「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

【道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ】 Vol.157

 

子曰わく、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ。(「述而第七」6)

  

(解説)

孔子の教え。天の道を求め、道徳を根底にして、人の道を身につけ、学芸の世界を楽しむ。論語 加地伸行

  

「芸」、その修練を通して身につけた技能や技術、わざ、学問のことをいう。

「芸は身を助ける」という。そして、その芸に遊ぶ、楽しむことができるということなのであろうか。

 「論語」の教えの集約なのかもしれない。人の一生とはこうしたものなのだろうか。

 否、こうありたいものだ。

 

(参考文献)  

論語 増補版 (講談社学術文庫)

論語 増補版 (講談社学術文庫)