「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

インフレ率 日本がG7の中で首位に、消費者物価指数3か月連続の3%超

 物価の高騰が続いています。2月のCPI 消費者物価指数は総合で前年同月比3.7%上昇となったそうです。生鮮食品を除くコアCPIも3.0%で3か月連続で3%超です。気づけば、G7で首位のインフレ状態だといいます。

日本、気がつけばG7首位のインフレ 「普通」の国に - 日本経済新聞

 一方で、「食料品(除く酒類)及びエネルギーを除くCPI」は前年同月比+1.5%と1月の水準から横ばいだったといいます。コメや生鮮野菜、エネルギーの高騰が顕著ということのようです。コメに限って言えば、足元での価格は昨年の2倍になったといいます。異常事態です。

 

 

 100キロカロリー当たりのコメの価格がパンを超えたそうです。主食としてパンより安いのがコメの魅力の一つといわれていたそうですが、もうそれも過去のことになるのでしょうか。

米、店頭価格でパンを逆転 揺らぐ「安い主食」 - 日本経済新聞

「カレーライス物価」が10ヶ月連続で最高値更新しているそうです。1月のデータはコメや野菜の値上がりを反映して396円、コメの高騰が続くため2月は400円に到達するようです。

 カレーライス、国民食ともいわれますが、その危機のようにも思われます。このままでは食生活を根本から見直さないといけないようです。

 国際的な物価指標「ビッグマック指数」をもとに分析すると、日本の賃金水準の低さが明らかになるといいます。店舗で1時間働いて買えるのは2.2個、米国や英国の2.5個以上に比べ見劣りしているといいます。値上げほど賃上げが進まず、5年前に比べても0.2個減ったそうです。

1時間働いてビッグマック2.2個 「スマイル」も安い日本 - 日本経済新聞

 様々なデータから物価高騰とそれによって家計が圧迫されることが容易に理解できます。 このままでは国が実現するとした「賃金と物価の好循環」が夢のままで終わりそうです。

 物価高騰の一因と言われる円安を是正できればよいのでしょうが、それもまた難しいようです。

日銀、なお脱せぬ円安構造 1年で戻った「149円」 - 日本経済新聞

日銀が2024年3月にマイナス金利政策を解除し、金融政策の正常化に動き出して1年が経った。米連邦準備理事会(FRB)は利下げに、日銀はさらに2度の追加利上げに動いて日米金利差は縮小したが、円安構造は変わらないままだ。経済の地力が弱いままでの日銀頼みの円安是正には限界も見えつつある。(出所:日本経済新聞

 嘆かわしい現状です。国も国なら企業も企業、その無策ぶり、無能ぶりは....

 

 

 国会も全く機能していないようです。議論はかみ合わず、暫定予算だのどうのこうのとなっています。

石破首相、夜の会食を自粛 「商品券」発覚後ピタリ:時事ドットコム

商品券問題で「飲み食い政治」は事実上、頓挫。国会では陳謝を繰り返すなど防戦一方となっており、夜会食で足場を固めるどころではない。「会食したくても、相手に迷惑がかかる」(周辺)状況でもある。首相は14日以降、外交日程を除き、夜会食を見合わせている。会食には情報収集や関係づくり、政策のアイデア集めなどの狙いがあったとみられるが、官邸幹部は「今はひたすら謝り、反省するしかない」と漏らしている。(出所:時事ドットコム

「飲み食い政治」、これが現代日本の政治の実態なのでしょうか。様々な世界ランキングは軒並み低下し、国民を苦しめるインフレ率だけがランクアップしています。皮肉なものです。これでは国民生活がよくなっていくとは到底思えません。

 日本の未来が見通せません。 日本の政治が変わることはあるのでしょうか。

 

 

 

論語に学ぶ

利に放(よ)りて行えば、怨み多し。(「里仁第四」12)

 自分の利益ばかりを考えて行動すると、人から恨まれることが多いと孔子は言いました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 孔子が「私利私欲」を批判します。「利」は元来、公益、公利であって、国家、社会のためものだといいます。

 

「参考文書」

食料品価格の上振れが個人消費を打撃:基調的な物価上昇率は安定持続(2月CPI) | 木内登英のGlobal Economy & Policy Insight | 野村総合研究所(NRI)

“カレーライス物価”が10カ月連続最高値更新で1皿400円台目前に…米・肉・野菜高騰で1年前より25%値上がり|FNNプライムオンライン