「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

始まった日米交渉、外圧を再び機会にできるのか

 世界最大の市場米国の行方はどうなるのでしょうか。GDPが3年ぶりにマイナスとなって年後半でのリセッション入りの危惧もありそうだといわれます。

トランプ氏、米経済縮小は「バイデン氏のせい」 関税との関連否定 | ロイター

「景気拡大が始まれば、かつてないほどのものとなるだろう。我慢強くあれ!!!」。トランプさんは相変わらず強気のようで、マイナス成長は関税とは無関係とし、関税が本格的に発動されれば経済は急成長を遂げると述べたようです。日本の車メーカもそうであるようにメルセデスなども米国生産を増やすようです。トランプさんが進める製造業は復活するのでしょうか。

 

 

 政府交渉を横目でにらみつつ、国内生産に打撃があっても現実路線を歩もうとするのが企業のようです。交渉が成就すればするでそれは良しとして、生産比率の調整でしのげるという判断なのでしょうか。

失敗も出てくることを見越しつつ、新しいことにチャレンジする。失敗をする。失敗が致命傷にならないようにする。
「適応」:失敗をきちんと把握する。フィードバックを得て、失敗から学びながら先へ進んでいく。

 政府には政府の役割もあるのでしょうから、交渉して成果を得ようとするのでしょう。しかし、企業とし比して必死さはどの程度なのでしょうか。交渉担当の政治家、官僚の賢さ、柔軟さ、したたかさなどの能力が試されます。懸案の日米交渉はどんな結末を迎えることになるのやらです。

 

 

論語に学ぶ

巧言・令色・足恭(そくきょう)なるは、左丘明(さきゅうめい)之を恥ず。丘も亦之を恥ず。怨みを匿(かく)して其の人を友とするは、左丘明 之を恥ず。丘も亦之を恥ず。(「公冶長第五」25)

  口先が巧み、愛想よくとりつくろった表情、過度にうやうやしく、おもねること、左丘明はこれを恥じました。私もまた同じ。その人への恨みを隠して友人づきあいをするようなことを左丘明は恥じた。私もまたそのなのだと孔子はいいました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 憎むべきような人物との交渉が避けられなくなっているのが現代なのでしょう。だからといって交渉を拒否するようであれば、立ちいかなくなってしまいます。しかし、本心を隠してまでおもねくのはどうなのでしょうか。

 

 

人材不足

「優秀な人材を確保できなければ国の行政は将来停滞しかねません」、公務が危機に瀕するほどに、国家公務員離れが進んでいるようです。

深刻化する国家公務員離れ 「職務基準」への転換が急務 - 日本経済新聞

 人事院有識者会議「人事行政諮問会議」が最終提言をまとめ、キャリア官僚の給与引き上げなど、旧来型人材マネジメントの抜本的な見直しを求めたそうです。

 この日米交渉にしろ、令和のコメ騒動、昨今の経済対策とかを観察してみても、時すでに遅しとの感が否めそうにありません。人材不足が深刻化しているからなのでしょうか。厳しい状況がまだまだ続くことになりそうです。いつまで国民が失敗のつけを背負えばいいのでしょうか。

英紙の指摘 日本こそトランプ関税時代の「生存戦略」を知っている国だ | クーリエ・ジャポン

 この外圧をチャンスに変えることができればいいのでしょう。自民党が英名の通り「Liberal Democratic Party」らしくあればもう少し違う展開があるのかもしれませんけど。

 

「参考文書」

米GDP、第1四半期速報値0.3%減 関税で3年ぶりマイナス成長 | ロイター

独メルセデス、米国内での生産を拡大へ-トランプ関税への対応で - Bloomberg

トランプ関税を商機に アメリカで増える「国産アピール」、日産も - 日本経済新聞