「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

経済_政治

偏りがあったのか、今さら公平性の追求を強調する日テレ

戦時中の反省から戦後成立した放送法。その解釈を巡っては、自民党政権下で、幾度となく手が加えられていたといいます。 この放送法について、国会での論戦が繰り返されています。野党は法律の解釈が圧力でゆがめられてはならないと正したのに対し、首相は、…

不安を作る人、ChatGPTにはまる人々

ChatGPTのようなLLM 大規模言語モデルの普及に専門家たちが危機感を募らせているのでしょうか。その使い勝手を調査したり、また見解を示しています。一方で、LLMが新たな専門家を生み出すことになりそうです。 この先、どんな影響を及ぼし、社会は変わってい…

【話題のつきない権力者たち】中国大使の帰任の挨拶を拒絶した首相、虚偽答弁で窮地のジョンソン元首相

首相の話題が尽きません。今度は慣例を破って、中国の孔鉉佑前駐日大使からの離任あいさつの申請を断っていたといいます。 歴代大使の大半は離任時に首相面会を受けており、岸田政権の対応は異例といえるそうです。 首相、前中国大使の離任面会断る 世論硬化…

異論の封じ込め、同調圧力、今の日本に必要なこと

「必勝しゃもじ」に続いて今度はG7まんじゅうのお土産で、岸田首相が国会で追及されたそうです。 首相の後援会が広島市で開いた政治資金パーティーで、5月に開催されるG7広島サミットのロゴマーク入りのペンとまんじゅうを出席者にお土産として配っていたと…

【美し過ぎる物語】謙虚な大谷、ダルの献身、社会現象になった「侍ジャパン」

世界フィギュアスケート選手権で、坂本花織選手がSPの演技終え、ペッパーミルパフォーマンスを見せ、喜びを表現していました。 「侍ジャパン」の活躍に刺激され、好影響があったのでしょうか。 社会現象 謙虚さ、美しい物語が生まれる時 献身、イチローの喜…

【WBC優勝】劇的なエンディング、大興奮の日本の社会

WBC ワールド・ベースボール・クラシックの決勝で、日本がアメリカに勝利し、日本中が熱狂に包まれたようです。WBCでの頂点は3大会ぶり3回目のこと。 優勝監督になった栗山監督は「選手たちが本当にうれしそうな顔をしていて、それがうれしかった」と語って…

WBCとキーウ訪問、帰国した韓国大統領、リーダーが見せた人間味

まさに手に汗握る戦いでした。プロ野球にはあまり興味がないのですが、国別対抗戦となるとついつい熱心に応援してしまいます。 WBCの準決勝メキシコ戦での村上選手、大谷選手の活躍に興奮し、栗山監督の采配と人間味に感動しました。 ニュース速報 どきどき…

【少子化対策、子育て支援】浅薄な記者会見、それで危機感は共有できるのだろうか

少子化により、日本経済が縮小し、社会保障や地域社会の維持が難しくなると、 首相が記者会見で、危機感を示したといいます。 また、今が少子化傾向を反転できるかのラストチャンスと訴え、少子化対策に取り組む重要性を語ったといいます。 男性の育休取得率…

【協調できない国】G7の議長国なのに、孤立化しそうな日本

大切なコミュニケーションツールであるはずの言葉が冒涜されているように感じます。言葉がなければ、歴史を知ることもできず、学習もままになりません。 放送法に関する総務省の行政文書をめぐり国会で論戦が続いています。 高市氏 “当時の秘書官らに確認 説…

エネルギーの地産地消に動く住民、いまだに石炭火力に執着する政府の無理解

「山が生む林や水や風こそ地域の宝。それらを生かせば、エネルギーの自給自足は十分可能」と会津電力の磯部英世社長が山を指さしてそう話しているそうです。 「木々も雪もエネルギーのかたまりです」。 「会津電力」、福島第一原発の事故後、脱原発を掲げ、…

あれから12年、思い出すあの大惨事、進まない復興、委縮した日本

東日本大震災が発生してから12年の歳月が経ちました。 大惨事となったあの原発事故が起きた福島県では多くの市町村に帰還難困難区域が残っています。 その福島県で追悼復興祈念式が開かれ、岸田首相も参加し、追悼のことばを述べたそうです。 福島で震災追悼…

【流れと移ろい】中東和平に動く中国、退任する日銀総裁の自己評価、陳謝する大臣

犬猿の仲であったはずのイランとサウジアラビアが、中国の仲介で、外交関係の再開で合意したといいます。 中国外交担当トップの王毅氏は「対話と平和の勝利とし、中国は世界の困難な問題に対応するために建設的な役割を果たし続ける」と述べたそうです。 イ…

【行政文書の捏造問題】素朴の疑問、「報道の自由」は守られているのか

報道の自由がなかったり、言論弾圧があったり、統制されることの危険性を、遠い異国での戦争で知りました。言論の自由が奪われ、監視されることがあってはならないはずです。 総務省が行政文書とした認めた放送法を巡る文書に対し、高市大臣が「捏造だ」と息…

【機械は嘘をつかないが人は平気で嘘をつく】待たれる原因究明、H3ロケット、行政文書問題など

打ち上げに失敗した新型主力機H3ロケット初号機について、JAXAが文部科学省の有識者会議で調査状況を報告したといいます。 H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞 記事によれば、1段目のエンジンを分離した後、機体から2段目…

【陰鬱なニュース】打ち上げ失敗、不正確な行政文書、終わりなき不正行為、これが今の日本

大谷選手の活躍に目を見張ります。度肝を抜く2打席連続のホームランは圧巻でした。WBCへの期待が大きく膨らみます。 一方で、世間を揺るがす陰鬱なニュースが相次いでいます。 新型主力ロケット「H3」と地球観測衛星 「H3」新型主力ロケットの初号機の打ち上…

【無常なる世界】力の移ろい、政治のほころび

いつの時代も一定であることはないのでしょうか。いよいよ米国の影響力に翳りが見え始め、その代わりに中国が勢いを得、国際情勢に変化が生じています。こうした現実は「無常」の現れなのでしょうか。 「無常」、 現世におけるすべてのものが移り変わって、…

異次元緩和を「金融大実験」と評した前日銀総裁、それに文句をつける議員の狭量さ

日銀黒田総裁の任期が4月8日に迫ってきました。黒田総裁最後の金融政策決定会合が今週9、10日で開催されるそうです。 エコノミストの予測は異次元緩和の維持を予測しているそうですが、サプライズ好きな黒田総裁ゆえ未だ予断を許さないといいます。 植田日銀…

世界ランキングの低下が続く日本、「異次元の愚策」「放送法を巡る捏造文書」で国政は迷走中

オーストラリアの豪戦略政策研究所が国別の技術競争力ランキングで、中国が米国を圧倒していることが明らかになったといいます。また、実用化につながる先端技術の研究を過去5年間、実際にアウトプットしてきた国はどこかというランキングでは、日本は韓国、…

見えない停戦、薄れるG7の影響力、求められる新しいタイプのリーダー像

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を始めて1年経ちました。西側諸国を中心にして、平和を祈る集会が各地で開かれたといいます。 しかし、このままこの紛争が長引くのがもっぱらの見方のようです。 【ウクライナ】ゼレンスキー氏、勝利確信と発言-支援継続…

変わる世論、割れる意見、社会は健全化するのか、気になる日銀政策、LGBT法案、児童手当

日銀の総裁が4月に交代となり、新総裁候補の所信聴取と質疑が24日から国会で始まるそうです。弊害が目立つ黒田総裁の異次元緩和が修正され、新体制でどんな金融政策が実行されるのか、市場が関心を寄せているといいます。 動かなかったものがようやく動くこ…

【貧困と犯罪】頻発する凶悪事件、続く痛ましい事件、高まるばかりの国民負担

強盗事件が頻発するようになり、暴行事件や殺傷事件も増えているように感じます。母親が子どもに暴行を加え死亡させる事件も起きています。 2歳児暴行死疑い、母逮捕 児童相談所が介入後、虐待か:東京新聞 TOKYO Web 逮捕された母親は「お金がない」などと…

【日本の同質性】停滞を続ける日本に欠けているのは多様性なのか

日本の停滞性と、日本の組織における同質性の関わりが指摘されています。これまでの日本の強みが、弱みへと変化しているといわれているようです。 グローバル化や技術革新など絶え間なく変化するビジネス環境への適応能力に不安があり、イノベーションも起こ…

【失敗か中止か】遅れるばかりの社会実装、遠退く日本発のイノベーション

「失敗」か「中止」か、 次世代国産主力ロケット「H3」初号機の打ち上げが延期となり、JAXAは「失敗とは考えていない」としたそうです。 どちらにしても今回はうまくいかなかったということなのでしょう。 求められているのは、最終的に宇宙ビジネスとして成…

「改善に終わりはない」、故豊田章一郎が遺した言葉、それでも日本は時代遅れになる

社会が変えていこうと願う人たちがいる一方で、それに抵抗する人たちもいます。 同性婚や性的少数者の理解増進を図る法案、選択的夫婦別姓に関する議論の期限設定に、首相が難色を示し、「いつまでに結論を出せという課題ではない」と述べたそうです。 首相…

宴の後始末か、五輪汚職の電通などが指名停止処分に、メディアから姿を消す著名人たち

国会において、野党が政府を「安倍晋三回顧録」を元に追及したといいます。 この本は中央公論新社が先日発刊したもので、安倍元首相の生前のインタビューを中心にして構成されているといいます。安倍氏在任中の多くの「秘話」が記されているそうです。 安倍…

尊重される少数意見と無視される少数意見、原子力規制委では異例の多数決

同性婚についての岸田首相の発言が物議を醸す中、共同通信が世論調査を実施し、「認める方がよい」との回答が64.0%だったといいます。 また、「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」との岸田首相の国会答弁について「適切でない」との答えが57.7%に…

【異次元から正常化へ】日本の社会は正常さをとり戻せるのだろうか

新型コロナの感染症法上の位置づけが2023年5月8日に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するといいます。コロナ体制にあった病院が正常な体制に戻り、従来の病院機能をとり戻すようになるそうです。ようやく社会が「正常化」されていくのかと感じ…

【異次元政策の評価】日銀の金融政策は変わる、それとも変わらないのか

社会が常に一定であることがないのでしょう。技術は進歩を続け、ChatGPTのような対話式AIも登場するようになりました。それが新たな起点となってまた進歩が続くのかもしれません。 また人々の嗜好や流行も変化し続けています。変化を続ける社会に対応するか…

【サプライズ人事】交代となる日銀総裁、目標未達、異次元の10年、残された課題は正常化

「サプライズ人事」、日銀の黒田総裁の後任に、経済学者の植田和男氏が起用されるようです。有力視されていた雨宮氏は固辞したそうです。 日銀総裁に植田和男氏 元審議委員の経済学者―副総裁は氷見野、内田両氏・岸田首相方針:時事ドットコム 黒田氏は総裁…

気球撃墜、緊張下の一般教書演説、米大統領は何を語ったのか

バイデン米大統領が再選を目指して近く立候補を表明するのではないかと言われています。現在、80歳。もし仮に再選となると、次の任期を終えるときには86歳になるそうです。2期目の大統領任期を務め切れるのかという問題もあるそうです。 そんな中、バイデン…