「論語を現代に活かす」 時代を超えて読まれた名著

未来はすべて次なる世代のためにある

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

暴挙とロシアを誹る首相、人はなぜ常軌を逸してしまうのだろうか

夜が明け、新しい朝を迎えると、争いが終結していないかと願うが、日に日に悪化しているようで憂うばかりである。そうはいえども、ウクライナのゼレンスキー大統領はベラルーシ国境沿いで「前提条件なし」の交渉に応じる用意があると発表したそうだ。 プーチ…

追い込まれるロシアとしたたかな中国

ロシアとウクライナの戦争が連日ニュースとなって流れている。こんな怖ろしく、悲惨な現実が進行していることが信じ難い。 ロシア軍が1都市制圧と報道、首都キエフではミサイル攻撃 | ロイター ロシアは、無差別に殺傷する兵器「クラスター弾」を使用してい…

拡がる抗議、反戦の声、ハッカー集団までも、ロシアは一体何を欲しているのだろうか

ロシアの蛮行に抗議する声が拡がっているようです。大坂なおみさんはじめスポーツ選手を声をあげ、FIS国際スキー連盟も、今後ロシアで開催予定のワールドカップ(W杯)6大会を全て中止するか、代替地での開催に切り替えると発表したといいます。 国際スキ…

見たくない光景、大きな迷惑とロシアの「義」

ロシアは「平和維持」を大義に掲げ、ウクライナに侵攻した。欧米諸国はそれを「でっち上げ」という。 紛争、争いが起きるたびに、「義」の危うさを感じる。 プーチン大統領は昨年7月に、「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性」という論文を発表した。これ…

コロナ渦、気候変動、国境紛争を憂う62歳になられた天皇のお言葉

天皇陛下が62歳の誕生日を迎えられ、この1年を振り返られた。 新型コロナ: 「脱炭素社会の実現を」 天皇陛下、誕生日会見全文: 日本経済新聞 今なお続くコロナ禍、長く困難な状況が続いているが、今しばらく、誰もがお互いを思いやりながら、痛みを分かち合…

なぜ孤立の道を選ぶのか、パーパスの使い方を違えるロシア

パーパス経営が問われる時代になっているといわれます。さらに進んで最近では個人のパーパスも問われているそうです。 「パーパス」とは、一般には、望む目的や目標、狙い、存在などの理由や意義、意味、目標に向かう決意、決心などと訳されます。ビジネスに…

育たぬ人財、問題ばかりの電機メーカ、東芝はブランドを守れるか

総合電機メーカ、かつては世界をリードした企業たち。しかし、いつしかその名声は失せ、日本が凋落していくの一因を作ったのかもしれない。 その総合電機メーカがまた様々な問題を起こしている。東芝の会社分割、ベンダーロックイン問題、三菱電機の品質不正…

【ネット社会とノイズ】生きにくさと子どもの将来

冬のオリンピックが終わってしまいました。日本人の活躍に興奮し、頑張ったけどメダルに届かなかった選手の努力に感動したりしました。 しかし、目を転じれば、コロナ禍は未だ収まらず、遠い国境では緊張が続いたままです。長引くコロナ渦が世代間対立の種に…

ドーピング疑惑、緊張高まるウクライナ、ロシアはなぜ問題を起こそうとするのか

緊張高まるウクライナ、バイデン米大統領が、プーチン大統領がウクライナに侵攻する「決断を下した」との見解を示したといいます。 一方、オリンピックは女子フィギュアスケートのドーピング騒動で揺れたままです。

旧日産系自動車部品メーカ大手の「マレリ」が経営危機、再建はあるのか

オリンピックでは日本人選手が活躍し、連日のメダルのニュースに心が躍らされます。その影では、活躍できなかった選手もいる訳で、悔しい思いをしているのでしょう。それでも、小平奈緒選手がレース後にインタビューに答える姿を見て、感動をありがとうと声…

花王製品の一部を販売中止としたはずのオーケー、取り扱いを再開するのか

スーパー大手のオーケーが、花王製品145品目の取り扱いを1月31日から中止していたが、取り扱いの再開を検討すると発表したという。顧客の要望の応じてが理由のようだ。 花王製品の販売再開検討 スーパーのオーケー、顧客要望で | 共同通信 取り扱い中止は、…

涙の女子団体パシュート、感動をありがとう

女子団体パシュート決勝戦、悔しさは残りますが、感動的な素晴らしいレースでした。高木菜那選手にエールを贈りたい、そう思わずにいられません。 なぜ金メダル目前で高木菜那“転倒”の悲劇が起きたのか…氷上にあった”溝”と諸刃の剣だったパシュート新戦術(Y…

なぜ上場企業が不正を犯すのか、続く不祥事、消滅する大塚家具から学ぶこと

上場企業での不祥事が立て続けに報道されています。日本M&Aセンターに、アジャイルメディア・ネットワーク。 守ることができない「法令遵守」。「コンプライアンス」、どこ吹く風ということでしょうか。 ネット関連会社元CFO、5千万円着服した疑い 自身の会…

あさりの産地偽装は根絶できるか、なぜ人は自分の能力を不正に利用するのか

繰り返される産地偽装、あさりの産地偽装問題が発覚した。とんでもない量のあさりの産地が偽って出荷されている。守るべきことを悪用し、自分だけのことを考え、他者、消費者への信頼を裏切る。こうしたことが蔓延していないかと危惧を覚える。 アサリの産地…

冬季オリンピックで感じること、強いものはシンプルで美しい、女子パシュート他

冬季オリンピックで盛り上がる中、遠い国の国境で軍事的緊張が続いています。そうはいえども、オリンピックで活躍する選手たちを見ていると、興奮し、感動します。 羽生結弦選手の結果は残念でしたが、あのフリーの「天と地と」をみて、フィギュアスケートに…

基本給を上げる米アマゾン、努力は報われることのない日本なのか

米アマゾンドットコムが、事務職や技術職などを対象にした社員の基本給を年35万ドル(約4000万円)に引き上げるといいます。米国労働市場で需給が逼迫、採用競争力を高め、他社への人材流出に歯止めをかけるといいます。 一方、日本では警備会社大手のALSOK…

テレビ朝日の社長辞任劇、見境のない公私混同ぶり

テレビ朝日の亀山慶二代表取締役社長が辞任した。 報道によれば、昨年8月以降、東京五輪番組スタッフが飲酒を伴う宴会後に負傷するなど、スポーツ局の社員による不祥事が連続して発覚したことについて、業務監査・検証委員会が調査した結果、スポーツ局統括…

物言う株主、セブン&アイに改革を求める、祖業イトーヨーカ堂はどうなるか

東芝やセブン&アイが、物言う株主、アクティビストに振り回されているように見えてしまう。しかし、アクティビストの主張にも一理はあるのだろう。 米アクティビストのバリューアクト・キャピタルが、セブン&アイ・ホールディングスのガバナンス改革を求める…

絶滅危惧種もNFTになって販売される現実、この先NFTで価値もつものは何であろうか

WWF 世界自然保護基金の英国支部が、13の絶滅危惧種のNFTデジタルアートが販売中という。「Non-Fungible Animals」(NFA)と呼ばれるNFT(非​代替性トークン)だそうだ。 WWF、絶滅危惧種のアートをNFTに--現存数と同じ数だけ限定販売 - CNET Japan 1各NFAの…

始まれば気になるオリンピック、その影で高まる緊張

オリンピックが始まって、日本人選手が活躍すれば、やはり喜ばしく、誇らしいものです。 始まる前までは、なにやらきな臭く、あまり興味を感じなかったものが、スキージャンプの小林 陵侑選手の金メダルで、にわかに興奮し、フィギュアスケートのチームジャ…

10万人を超えた新規感染者数、見通せないこの先に募る不安

10万人、ついに新型コロナの1日の新規感染者数が大台を超えました。沖縄などではピークアウトし、もうしばらくの我慢かと思っていたのですが、連日増と聞くと少々不安を覚えます。弱毒性でありながら、その感染力でじわじわと侵蝕していく。そればかりでなく…

時間の浪費、金食い虫の「アベノマスク」

一度問題になると、いつまでもずるずると引きずるものなのでしょうか。 いわゆるアベノマスク騒動が一向に収まる気配がありません。 アベノマスク配送料10億円? 廃棄なら6千万円…政府試算|【西日本新聞me】 ただ捨ててしまうよりは、有効活用しようとする…

信用を失いつつある口コミサイト、信頼回復はあるのか

時が経てば、新しいものも陳腐する。常にアップデートの作業が求められる。あたり前のことなのだろうけれど、上手くいっているときは、往々にして忘れがちになったりする。 陳腐化する口コミビジネス 「グルメサイトは利用者が多い一方、点数やランキングを…

熊本県産天然活きアサリが出荷停止に、産地偽装を根絶できるか ~ 炉辺閑話 #101

熊本県産のアサリにおいて産地偽装の疑いがあるとして、熊本県は「県産アサリ緊急出荷停止宣言」を行い、出荷を停止すると発表しました。 この出荷停止措置により、熊本生産活きアサリは、2月11日以降、市場から姿を消すそうです。 西日本新聞によれば、生産…

保守の論客逝く、故石原氏が遺してくれたもの ~ 炉辺閑話 #100

石原慎太郎氏が89歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。 歯に衣を着せず、時に過激な発言、保守派の論客。 都知事時代には、ディーゼル車から排出される煤を振りまいて、ディーゼル車の排ガス規制に取り組み、また、尖閣諸島を東京都が買い取る意…

なぜ企業の不正は続くのか、東レまでも、樹脂の燃え難さを証明するUL認証を不正取得

2月に入り、暖かい春が待ち遠しくなります。とはいえ、まだまだ寒い日が続くのでしょうか。関東地方では雨も少なく、このところ乾燥が続いています。 そんな中、またも「検査不正」とのニュースが流れています。プラスチックスや繊維などを製造販売する東レ…