「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

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COP29で化石賞を受賞したG7 主要7か国と「トランプ2.0」の世界

 アゼルバイジャンで開催されているCOP29 国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議で、G7 主要7カ国が「化石賞」を受賞したそうです。

「会議の進展を妨害」 日本などG7に「化石賞」 COP29 | 毎日新聞

「会議の進展を妨害している」、それが理由といいます。COP29では途上国の地球温暖化対策への資金支援が主要テーマになっていますが、その解決策を携えずに会議に参加していることを批判しているようです。「自分たちが引き起こした気候危機を解決するのに、他のすべての国に同等の責任を負わせようとしている」と、化石賞を授与した「気候行動ネットワーク(CAN)」は指摘したそうです。

 G7 欧米民主主義陣営の劣化が甚だしいといってよさそう気もします。日本をはじめどの構成国も内政問題を抱えて気候変動問題にまで手が回らなくなっているようにも見えます。

 

 

中国の存在感

 中国の習近平国家主席が、APEC アジア太平洋経済協力会議が開催される南米ペルーの首都リマで、首脳会議での議論を通じて国際協調で主導的役割を果たすことに意欲を示したそうです。

習氏、国際協調主導に意欲 「反トランプ」結束図る | 共同通信

「米国第一」を掲げるトランプ次期米大統領単独主義保護主義に反対する世論を形成し、国際社会の結束を図るといいます。ありえないとは言い切れそうにもなく、すんなりとはいわないでもうその流れができそうな話で、気になります。

 これから必要になるであろう気候変動対策の関連技術をがっちり押さえているのですから、中国の存在感が増していくことが自然な流れのようにも思えます。

「力による平和」マッチョな米国

 米国はトリプルレッド、共和党が上下院を制しました。「トランプトレード」に株式市場は沸きたっています。「トランプ2.0」、マッチョな米国、「力による平和」を標榜するトランプ氏が動きやすい政治体制になりました。

米情報長官候補が日本敵視発言 「太平洋侵略国が再軍備」―トランプ次期政権:時事ドットコム

 閣僚人事が徐々に明らかになり、様々な憶測が飛び交います。あまり評判はよろしくないようです。危うさを感じます。この先4年間で、世界はどう変わることになるのでしょうか。G7の影響力が薄れることもありえそうな気もします。

 

 

論語に学ぶ

勇を好むも貧を疾(にく)めば、乱る。人にして不仁なる、之を疾むこと已甚(はなは)だしきときは、乱る。(「泰伯第八」10)

 勇敢な行為を好む人は、己の貧しい生活に不満があるとき、反乱を起こすこととなる。相手が人の道に外れているとして、極端に憎悪、排斥したり、追及が厳格すぎると、相手は逃げ場がなくなり、騒乱となると孔子はいいました。

dsupplying.hatenadiary.jp

 米国をはじめとする今のG7を映し出しているような孔子の言葉です。情報統制が厳しい権威主義的な国家を礼賛するものではないが、今を見れば、そちらの方が問題を抱えながらも国としては安定しているように見えます。

 

 

 こんな世界なのですから、日本も色々見直すよい機会になっていそうです。危うい米国一辺倒を正したり、「力による○○」を標榜するのでなく、日本らしい平和国家を追求してみてもよさそうです。

国民・玉木氏「地方の『壁』見直し反対、総務相工作」 知事会長は否定 | 毎日新聞

 しかし、日本もますます怪しくなっていそうです。年収の壁はどんな結論となるのでしょうか。キャスティングボードを握る国民民主 玉木氏も色々問題を抱えていそうです。

 この国の行く先が心配です。このままでほんとうに大丈夫なのでしょうか。

「参考文書」

アルゼンチン、COP29離脱 代表団帰国 - 日本経済新聞

「文明の分岐点」に立つ私たち 気候学者が説く、化石燃料からの卒業:朝日新聞デジタル

トランプ外交、「力による平和」鮮明 同盟国に負担迫る - 日本経済新聞

トランプ関税の裏をかけ、BofAが中国・欧州株の逆張り買いを推奨 - Bloomberg