冷戦後もっとも紛争が多発する時代といわれています。世界各地で紛争は続き、その流れに変化はなそうです。
タイ・カンボジアの国境付近で軍が衝突 タイ軍で民間人ら12人死亡と発表 - BBCニュース
タイとカンボジアが軍事衝突しました。過去にも死者を出す衝突があったそうです。
イスラエルが軍事侵攻を続けるパレスチナ ガザが壊滅的飢餓状態に陥っているといいます。WFP 国連世界食糧計画が、ガザ地区の住民の約3分の1が「何日も食べていない」と語り、この危機は「かつてない、そして驚くべきレベルの絶望」に達していると述べたそうです。
ガザ住民の約3分の1「何日も食べていない」 WFP 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
これが現代なのでしょうか。信じがたい光景です。対立を続けるイスラエルとハマス、犠牲となる住民、政治の愚かさを嘆かずにはいられません。
暑すぎる夏
ギリシャで最高気温45.8℃、欧州が熱波に襲われています。首都アテネでも42℃を観測したといいます。この熱波は1週間以上続く見込みだといいます。
熱波続くギリシャで45.8度、アテネでも42度 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
古代遺跡アクロポリスは、訪問者と職員の安全のため、最も暑い時間帯の正午~午後5時まで閉鎖するそうです。
日本でも、福島県伊達市で最高気温39.9℃を記録、列島各地で猛烈な暑さとなっています。大阪・関西万博が開かれている大阪市は36.2度だったそうです。
28日にかけて高気圧に覆われ、本州などでは晴れて気温が上昇し猛暑日との見通しとニュースが伝え、熱中症への警戒が呼びかけられています。暑すぎる夏に耐えるしかないのでしょうか。平均気温が年々上昇しています。夏の暑さはこの先ももっと過酷なものになっていくことが心配です。
気候変動対策に後ろ向きで、力による平和を標榜する米国トランプさん、あたり前を壊しては新しい時代に誘っているようです。抵抗感はありますが、変化といえば変化のなのでしょう。もう前の時代に戻ることはないといわれ始めています。
論語に学ぶ
子曰わく、紫の朱を奪うを悪(にく)む。鄭声(ていせい)の雅楽を乱るを悪む。利口の邦家を覆すを悪む、と。子曰わく、予 言うこと無からんと欲す、と。子貢(しこう)曰わく、子 如(も)し言わざれば、則(すなわ)ち小子(しょうし)何をか述べん、と。子曰わく、天 何をか言わん。四時(しじ)行なわれ、百物生ず。天 何をか言わん、と。(「陽貨第十七」16)
間色の紫色が流行して、正色の朱色より増えているのをとがめる。官能的な鄭系の音楽が流行して優美な正統系の音楽よりも世に受けているのを非難する。耳に心地よい弁舌が、国家を覆すのを憎む」と孔子はいいました。「私はもう発言して教えることをやめようと思う」と孔子がいいます。弟子の子貢は「先生がもし黙ってしまわれますならば、我々弟子たちは何を伝えてゆけばよろしいのですか」といいました。「天は何を語るだろうか、いや、何も語らない。ただ、四季は自然とめぐるし万物が生まれているではないか。天は何を語るだろうか」と孔子はいいました。
「朱を奪う紫」、孔子のこのことばが語源とされます。正色とされていた朱にかわり、間色である紫が好まれるようになったところから、まがいものが本物にとってかわり、その地位を奪う、似て非なるもののたとえとの意味があります。
今回の参議院選挙では極右やポピュリズムが伸長しました。それ以前の政治のはね返りなのかもしれません。まがいものの政治が続いた反動なのでしょうか。
「誰が自民を駄目にした」世論頼みの首相、旧安倍派を逆手に打開狙う [石破政権][自由民主党(自民党)]:朝日新聞
「古い自民党には戻したくない」と石破首相が周囲に漏らしたそうです。自民党内からの退陣要求に本音がポロリなのでしょうか。
首相が「古い自民党」として強く意識するのが、「石破おろし」を主導している面々だ。首相は「石破おろし」は本来は解散しているはずの派閥単位による政治行動であり、とりわけ派閥の裏金問題の震源地だった旧安倍派が活発に動いているとみているからだ。首相は周囲に「こんなでたらめをやられてたまるか。だれがここまで自民党を駄目にしたんだ。自分のことしか考えていない」と強い憤りを見せる。(出所:朝日新聞)
その時々で正義と思われたものの、時代が変われば邪悪なものと定義されることもあるものです。所詮、時代は移ろいゆくものなのですから。それでも時代は漸進するものです。その動きを確かなものにするためにも、現状を正しく認識して、時には最新理論を適用して、アップデート、最新化を繰り返していく必要があるのでしょう。
揺り戻しさせようとする試みはあまり好ましいものではありません。そこで時間を浪費するのではなく、この「トランプ2.0」時代をどうアップデートできるか、それを真剣に考えるべきではないでしょうか。
年々気候変動が深刻化しているようです。戦争は続き悲惨な結末をもたらさないか危惧されています。手遅れになることは絶対に避けなければならないのですから。
「参考文書」
石破茂首相狭まる包囲網、麻生太郎氏らと会談「進退議論せず」 8月最終判断 - 日本経済新聞
「降ろし」策す旧安倍、旧茂木派 石破首相と因縁、「裏金」批判も:時事ドットコム
「再起」期す旧安倍派 4人衆が意見交換 風当たり、まだ強く | 毎日新聞



