参議院選挙への関心、有権者の投票意欲が高まっているそうです。政治への不満も高まっているということなのでしょうか。長く続く物価高騰が生活を直撃しています。ここ10年あまりで急速に進んだ格差の影響もあるのでしょうか。政府の掛け声通りに「賃金と物価の好循環」が実現していません。政策のどこかに問題があるのでしょうか。それとも企業側の問題なのでしょうか。
選挙となると、経済対策が目玉となります。それによって問題はすべて解決されるのでしょうか。
「現金給付より消費税減税に軍配」 参院選争点を永濱利廣氏が分析:日経ビジネス電子版
疑問が残ります。「賃金と物価の好循環」は今後どうなっていくのか、もし自民党が敗北ともなれば、それとともに消える運命なのでしょうか。
原油や農作物など国際商品の価格が下落トレンドになっているそうです。世界的な景気減速への警戒感やトランプ関税による需要が伸び悩むとの観測が相場を押し下げているといいます。
原油や食品など6割が下落 分断映す国際商品市況、景気減速を先読み - 日本経済新聞
原材料を輸入に頼っている国なので、物価高騰が反転してもよさそうです。しかし、足元で円安がまた加速しています。これでは物価高騰が止まることはないのでしょうか。
今回の円安の理由は、与党が過半数を確保できるかが微妙な情勢となり、財政拡張を訴える野党との協調が必要になるとの見方からだそうです...... 呪いのような話です。
日本人ファースト
参政党が破竹の勢いを得ているようです。一方で、外国人、排外主義的な主張が問題視されています。
「排外主義なのか?」 参政党の移民政策に海外メディア関心 | 毎日新聞
日本外国特派員協会の記者会見に出席した神谷代表は、「親和性が高い他国の政党」を尋ねられ、「米共和党の保守派」のほか、独極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」、仏極右政党「国民連合(RN)」、英右派ポピュリスト政党「リフォームUK」を列挙したそうです。これら欧州の3党は、移民や難民の増加に対する不満をあおって人々の支持を集める排外主義的な政党で、米トランプ政権と考えが近いといいます。
神谷自身も会見後、「参政党も世界の極右政党の並びに入れられるかもしれませんが、普段から言っていることですから曲げるわけにはいきません」と述べたといいます。
世界的なトレンドとはいえ、極右という言葉を聞くと身構えます。今でいえば、ガザを攻撃し続けるイスラエルのネタニヤフ政権をイメージしてしまうからでしょうか。
「多数派の専制生む民主主義 国民の安心を取り戻すには」東浩紀 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
選挙の期間だからこそ、なぜ排外主義的な主張が魅力的に響くのかを問い、受け入れられる現状を問題視すべきとの主張もあります。排外主義は危険で、批判しなければならないだからとの意見です。
「生活の不安や焦りを解消するため」「将来不安からくる配慮の余裕の欠如」「外国を矛先にして自尊心を満たそうとする心理」などが外国人問題、排外主義的な主張が支持される理由に上がっています。人々が安心して生活し、心の余裕をもてるような豊かな環境の整備が進めば、外国人排斥も薄れていくのではないかといいます。物価高騰を収束させ、日本経済の健全性を回復させる、社会保障制度を見直して将来不安を解消する、それらを優先させる仮説を構築することが何もよりも求められていそうです。
論語に学ぶ
教え有りて類無し。(「衛霊公第十五」39)
教育によって、人間の区別がなくなると孔子はいいました。
生まれつきの差があるわけではない。人は教育によって差が生まれると孔子は言いたかったようです。教育の重要性を説き、人は教育によって変わることができるという希望でもあるといいます。そうであるならば、健全な社会や民主主義、健全な経済を育てるためには、教育が必要不可欠ということでもありそうです。
情報工作
ロシアによる情報工作の影が日本でも広がってきているそうです。ロシア政府系メディアの日本語のX(旧ツイッター)アカウントを分析すると、拡散数が1年で3倍超になり、親しみやすい話題などでフォロワーを増やしているといいます。
日本にロシア情報工作の影 政府系メディアのX拡散3倍超、偽情報も - 日本経済新聞
参院選に影響を及ぼしているようなことはないのでしょうか。色々噂は絶えないようですが。啓蒙されることは避けたいものです。そのためにもやはり学び、健全な教育が求められているのでしょう。
「参考文書」
円、3カ月ぶり1ドル149円台に下落 参院選に警戒感 - 日本経済新聞
フランス、歳出抑制へ年金据え置き案 祝日も2日削減 - 日本経済新聞
財政ポピュリズム、「敵」設定…真偽が信疑に 成蹊大・伊藤昌亮教授 [東京都] [参院選(参議院選挙)2025]:朝日新聞
外国人の国保未納額「年4000億円は誤り」 厚労相、SNS投稿受け - 日本経済新聞
【参議院選挙】SNSと選挙報道、若手記者たちはこう読んだ 「ひとくくり」には違和感 - 日本経済新聞





