トランプさんの影響力はやはり大きいのでしょうか。東欧ルーマニアでやり直しとなった大統領選挙の第1回投票で、トランプさんを支持する極右候補のジョルジェ・シミオン氏がトップに立ったそうです。
ルーマニア大統領選、極右候補が首位 決選投票へ 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
シミオン氏は、MAGA(Make America Great Again)の帽子を着用したり(どこぞの交渉担当の大臣みたいですが)、「ルーマニアのMAGA大統領になりたい」と発言したそうです。決選投票は今月18日、親EU派候補と対決するそうです。
人は容易く感化されてしまう、権力志向のつよい政治家がその傾向にあるのでしょうか。人間社会が進歩できない理由なのかもしれません。
論語に学ぶ
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。(「子路第十三」23)
君子は、人と仲良く付き合うが、自分の信念を曲げたり、安易に同調したりするようなことはしない。小人は、他人と同じ意見を言おうとばかりするが、本当に仲良くすることはできないと孔子はいいました。
自分の考え方や価値観を大切にしながら、周りの人たちと建設的な議論をし、互いを尊重しながら関係を築いていく君子タイプが減り、流行に敏感ではあるものの、周りの意見に流されやすい小人タイプの人間が増殖しているのでしょうか。
一方、オーストラリアで実施された総選挙では、中道左派現職のアルバニージー首相率いる与党・労働党が勝利し、野党・保守連合(自由党・国民党)は敗北しました。これを率いたダットン自由党党首は落選となったそうです。
「安物のトランプ」と批判浴び オーストラリア野党党首が落選確実 | 毎日新聞
ダットン氏はトランプさんを模倣してのことなのか、「政府効率化」を公約に掲げ、効率化担当相を新設すると表明し、大規模な政府職員削減や、国家公務員のテレワーク廃止を行う方針も示していたそうです。
「世界が不確実性に直面するいま、国民は楽観と決意を選んだ」、アルバニージー首相はそう勝利宣言したそうです。
カナダ総選挙、「反トランプ」で与党勝利 カーニー首相続投へ | ロイター
オーストラリアは、カナダに続いて中道左派政権の続投となりました。オーストラリアの有権者もトランプ流変化よりも安定を選んだようだといいます。
日本では7月の参院選に向け、減税などの議論が活発化し、選挙の争点づくりに余念がないようです。
物価高対策にトランプさん対策を考えれば、減税、大いに結構なことなのでしょう。しかし、争点がそれだけでいいのかと感じたりします。少子高齢化社会とか、財政再建の問題、政治改革など、おろそかできない問題が多々あるような気がしてなりません。それらを等閑にするのでは、日本の政治もトランプ化が進行していくことになりそうで不安を感じずにはいられません。
「参考文書」
豪総選挙、与党・労働党が勝利して政権維持 反トランプ感情の試金石 - CNN.co.jp
「米裏切りの教訓、忘れてはならない」 カーニー・カナダ首相 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
社説:消費税の減税案 将来に責任ある公約を|秋田魁新報電子版
「参院選前のパフォーマンス」玉木代表の肝入り?「若者減税法案」に波紋 国民民主党内からも反発の声あがり火消しに躍起【edge23】 | TBS NEWS DIG

