えです。
新政権においても、偏り過ぎたりせずに、「中立」、「中庸」の精神を取り入れてもらいたいものです。
(今日の中国の歌。台湾の張恵妹。これも香港人と中国東莞へ出張した際に、香港女性がカラオケで歌ってくれた曲です。それがとてもカッコよくて記憶に残った曲です。最後の「你要勇敢一點點(あなたはもうちょっと勇気を出さなければ」というフレーズが大好きです。香港、台湾、そして中国。今になるとちょっと複雑な気持ちになります。ア・メイ(阿妹A-mei:張恵妹の通称)の感情を込めた歌い方が印象的。マレーシアペナンに駐在していた時は、クルマのラジオからもア・メイの色々な曲がよく流れていました。)
「参考文書」
高市首相「韓国のり大好き、コスメも使っている」 日韓関係の悪化懸念に | ロイター
高市内閣が発足 初の女性首相、経済対策指示―自維連立「決断と前進」:時事ドットコム
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