2020-10-23 【回や我を助くる者に非ず。吾が言に於いて、説かざる所無し】 Vol.260 論語 子曰わく、回や我を助くる者に非(あら)ず。吾が言に於いて、説かざる所無し。(「先進第十一」4) (解説) 「孔子の回想。回(顔淵)は私に益をもたらすことはなかった。私の発言に対して、理解しないことはなかった」(論語 加地伸行) 加地は、議論においてその内容を発展させるという形での益を指摘する。「説」は「解く」と「悦ぶ」とする説がある。加地は前者の「解く」を採用する。 dsupplying.hatenadiary.jp (参考文献) 論語 増補版 (講談社学術文庫) 作者: 加地伸行 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/09/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (9件) を見る