「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

人物

権力の誤用、コロナ渦で身につけた悪習か、著名人たちの声

長く続いた新型コロナの緊急事態宣言の終了をWHO 世界保健機関が発表しました。2020年1月30日に発表されてから約3年3カ月経ってのことといいます。 感染症に恐怖を覚え、生命の危機を感じる時もありました。感染防止は個人の行動如何である程度コントロール…

二重基準、混乱の認証バッジ、Twitterのイーロン・マスク氏への批判続く

Twitterの混乱が続いているのでしょうか。青いチェックマークの「認証バッジ」の付与について、二重基準だとの批判があるといいます。 料金払わず「認証バッジ」 一部著名人に、二重基準批判も―ツイッター:時事ドットコム イーロン・マスク氏は「認証バッジ…

問題があっても解決できない国、あってはならない事故や事件の対策は厳罰化

あってはならない事故や事件が起こるたびに刑罰が厳しくなり、規制が強化されたりします。それで治安が維持され、安全安心が保たれればいいのでしょうが、なかなかそうならないようです。 北朝鮮からの弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練を昨年の3倍に…

言い間違いだったのか、誠実さのかけらもなく、信用されなくなっていく国

G7の気候・エネルギー・環境相会合が採択した共同声明で、一波乱があったようです。 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に関し、当初の声明案は「IAEA 国際原子力機関の安全基準と国際法と整合し、科学的根拠に基づいた海洋放出への取り組みを含めた廃…

続く痛ましい事件や事故、治安悪化への不安

人を傷つけるような悲惨な事件が続きます。治安の悪化が気になります。いつからこんな国になってしまったのでしょうか。沖縄の美しい海には何艘も軍艦が浮かぶ、そんな映像が毎日流されています。仕方ないことかもしれませんが、なぜと考えてしまいます。 軍…

【最後の演説】ニュージーランド アーダーン前首相が示した美徳

台湾問題について語ったマクロン仏大統領が欧米の有力メディアから批判を受けているそうです。世界平和を願っての発言かと思っていましたが、「中国への抑止力を損ねる」とか、「習主席への接近はロシアのウクライナ侵攻前にプーチン大統領へ接近し、失敗し…

【歴史は韻を踏む】また始まった軍事演習、怪しい雲行き

遠い異国の紛争は収まらず、近くの異国がまた軍事演習を始めました。きな臭さ、心落ち着かない日々が続きます。目くじらを立てることなく、相手の権利を尊重できないものかと思います。また対立を煽る行為は慎むべきではないでしょうか。 「今、世界がこんな…

日本に斬新さを切り拓いた人、坂本龍一さんを偲ぶ

坂本龍一さんが亡くなられ、追悼のコメントが相次いでいます。偉大な方であったのだったと改めて感じます。 好んで作品を視たり聴いたりしたこともなかったので、坂本さんのことはよく知りませんでした。どちらかといえば、流行りもののように見て反発してい…

【英断と実利】日韓関係正常化、韓国大統領の未来志向

日韓首脳会談が開かれ、関係が正常化に向かうといいます。隣国が反目し合うよりは協力し合った方が遥かに有益なはずです。 韓国の尹錫烈大統領の英断に感謝すべきなのでしょうか。尹大統領は、この首脳会談を実現させるために、見事な戦略を成功させたとと英…

【機械は嘘をつかないが人は平気で嘘をつく】待たれる原因究明、H3ロケット、行政文書問題など

打ち上げに失敗した新型主力機H3ロケット初号機について、JAXAが文部科学省の有識者会議で調査状況を報告したといいます。 H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞 記事によれば、1段目のエンジンを分離した後、機体から2段目…

見えない停戦、薄れるG7の影響力、求められる新しいタイプのリーダー像

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を始めて1年経ちました。西側諸国を中心にして、平和を祈る集会が各地で開かれたといいます。 しかし、このままこの紛争が長引くのがもっぱらの見方のようです。 【ウクライナ】ゼレンスキー氏、勝利確信と発言-支援継続…

「改善に終わりはない」、故豊田章一郎が遺した言葉、それでも日本は時代遅れになる

社会が変えていこうと願う人たちがいる一方で、それに抵抗する人たちもいます。 同性婚や性的少数者の理解増進を図る法案、選択的夫婦別姓に関する議論の期限設定に、首相が難色を示し、「いつまでに結論を出せという課題ではない」と述べたそうです。 首相…

宴の後始末か、五輪汚職の電通などが指名停止処分に、メディアから姿を消す著名人たち

国会において、野党が政府を「安倍晋三回顧録」を元に追及したといいます。 この本は中央公論新社が先日発刊したもので、安倍元首相の生前のインタビューを中心にして構成されているといいます。安倍氏在任中の多くの「秘話」が記されているそうです。 安倍…

【異次元政策の評価】日銀の金融政策は変わる、それとも変わらないのか

社会が常に一定であることがないのでしょう。技術は進歩を続け、ChatGPTのような対話式AIも登場するようになりました。それが新たな起点となってまた進歩が続くのかもしれません。 また人々の嗜好や流行も変化し続けています。変化を続ける社会に対応するか…

【サプライズ人事】交代となる日銀総裁、目標未達、異次元の10年、残された課題は正常化

「サプライズ人事」、日銀の黒田総裁の後任に、経済学者の植田和男氏が起用されるようです。有力視されていた雨宮氏は固辞したそうです。 日銀総裁に植田和男氏 元審議委員の経済学者―副総裁は氷見野、内田両氏・岸田首相方針:時事ドットコム 黒田氏は総裁…

気球撃墜、緊張下の一般教書演説、米大統領は何を語ったのか

バイデン米大統領が再選を目指して近く立候補を表明するのではないかと言われています。現在、80歳。もし仮に再選となると、次の任期を終えるときには86歳になるそうです。2期目の大統領任期を務め切れるのかという問題もあるそうです。 そんな中、バイデン…

不可解な首相の言動、もう諦めるしかないのか

社会を揺るがすような事件や醜い出来事が続いています。これが私たちの国なのかと思うと、がっかりするばかりです。 性的少数者のカップルを侮辱する差別発言で更迭された荒井首相秘書官の件が海外メディアでも取り上げられているといいます。 「G7で唯一同…

史上最短となった人類滅亡までの時を刻む終末時計、平和を願う台湾総統のローマ教皇宛の書簡

台湾の蔡英文総統がローマ教皇に書簡を送ったそうです。ローマ教皇の1月1日の世界平和の日のメッセージに応えるものといいます。 ウクライナでの戦争は世界に平和の価値を認識させ、地域の安全維持が重要な共通認識になった(出所::ロイター) 台湾総統、…

日本では「ありがとう」の声が聞こえない、なぜ豊田社長はそう嘆くのか

自動車関連5団体が1月5日、東京都内のホテルで賀詞交歓会を開き、日本自動車工業会の会長を務めるトヨタ自動車社長の豊田章男氏のコメントが発表しました。 「毎年恒例ですが、年が明けると、春闘の話題が盛り上がってまいります」と豊田社長は切り出し、賃…

【インフレ下の2022年】浮かび上がる次なる課題「少子高齢化」

激動の2022年が終わろうとしています。「激動」の表現はあまり好きになれませんが、これもまた現実なのでしょう。新しい年は「平安」であることを願いたいですが、これもまた厳しそうです。 この世にはパンデミックのような避け得ないものもあるのでしょうが…

ツイッターCEO辞任、イーロン・マスクの改革は失敗だったのか

イーロン・マスク氏が米ツイッターのCEOを辞任すると表明しました。ただ辞任は後継者を決めてからになるそうです。 また、マスク氏は、大規模なコスト削減に着手する前のツイッターの財務状況を明らかにし、キャッシュフローは30億ドル(約3950億円)のマイ…

増税議論、積極財政派ばかりで歳出改革は実行できるのだろうか

国が次々と色々な施策を実行しようとしているようです。一律の就活日程を見直し、また、政府のGX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議では、二酸化炭素(CO2)の排出に課金して削減を促す「カーボンプライシング」の具体案が示され、「賦課金」と…

こんなときに防衛費増額ですか、首相はどんなリーダー論を持っているのだろうか

支持率低下が続く内閣なのですから、国民目線の政策に変えれば、支持率も回復、政権の安定運営もできるのではないかと考えるのは安直過ぎるのでしょうか。 何をやっても下落に歯止めはかかりません。支持率の回復に努めず、この他に何か優先すべきことがある…

【辞任ドミノ】甘々な言行不一致の首相自ら招く戦後最大級の難局

「日本が戦後最大級の難局に直面している」と、岸田首相はバンコクの記者会見で述べました。さらに「国民の皆さんも直感的にわかっておられるんだと感じている」と語り、「内外の課題、難題に逃げずに正面から取り組むこと以外に岸田内閣が安定した政権運営…

大統領選に再出馬するトランプ、傍若無人ぶりを発揮するイーロン・マスク氏、支持はあるのか

トランプ前米大統領が「米国を再び偉大にし、輝かしい国にするため、私は今夜、大統領選出馬を発表する」と表明したそうです。ただあまり評判はよくないようで、共和党内でもトランプ氏離れの動きが広がりつつあるといいます。 トランプ氏、2024年米大統領選…

【浮上しない日本経済】それでも首相は国際会議で同じ発言を繰り返す

G20サミットが開幕しました。議長を務めるインドネシアのジョコ大統領が冒頭、「我々は戦争を終わらせなければならない。世界を2つに分断すべきではない。新たな冷戦に陥ってはならない」と結束を呼びかけたといいます。 G20サミット開幕、ジョコ氏「戦争を…

【世代交代】古い政治と若い世代は共存できるのだろうか

首相が、自民党内の各派領袖たちと会食を重ねているそうです。支持率低下、世論の逆風で党内の求心力が低下、動揺が拡大することを懸念し、杯を酌み交わすことで自らの足元を固めようとしているようだといいます。 新しい資本主義を主張する首相も、政治手法…

ブラックでは働きたくない、官邸主導、人気が薄れる霞が関

就職先としての霞が関の人気が下がっているそうです。官邸主導型の政策決定で国を動かす働きがいが得にくく、一方で職場環境は「ブラック職場」と呼ばれることが背景にあるようです。 安倍一強時代の遺物なのでしょうか。良くも悪くも強い信念をもった安倍氏…

マイノリティで王室よりリッチな若き英新首相、混乱のあとに誕生した新政権は何を重視するのか

英国でスナク新首相が誕生しました。20世紀以降最も若く、下院初当選から7年目での首相就任は現代イギリスで最速といいます。初の南アジア系イギリス人の首相で、初のヒンドゥー教徒の首相、マイノリティからの選出された首相のようです。 アングル:歴代で…

彼が遺したもの、問い続けなければならないこと、野田氏の追悼演説

野田佳彦元首相が追悼演説をされました。 安倍晋三とはいったい、何者であったのか。あなたがこの国に遺したものは何だったのか。そうした「問い」だけが、いまだ宙ぶらりんの状態のまま、日本中をこだましています。(出所:NHK) 【全文】野田元総理「私は…