「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

「自民党が一番マシ」という小泉農水相、自民参院予算委員長は失言

 コメの価格が下落を続けています。随意契約による備蓄米の放出効果が現れているようです。最新のデータでは3672円。およそ5か月ぶりの水準になりました。しかし、まだパスタやパンの価格に比して割高で、コメ離れの懸念もあるようです。高騰はいつになったら収束するのでしょうか。もう直ぐ新米の季節もやってきます。新米の価格水準も気になります。小泉農水相農政改革もこれからが本番というところでしょうか。

 

 

「令和のコメ騒動」、色々の要素が組み合わさっての「騒動」なのでしょうが、需要に対して生産量が不足していたのが価格高騰の背景といわれるようになりました。前の農水大臣の説明はいったいに何だったのでしょうか。

石破首相「コメ不安なく増産へ転換」 閣僚会議、備蓄も適正水準に - 日本経済新聞

 石破首相がコメの増産方針を表明し、コメ農政の転換に意欲をしています。これまでは、農協を通じて事実上の「減反」政策を続けていました。この共産主義国ソビエト連邦で行われていた計画経済のような政策に無理があったようです。歴史的にみて、それが成り立たないことが明らかになっているにも関わらず、やめようとしなかった自民党農政の失敗といってもよさそうです。

自民党が一番マシです」と 小泉農水相参院選の街頭演説で熱弁しています。野党には国全体のかじ取りができる政党はないといいたいようです。

小泉農水相「自民党が一番マシです」高知で「米の価格引き下げ」をアピール|FNNプライムオンライン

日本も自民党も立て直さなければいけないことはいっぱいあります。(出所:FNNプライムオンライン)

 自民党の実績からして、その通りなのでしょう。物価高騰、実質賃金の低下、高い国民負担率、止まらない少子化、円安、財政膨張......数々の問題をおこし、過去を振り返れば、デフレ経済、氷河期世代を生み出し、年金不安を生じさせたりもしました。

 そればかりでなく、裏金問題、統一教会問題なども。先日も参院の予算委員長が失言していましたが、自民党議員の失言の例をあげたらきりがありません。これでマシな政党とはいるのでしょうか。

 

 

「次の世代に負の遺産を残さない」、「国民の生活が大事」、「国民の給与を増やす」、 選挙が近づけば、こんな言葉でアピール合戦。しかし、もう30年以上結果が出ていない事実をどう受け止め止めればよいのやらです。

論語に学ぶ

邦に道有れば、言を危(みが)き行ないを危(みが)く。邦に道無ければ、行ないを危くも言は孫(したが)う。(「憲問第十四」3)

 道理を用いて正しい政治がなされているときは、言葉も行動も正しくあるべきだ。道理を用いず正しい政治が為されていないときは、行動は正しく、言葉は控えめにすべきだと孔子は言いました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 国民は疲弊し、国力は衰えました。自民党政治の成れの果てといっても過言ではないような気がします。政権維持にこだわるあまりに手段を択ばなくなり、民主主義を正しく機能させなくしてしまったようにも見えます。今なすべきは政治をアップデートして、この不確実な世界に対応できる政治にしていかなければならないということではないでしょうか。

 

 

 共産党独裁が続く中国で少しばかりの変化の兆しがあるようです。習近平国家主席の個人独裁に歯止めをかけ、集団指導体制への回帰を目指す動きとみられるようになっているそうです。幹部人事に続き、制度面でも「非習近平化」が始まったといいます。

【中国ウオッチ】習主席の個人独裁に歯止め◇党指導部が新規定審議:時事ドットコム

 「正していこう」という動きを作れることに違いを感じます。政治体制が異なりますが、それでも正しい行いを実践しようとすればそこには進歩があるはずです。それが停滞を許さないことになるのではないでしょうか。国力の差もこういうところから生まれるのでしょうか。

 

「参考文書」

ごはん1膳57円、食パン1枚48円 コメ優位の5キロ3250円はまだ先:日経ビジネス電子版

コメの社会主義的計画経済:伊藤隆敏の格物致知 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

「減反のトラウマ」コメ不足の原因に 若者が夢を持てる農業への転換を急げ:日経ビジネス電子版

日本の購買力平価が大幅に下落、東京の生活の質は世界26位 ドイツ銀行 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

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