トランプ前大統領が再登板となるようです。早速、イスラエルのネタニヤフ首相は祝意を伝え、「イランの脅威」などについて電話会談で協議したそうです。
【アメリカ大統領選挙】激戦7州ルポ 記者が見た有権者の決断 - 日本経済新聞
日本では、経団連の十倉会長が「故安倍晋三元首相との間で築かれた強固かつ緊密な信頼関係が石破茂首相との間でも培われ、強固な同盟関係を基盤に両国関係が一層発展していくことを望む」と祝意を表明していました。漸進するのではなく、なんだか時間が巻き戻されるそうな感覚です。
大接戦といわれたこの大統領選でしたが、ふたを開ければトランプ氏の圧勝。それだけバイデン大統領の4年間に多くの民が不満を抱えていたようです
「青かった街が赤に」激戦州"トランプ化"のリアル 盛り上がっていたハリス陣営は次第に意気消沈 | トランプがくる! | 東洋経済オンライン
「2人の悪者のうち、悪さが小さい方を選ぶという感じだね...... (中略)彼女は未知数なのに比べて、トランプがどんな人物なのか、少なくとも私たちは知っている」(出所:東洋経済オンライン)
病める米国との印象を受けます。時代は変わっていますが、それでも前回同様米国ファースト、MAGA:Make America Great Againを、トランプ氏は進めることになるのでしょうか。心配事もが増えていきそうです。
経済、東アジア情勢、戦争、地球環境のこと....
これだけの難題があるのですから、また日本への悪影響をさけるためにも、逆に日本が変わって、米国との新たな関係を模索してもよさそうです。しかし、今の日本の政治からすれば厳しいのでしょうか。
論語に学ぶ
巧言は徳を乱る。小 忍ばざれば、則ち大謀(たいぼう)を乱る。(「衛霊公第十五」27)
口先だけの巧みな言葉に引っかかって道徳心を乱すことがある。小さな正義に乗ってしまうと、大望を遂げることはできないと孔子はいいました。
米国には超大国としてリーダーシップを遺憾なく発揮してもらいたいものですが、もうそれも過去のものになっていくような気がします。それを素直に受け入れれば、もっとより良い世界を作っていこうみたいな、新しい世界へ向かうこともできそうな気がします。そんなことができる機会が訪れているように思えてなりません。
漫画家の楳図かずおさんが亡くなられました。享年88歳。常に新しさを追求し、飽くなき挑戦心をお持ちになっておられたといいます。
新しさ追求、飽くなき挑戦心 ジャンル横断した創作意欲―楳図かずおさん:時事ドットコム
「今まで自分がやってきたことの180度真逆が新しさ。それをぜひつかみ取りたいと常々思っている」―。(出所:時事ドットコム)
楳図さんのような人を見かけることが少なくなってきたように思います。今求められているのはこんなタイプなのでしょうか。
「参考文書」
ハリス氏、6日に敗北宣言の見通し トランプ氏に電話の予定 | ロイター
イスラエル首相がトランプ氏と電話会談、「イランの脅威」など協議 | ロイター
トランプ氏勝利、衝撃のホワイトハウス返り咲き-ハリス氏敗北認める - Bloomberg
経団連の十倉雅和会長「強固な同盟関係を」 トランプ氏に祝意 - 日本経済新聞