大逆転で金メダル! スケートボード男子ストリートで、堀米雄斗さんが連覇を達成しました。体操男子団体も最終種目鉄棒で大逆転、金メダルは2大会ぶりといいます。総合馬術では「初老ジャパン」が逆転での銅メダル。92年ぶりといいます。
パリ2024オリンピックではメダルラッシュが続いています。
やるじゃん、日本!プレッシャーを振り払っての栄冠でしょうか。感動ものです。まだまだ日本も捨てたものでもない、底力がありそうです。
サッカー女子のなでしこジャパンも、ブラジルに劇的な逆転勝利でした。アディショナルタイムに熊谷主将がPKを決め、19歳の谷川選手がループ気味のロングシュートで勝利をもぎ取りました。
なでしこ、一丸で 勢い生む逆転勝ち―サッカー女子〔五輪〕:時事ドットコム
「見ている人全員の心を裏返したかな」、「こういった勝ちが本当に次につながる。こういう大会では、意味のあるものに絶対なってくる」と熊谷主将が語っていました。チーム一丸が勢いを生んで逆転につながったといいます。
形勢逆転、米国大統領選挙
米国では、民主党の大統領候補指名を確実にしているハリス副大統領の好感度が上昇し、トランプ氏を逆転したそうです。
ハリス氏の好感度上昇、トランプ氏を逆転-ABC・イプソス世論調査 - Bloomberg
こちらでも民主党が一丸となることで勢いを得、流れが変わったということでしょうか。
論語に学ぶ
知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。(「子罕第九」29)
知者は学問をしてその目が明らかに冴えているから惑うことがない。仁者は人間を愛し、究極において善意の勝利を信じているから憂えることがない。勇者はおのれ一個のためではなく、天下のためによき決意をしたのだから、いかなることがあっても恐れないと孔子は言いました。
「知」「仁」「勇」は君子に不可欠な属性だといいます。アスリートたちも君子に近い存在なのでしょうか。自分が信じた道、正しい道を勇気をもって進んでいけるのは、これらを持ち合わせているからかもしれません。これらがチームワークを生み、調和なって、流れを逆転させ、勢いづかせることになるのでしょうか。
スポーツ界は元気な日本のようですが、経済はまだ完全に勢いに乗れていないようです。日経平均株価が史上最高値を更新するようになりましたが、このところは一進一退です。一部企業の収益力の回復がそれを支えているにすぎず、覚醒している企業は4分の1くらいなもので、残りの企業はまだまだだとの意見があります。
(日本人は)何だかんだ言っても、勤勉でまじめな人たちが多い。給料が上がらなくても働くのです。少なからぬ日本の経営者がこの底力にあぐらをかいていた。ここに問題の本質があります。少子高齢化だとか、円安だとかマクロ環境に責任をなすりつけて他責に明け暮れた経営者に、失われた30年の一義的な責任はあります。(出所:HITACHI)
企業のドライバーは経営者で、それ次第で結果はいかように変わっていくものだといいます。アスリートと企業経営者を同列にみることはできないのでしょうが、アスリートに近いマインドセットがあれば、大きな目標も達成できないこともないような気がします。
企業経営者が変われば、日本経済も勢いづき、もしかして形勢逆転がおきて、世界の日本を見る目が変わっていくのかもしれません。
「参考文書」
馬術、昭和生まれの「初老ジャパン」92年ぶりメダル【パリオリンピック】 - 日本経済新聞
原因と結果~迷走する経営者~―その5 長期的利益の創造 - Executive Foresight Online:日立
