「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【世相を表す事件】なぜ、ここまで不正や不祥事がはびこるようになってしまったのだろうか

今日の世相を反映するような事件が続いています。広域強盗事件、宗教団体の問題、五輪汚職や企業での不正や不祥事などなど。 そればかりではありません。自衛隊においてはハラスメント問題が発覚、その後の調査で、パワハラやセクハラなど約1400件の被害申告…

募る不満、改まらない首相の言行不一致、「異次元のはぐらかし」との声も

良い時もあれば悪い時もある。そして再び良い時がやって来る。こんな繰り返しで、進歩があるものです。社会が一定であることはなく、常に変化しているのだから、それに合わせて上手に変化できない、そんな時期を悪い時というのでしょう。こうした時間が長く…

【またも躓く】批判される首相の答弁、ますます薄れそうな信頼

岸田首相の国会での答弁がまた物議を醸しているようです。ますます信頼感が薄れそうです。 岸田首相「育休中の学び直し」答弁に批判 「育児してない人の発想」 | 毎日新聞 こうしたことが常態化してきていないでしょうか。支持率が回復しないのもわかる気が…

【裸の王様のような首相】国よりも自身の生き残りを優先していないか

首相の長男 岸田翔太郎政務秘書官が、首相外遊中のロンドンやパリで観光していたとの週刊誌報道について、広報のための写真撮影や首相の土産購入が目的だったと木原官房副長官が釈明したといいます。 木原副長官、岸田秘書官の「観光」否定 広報用で撮影、首…

【記憶と決断】逡巡したドイツ首相、謙虚さが足りない首相

「悪口集め」、ファーストリテイリングの柳井社長のことばです。悪口、つまり批評とか批判は自分を知るのに役立つということのようです。 私たちの商品到達水準を知る上では非常に役立つ。自分たちが送り出した商品の失敗を直視し、研究し、改善する(引用:…

【台湾有事】世界最大手半導体製造のTSMCのしたたかな戦略

世界最大手の半導体受託製造のTSMC 台湾積体電路製造、この会社は今、地政学リスクの真っ只中にありますが、冷静さを失うことなくこの難しい危機に対応しているといいます。 TSMCの周到な長期戦略 米国に新工場のワケ(The Economist): 日本経済新聞 米中対立…

史上最短となった人類滅亡までの時を刻む終末時計、平和を願う台湾総統のローマ教皇宛の書簡

台湾の蔡英文総統がローマ教皇に書簡を送ったそうです。ローマ教皇の1月1日の世界平和の日のメッセージに応えるものといいます。 ウクライナでの戦争は世界に平和の価値を認識させ、地域の安全維持が重要な共通認識になった(出所::ロイター) 台湾総統、…

【歴史の分岐点】現実化しそう日本衰退、それでも力による外交を欲する首相

日本の衰退化傾向が顕著のようです。経済大国3位の地位から落ちるのも時間の問題で、遠からずドイツに追い抜かれるそうです。 要因は様々で少子化高齢化もそのひとつといわれています。 歴史の分岐点 通常国会が始まり、首相が施政方針演説しました。いつも…

【分断から緊張緩和へ】動き出す欧米中、世論操作して国民に決意を求める不義な国

国内企業が、「経済安全保障リスク」への対応のため、取引先との契約書を見直す動きが広がっているそうです。将来的な台湾有事を想定した対応も出ているといいます。 企業4割「経済安保で契約書見直す」台湾有事など警戒: 日本経済新聞 「不可抗力条項」を整…

止まらない内閣支持率の下落、不信、いら立ち、進む劣化

内閣支持率が4カ月連続で、政権維持の「危険水域」とされる20%台になっています。 時事通信の1月の世論調査による岸田内閣の支持率は26.5%、前月から2.7ポイント減少したといいます。防衛力強化に伴う増税方針の表明や一段と進む物価高などの影響のようです…

【異次元の少子化対策】始まった議論、定まらない財源、また極端に走るだけか

自衛隊の護衛艦が瀬戸内海で座礁し、海上保安庁の巡視艇も座礁しました。ちょっとした不注意からだったのでしょうか。お金をかけて装備を充実させても、こんな運用ではムダになるだけです。千葉でおきた凶悪事件の容疑者として現役の自衛官が逮捕されました…

【なぜこんな国に】過去最大の貿易赤字、止まらない物価高騰、増すばかりの負担

貿易赤字の額の大きさに驚愕です。2022年の貿易収支は19兆9713億円の赤字と過去最大になったそうです。赤字基調は今後も続くとみられ、「国富流出」懸念が高まるといいます。 貿易赤字、最大19.9兆円 「国富流出」懸念も―22年:時事ドットコム 円安に…

続く悲惨な事件、判決がわれる原発裁判、社会の空気感は悪くなっていないか

福岡、静岡で悲惨な事件が起きました。悲しいことです。社会の雰囲気が悪い方へ向かっていないかと心配になります。 終わらない原発問題 福島第一原発事故をめぐる裁判が続いています。東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴され、その控訴審の判決で東京高裁…

【気になる日銀の動向】今後の金利は後任人事次第なのか

日銀が政策決定会合で、政策修正に動くのかが焦点となっているといいます。また黒田総裁の任期も近づき、後任人事に注目が集まっているようです。 日銀正副総裁人事案、2月10日に国会提示で政府調整=関係筋 | ロイター これまで通りの量的緩和を維持してい…

【円高と株安】転じる市場動向、日銀も政府も何もしない方がよいのではないか

日本がまるで世界のリスクの中心地になっていないかと感じます。政府はウクライナ侵攻、米中対立に乗じて、東アジアの地政学リスクを高めようとしているようです。 日銀が先月、YCC イールドカーブコントロール(長短金利操作)政策を修正し、市場関係者に動…

【V字回復した鳥貴族】利他の精神を活かした経営、徹底した経費管理

焼き鳥チェーン大手の鳥貴族がコロナ禍にあって、V字回復を果たし、22年8~10月期の連結決算が、前年同期の17億円の赤字から黒字転換し、大きく収益が改善したそうです。 鳥貴族が「稲盛和夫の経営哲学」でやっと理解した、飲食店が儲からない根本理由 | 「…

現状維持にこだわる首相、古い秩序への妄信が対立と衰退をよぶ

外部から強い力や刺激を受けて心を動かすことを「衝動」といいます。 衝動を感じるよう出来事が続けば、その「衝動」に支配されるようになってしまうのでしょう。昨年2022年はまさにそんな年でした。 その「衝動」は行動の源泉となります。しかし、同時にそ…

日本の治安は大丈夫か、なぜ衝撃的な事件が増加するのか

米国に続いてブラジルでも議会襲撃事件が起きました。大統領選を巡って、選挙方法などに疑いを持ち、選挙結果を受け入れず、それを「大義」とした抗議活動が暴徒化したのでしょうか。 守らなければ法を犯した一種のテロ行為なのでしょうか。民主主義のほころ…

【グローバルリスク2023】日本が世界のリスクの中心地か、米中対立、生活費の危機

ダボス会議 WEF世界経済フォーラムの年次総会が16日から3年ぶりに対面で開催されます。今年の年次総会のテーマは「分断された世界における協力の姿」といいます。 世界の分断と今後の協調の可能性や、インフレ、食糧危機、気候変動といった問題のなどが議論…

自説を吹聴する首相は、ルビコン川を渡りたいのか

首相がG7各国を訪問しています。伝わるニュースは、安全保障関連や中国を念頭にした自衛隊との共同訓練などなど。その執着ぶりがうかがえます。 平和維持のためなのでしょうか。そうであるなら、もう少し違ったアプローチがあってもいいのではないかと思えま…

【アベノミクスを学ぶ】これから日本はよくなることはあるのだろうか

現状維持もいいのでしょうが、それよりはこの先にワクワクするようなことがある方が精神的には健全でいられるのではないでしょうか。期待とか希望は大切なことのような気がします。 型通りにいってしまえば、今の自分を知って、明日に活かすことができれば、…

日本では「ありがとう」の声が聞こえない、なぜ豊田社長はそう嘆くのか

自動車関連5団体が1月5日、東京都内のホテルで賀詞交歓会を開き、日本自動車工業会の会長を務めるトヨタ自動車社長の豊田章男氏のコメントが発表しました。 「毎年恒例ですが、年が明けると、春闘の話題が盛り上がってまいります」と豊田社長は切り出し、賃…

危機感を募らせる商社、「買い負け」、ままならない食糧確保

日本の商社が食糧の買い付けにおいて、他国に「買い負ける」ことを危惧しているといいます。かつては日本より高値で買う国はなかったそうですが、2019年頃から風向きが変わりつつあるといいます。 鶏肉「中国はもっと高く買ってくれる」…買い負ける日本[世…

【どうする日本】目減りし続ける実質賃金、上昇し始める金利、忍びよる増税

昨年11月の物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比3.8%減少といいます。実質賃金の減少は8カ月連続になったそうです。 現金給与総額は11カ月連続で前年同月を上回っていますが、物価上昇のペースに賃金が追いつかず実質賃金はマイナスが続いているとい…

【異次元な国、日本】少子化対策に消費増税の声、国民を酷使するだけの政権与党

財務省が今月発行する10年ものの国債の「表面利率」を、0.5%に引き上げると発表しました。 これまでの2倍になるそうです。日銀の金融緩和策の修正で、市場の利回りが上昇していることを踏まえたことによるものといいます。 国債の「表面利率」0.5%に引き上…

【次は「異次元」の少子化対策】暴走する首相、過度な社会・企業への要求

正月休暇が明けると、またいつものように社会がまた動き出しました。首相は年頭の記者会見を行い、日銀総裁も発言し、企業トップは年頭所感を公表します。 黒田総裁は、世界経済の減速が予想されている中、日本経済は安定的な成長を続けるとの見通しを示し、…

【置いてけぼりの日本】募る焦燥感、ほど遠い再興

新春のテレビで、田原総一朗氏がお笑いジャーナリストのたかまつなな氏に向かって「だったらこの国から出て行け!」と激怒し、「この国に絶望的だったら出て行けばいい」と語ったそうです。 たかまつなな、『朝生』で激論の田原総一朗氏と笑顔 「仲直りしま…

歴史から知る日本の問題点、そこから学ぶ日本の行く先

外敵を異様におそれるだけでなく、病的な外国への猜疑心、そして潜在的な征服欲、また火器への異常信仰(出所:「ロシアについて 北方の原形」司馬遼太郎 文春オンライン 司馬遼太郎さんは、著作「ロシアについて 北方の原形」で、ロシアをこう評したといい…

【初春2023年】新たな年への期待とは裏腹な厳しい予測、現実化しそうな日本衰退

2023年を迎えました。今年が良い年であって欲しいものです。新年になって人心が一変すればいいのでしょうが、それも期待できず、昨年同様厳しい1年になるとの大方の予想のようです。世界は多方面で急速に変化し始め、この先どこに向っていくことなるのでしょ…