備蓄米の放出で落ち着くとみられたコメの価格がまた上昇し、再び過去最高値を更新しました。 「令和のコメ騒動」、コメの品薄感と価格高騰が続いています。
コメ価格上昇、再び最高値更新 値下がり続かず4268円 | 共同通信
「コメは買ったことない」 農水大臣が自身の発言を撤回し、謝罪に追い込まれました。ついにとの感が否めません。本人曰く「玄米で買ってほしいことを強調したいがあまり」のことだったといいます。また、「売るほどあると言ったのは言い過ぎだった」と弁明していました。
論語に学ぶ
巧言令色、鮮なし仁 (「陽貨第十七」15)
言葉巧みに、顔色をやわらげて取り入るような人物に人民の心などわかるものではないと孔子はいいました。
真実は堂々と公言すべきものではありますが、しかし、正しいことならどんなに不味い表現で仏頂面をしてわめいてもよい、ということではありません。文明社会であればこそ、真実を美しい形式と調和させる努力がなければならないはずといいます。
昨今の要人たちの発言からはこうしたことを感じることがありません。他者がその言葉を聞いて動くことがあろうはずもありません。江藤農水大臣はわかりやすい例なのでしょう。
「備蓄米放出を決断した本人でもあるので、お許しいただいて最後まで私が責任を取るところまでやらせてもらいたい」、江藤農水大臣はそう語り、続投の意向を改めて示していました。
コメ農家「いくらでも言い値が通る」 未曽有の騒動は終わらず - 日本経済新聞
今秋に収穫予定の新米の獲得競争が早くも激しくなっているといいます。新米の店頭価格を押し上げる要因になりそうだといいます。 JAが、卸・小売りに買い負けるケースも出ているそうです。
この騒動は江藤農水大臣のもとでほんとうに収束することはあるのでしょうか。はなはだ疑問です。
「参考文書」
江藤農水相が自らの「コメを買ったことがない」発言を撤回、謝罪 - Bloomberg
苦しむ消費者、批判と嘆き 農相発言「不愉快だ」 | 共同通信
コメ調達、JA「金額競争では勝てなくなる」 卸・小売りに買い負けも - 日本経済新聞

